もう6シーズン使った我が家の薪ストーブ「アクレイム」。
昨年は、とうとう薪ストーブのオーバーホールを自分で行ってみました。
自分で全部バラしてみると、いろいろなことが分かってくるもんです。
そんななかでも、今後のメンテナンス性を向上させるため、ストーブトップをガスケット化する改造を、是非試してみたくなりました。
このストーブトップのガスケット化は、いつも薪ストーブでお世話になっている薪焚亭さんがあみ出した手法です。
本来、我が家の薪ストーブのメーカー、バーモントキャスティングス社の薪ストーブは、ストーブトップ部分が「耐熱セメント」で接着されています。
しかし、ストーブトップ部分がセメントで固定されていると、いちいちこのセメントを壊してトップを外す必要があり、メンテナンスがとても面倒で、コストがかかるものになってしまうんです。
ストーブトップをガスケット化しておけば、比較的簡単にこの部分を外すことができ、メンテナンス性がグッと向上するんです!
さて、薪ストーブをバラす前に、まずは煤や灰で回りが汚れないように、炉台周りを養生しておきます。
我が家の「アクレイム」は、板状の鋳物を耐熱セメントで接着することで組み立てられています。
ストーブトップはストーブの底板と、長いボルト「タイロッド」で4辺つなぎ留められており、ストーブトップを外すには、ストーブ底板のボルトを外せば良いのですが…。
そのままこのボルトを外してしまうと、部品の重み等で、他の耐熱セメントが割れてしまうので、ベルトでしっかりと耐熱セメントが割れないように縛っておかないといけません。
その時、今回の作業で外す予定の「タイロッド」は、かわすようにその内側にベルトを通しておきます。
そんな前作業をして置いた後、いよいよストーブ底部のボルトを全部緩めて、ストーブトップを外します。
ちなみに、このとき、ドアやサイドパネルも外しておきますが、アクレイムの場合、左側のサイドパネルが、ストーブトップを外さないと取れてくれない構造になっているため、その部分はサイドパネルの内側にベルトを通して、余計な耐熱セメントが
壊れないようにしておく必要があります。
さて、とれたストーブトップについている、耐熱セメントを全部きれいにはがして、いよいよガスケットを貼り付けます。
このガスケットは、薪焚亭さんに教えてもらい、7/16サイズのものを使用しましたが、ピッタリな感じでとてもしっくりきました。
目的のストーブトップのガスケット化も終わり、ついでにストーブ内部を一通り点検。
トップローディングのガスケットが痛んでいたんで、これも交換しておきました。
今回は他のガスケットは交換しませんでしたが、次のシーズンでは、内部のガスケットはすべて交換しなければいけないでしょう。
ストーブトップを取り付けて、ボルトを締めて固定。このとき、やはり気密を保つためにも車のホイールと同じように、対角線でボルトを締めていったほうが良いと思います。
また、締め付けトルクも、ほどほどにしておいたほうが良いと思います。
基本的には、ガスケットや耐熱セメントで気密を保ってくれるはずです。
組みあがった我が家の「アクレイム」。
半日ほどで作業は終了しました。
さて、これでこのシーズンのストーブメンテナンスも終了。
次のストーブシーズンが楽しみです!
昨年は、とうとう薪ストーブのオーバーホールを自分で行ってみました。
自分で全部バラしてみると、いろいろなことが分かってくるもんです。
そんななかでも、今後のメンテナンス性を向上させるため、ストーブトップをガスケット化する改造を、是非試してみたくなりました。
このストーブトップのガスケット化は、いつも薪ストーブでお世話になっている薪焚亭さんがあみ出した手法です。
本来、我が家の薪ストーブのメーカー、バーモントキャスティングス社の薪ストーブは、ストーブトップ部分が「耐熱セメント」で接着されています。
しかし、ストーブトップ部分がセメントで固定されていると、いちいちこのセメントを壊してトップを外す必要があり、メンテナンスがとても面倒で、コストがかかるものになってしまうんです。
ストーブトップをガスケット化しておけば、比較的簡単にこの部分を外すことができ、メンテナンス性がグッと向上するんです!
さて、薪ストーブをバラす前に、まずは煤や灰で回りが汚れないように、炉台周りを養生しておきます。
我が家の「アクレイム」は、板状の鋳物を耐熱セメントで接着することで組み立てられています。
ストーブトップはストーブの底板と、長いボルト「タイロッド」で4辺つなぎ留められており、ストーブトップを外すには、ストーブ底板のボルトを外せば良いのですが…。
そのままこのボルトを外してしまうと、部品の重み等で、他の耐熱セメントが割れてしまうので、ベルトでしっかりと耐熱セメントが割れないように縛っておかないといけません。
その時、今回の作業で外す予定の「タイロッド」は、かわすようにその内側にベルトを通しておきます。
そんな前作業をして置いた後、いよいよストーブ底部のボルトを全部緩めて、ストーブトップを外します。
ちなみに、このとき、ドアやサイドパネルも外しておきますが、アクレイムの場合、左側のサイドパネルが、ストーブトップを外さないと取れてくれない構造になっているため、その部分はサイドパネルの内側にベルトを通して、余計な耐熱セメントが
壊れないようにしておく必要があります。
さて、とれたストーブトップについている、耐熱セメントを全部きれいにはがして、いよいよガスケットを貼り付けます。
このガスケットは、薪焚亭さんに教えてもらい、7/16サイズのものを使用しましたが、ピッタリな感じでとてもしっくりきました。
目的のストーブトップのガスケット化も終わり、ついでにストーブ内部を一通り点検。
トップローディングのガスケットが痛んでいたんで、これも交換しておきました。
今回は他のガスケットは交換しませんでしたが、次のシーズンでは、内部のガスケットはすべて交換しなければいけないでしょう。
ストーブトップを取り付けて、ボルトを締めて固定。このとき、やはり気密を保つためにも車のホイールと同じように、対角線でボルトを締めていったほうが良いと思います。
また、締め付けトルクも、ほどほどにしておいたほうが良いと思います。
基本的には、ガスケットや耐熱セメントで気密を保ってくれるはずです。
組みあがった我が家の「アクレイム」。
半日ほどで作業は終了しました。
さて、これでこのシーズンのストーブメンテナンスも終了。
次のストーブシーズンが楽しみです!