ここで本体の方はしばらく置いおいて、ハーネスの付属品の製造の方をご紹介します。
まずは、テールの荷物入れ。
この部品については、弊社は他社にない特徴を持っています。
他社の取っている方法は、プラスティック製を使ったり、グラスファイバーで作ったり、発泡剤で作ったり等していますが、どれも「型」が必用な方法であり、コストがかかります。
更に、型の値段が高いため、皆サイズが一つしかなく、後に形を変更することが困難です。
そこで考えたのが、この方法です。
市販のプラスティック板を、荷物入れの形に裁断し、それを曲げる方法。
袋状の物に突っ込んでしまえば、見事に整った形になり強度もあります。
丁度、紙コップが、実はとんでもない強度があるのと同じ理屈です。
この方法だと、形状の変更が容易なため、いろいろなサイズが作れ(弊社は3サイズあります)後に形状の変更も簡単に出来ます。
とても良い方法と思うのですが、他社はまだ使わない(気がついていない)様です。
写真はそのプラスティックを裁断したところ。
面白い形ですが、これを曲げるとテールの荷物入れになります。