EXEのハーネスの特徴である二つのバックルが良く分かると思います。
向こう側、下部のバックルは、最近、世界の流れでは、より上側にズラして取り付けられるようになっています。
この理由は、ランディング時に体を起こすと同時に体がズリ下がり、ファスナーが自然に開いて、体より起きるようになるためです。
もちろん、EXEでは一通りの実験は全て行っているため、このくらいのことは十年以上前に発見はしていました。
しかし、ランディング時のみならず、テイクオフ時もどうしてもファスナーが開いてしまい、閉めるのが面倒、あるいは、ランディング時にファスナーが開いて気持ちが悪い等の評価がお客様よりあったため、ファスナーがあまり開かないように、現在としては下の位置に取り付けています。
このようなことをしても、もともと、EXEのハーネスはVGF機構(ホームページ参照)により、他社のハーネスよりも起き上がりについては性能的に優位なため、あえて、お客様にとって違和感のあるバックルの位置、つまり、ファスナーがテイクオフ、ランディング時に開いてしまうような位置にすることは避けるようにしています。