銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

海底2万マイル

2006-12-31 01:32:19 | か行
今宵の友は1954年制作の「海底2万マイル」
原作はSF小説の始祖ジュール・ヴェルヌ。潜水艦や動力が電気であるなど、100年も昔に考え付くとは凄いの一言。それをディズニーが映画化した作品。

19世紀半ば、世界各地の海で謎の怪物による船の沈没事故が続発していた。多くの船主や船乗りは恐れをなし欠航が相次いだ。そこで米政府が調査船を出し、その実態調査を開始。そして姿を見せた怪物の正体は、超巨大潜水艦であった。客とも囚人ともつかぬ立場で同船したアロナクス教授や銛打ちネッドを巻き込み、ノーチラス号は航海を続けていく、という展開。

地上での争いごとを憎み、海中に理想郷を求めたネモ船長という存在があり、彼がいることで超巨大潜水艦ノーチラス号が存在する。ここが話の鍵となり、単なる海洋冒険物語とは異なった趣を醸し出している。しかし30年以上前なのにこの映像とは圧巻だ。巨大イカなんて凄過ぎw
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