飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

薪ストーブの分解、整備!その2

2019-06-17 20:43:36 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
前回分解した我が家の薪ストーブ「アクレイム」。

今回はその組み立てです!


まずは前回の分解で、変形していたことが分かったアッパーファイヤーバック…。

この部品。ストーブの上部にあり、ダンパーという開閉扉が付いた部品なのですが…。

バーモントキャスティングス社独特のものでもありますが、結構傷みやすい部品でもあるようです。

幸いダンパーのドアは大丈夫だったため、そのダンパードアを新しいアッパーファイヤーバックに移植です!



組みあがったアッパーファイヤーバックをストーブ本体に組み付けますが…。

この組付け方が面白い!

実はアッパーファイヤーバックの部品は、左右でボルト2本だけでストーブ本体に組み付けられていますが…。

上の写真でもわかるように、ボルトが入る場所が、「ボルト穴」ではなく、「ボルト切かぎ」になっています。

この「穴」ではなく「切かぎ」なのがミソ!

最初このストーブをバラしたとき、なんのためにこのようになっているのか、その理由が分からなかったのですが…。

この構造が、さすがは老舗のバーモントキャスティングス社!と、納得してしまいました!

まず、アッパーファイヤーバックは10キロ以上はありそうな重い部品…。

こんな重い部品を片手で持ち上げながらネジ穴を合わせて、もう片方の手でボルトを入れるなんて至難の業!

でも…。

ボルト穴ではなく「切かぎ」になっていると…。

片方のボルトをまず先に入れておき、それにアッパーファイヤーバックの片方の切かぎをひっかけて、もう片方のボルトを入れれば、アッ

パーファイヤーバックを持ち上げる力が半分ですみ、楽にボルトを入れることが出来るのです!

これに気づいたときは、さすがはバーモントキャスティングス社と思いました!



内部のガスケットをすべて新品に交換します。

そして、ストーブトップを取り付けるときは、通常ストーブセメントで接着しますが…。

いつもお世話になっている薪焚亭さんに教えていただいた、ガスケットを使う方法にて組み立てました。



前回もこの方法で組み立てていましたが、今回ここまでメンテナンスすれば、次にストーブトップを外すのは3年後くらいになりそうなので、ついでに

新しいものに取り換えておきました。

これで二日ほど置けば、ストーブセメントも落ち着くので、再び火を入れることが出来ます。

…。

…。

で、たまたま梅雨寒で気温が下がったので…。という口実で、結局我慢できずに焚いちゃいました!



ちょっと「慣らし」のつもりで焚いたのですが…。

結局連日焚くことになってしまい…。

夏前にして慣らしが完全に終わってしまいました!





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