美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

「菊谷」再び

2007-10-17 | 蕎麦
やっと秋晴れと言うほどではないですが、晴れ間が戻ってきたと言う感じですね。
天高く馬肥ゆる秋といいますが、今年は馬が肥ゆるほど天が高くなかった今までです。
そろそろ紅葉のピークも南下してくるので、秋晴れの週末を期待する方も多いと思いますが。
この週末も予報ではイマイチな様子です。


さて、久し振りに隣の駅の近くにある「手打ちそば 菊谷」さんに行ってきました。
近いのに前回の訪問から半年も経ってしまって…

 

久し振りに潜る暖簾の横には…新そばですね。
産地は何処でしょうか?
期待が膨らみます。



縦に細長いお店は入ってすぐ左にカウンターで6席ほど、その中が厨房になってます。
前回は2人だったのでカウンターにしましたが、今回は4人なのでテーブルにさせてもらいました。
奥に4人掛けのテーブルが2つあり、そのさらに奥に打ち場があります。


  

今の所ご主人一人で仕切られているのでメニューは多くはありませんが…
元利き酒チャンピオンのご主人ですのでお酒に対する拘りもたいへんなもののようで。
蕎麦前の料理や酒の肴も中々なようで、酒好きの皆さんの間での評判もかなり高いようです。



サービスで出された「揚げ蕎麦」です。
とても香ばしくカリッ!と揚っていて、蕎麦の甘味がよく分かります。
こんなので「巣篭もり」なんていうのも美味しそうです。



これはオバァチャンの「ぶっかけ」。
タップリの辛味大根に揚げた葱に削り節と海苔がのせられています。
薄口の汁をかけて頂きますが、薬味の葱味噌が凄く美味しくて。
しっかり辛い大根卸しと揚げ葱の甘味が、薄口の汁によくあっています。



トォサンとカァサンは「唎き蕎麦」です。
1枚目は「二八(にはち)」です。
北海道の蕎麦と言うことですが産地は聞きそびれてしまいました。
きりっとした細い蕎麦は相変わらず繊細な見た目と、しっかりしたコシのある仕上がりで。



そして2枚目は「十割(じゅうわり)」。
北海道は鹿追の蕎麦だそうです。
見た目にも緑がかった蕎麦にはそのまま手繰るととてもいい香りが口に広がります。
そして辛目の汁に少しだけつけて頂くと、これがとても甘い蕎麦の味で。

二八と同じような繊細な仕上がりの十割ですが、こうして食べ比べると違いがよく分かります。
「お子様二八」の坊ちゃんにも少し分けてあげると…
「ウン、甘い甘い!」と言って食べていましたが、ホントに分かってるのかな?

帰りがけにお店の入り口の引き戸の横にある電動と、いくつかの手廻しの石臼を見て不思議そうなので。
「これでお蕎麦を粉にするんだよ」というと「フゥ~ン」と。
そのうちどこかで挽くのも体験させてあげられればと思います。
小さい石臼でも買うとなるとそれなりにしちゃいますからねぇ。

そろそろ新蕎麦も出回り始めたようですので、宿題になっているこちらのお店とかこちらのお店
そして移転されてからなかなか伺うチャンスがなかったこちらのお店
それからお山でも評判のこのお店このお店にも行ってみたいです。









『今日の山猿君』

突然パタパタと階段を上がってきた猿君。
書斎に入ってきたと思うとトォサンに向かって足を出して…

「絆創膏貼って!」

って、もう瘡蓋(かさぶた)になっているあの傷だからねぇ。
もう貼らなくてもいいんじゃないの?

貼るのが好きなのは分かるけどねぇ…



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