銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

乙女座殺人事件

2009-01-29 02:08:06 | あ行
今宵の友は1989年制作の「乙女座殺人事件」
11人の女性が青いリボンで絞殺されるという連続殺人事件を復職した頭脳派の名探偵が解決に導いていくミステリー・サスペンスに、ちょっとしたラヴ・コメディを混ぜて仕上げた作品。原題“THE JANUARY MAN =1月の男” が何故この邦題になったかは終盤で判るが、納得は・・・?w

大晦日のNYで連続絞殺事件11人目の犠牲者が発生する。被害者は市長の娘バーナデット(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)の友人だった為、一歩間違っていたらと考えた市長は、市警本部長の弟で腕利きではあるが2年前の収賄事件で退職したニック(ケヴィン・クライン)の復職を命じる。条件付でNY市警に戻ったニックはまず最後の被害者の友人であるバーナデットに近づいて・・・という展開。

意外と言っては失礼だが、ちゃんと謎解きもし、ラヴ・ロマンスも入れ、コメディタッチを散らしてあるなかなかの作品。ま、謎解きは強引と言えば強引だけどw 全体的に片意地張らず、軽いノリで、楽しんで観られる作品なのにマイナーなのは残念。
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