あわら病院 放射線科で、日立製16列CT装置ECLOSが、6月から稼働しています。
従来装置の2列から新しく16列になりました。○○列とは検出器の数を表しています。
16列CT装置では、体の周りを検出器が1回転するたびに16枚のデータを収集して画像を作ります。
装置が新しくなって、撮影時間が短縮、画質が向上、そして広範囲の撮影が正確に出来るようになりました。
新装置の特長を簡単にまとめました。
従来機に比べ、撮影時間が約1/3に!
3D(立体画像)やMPR(任意の角度での画像)などの画像作成が可能!
大動脈・静脈など広範囲における血管撮影が可能!
付属の大腸仮想内視鏡像の機能と大腸内視鏡検査の併用で、診断がより確実に!
装置全景
大腸仮想内視鏡
下肢動脈像
任意断面像
従来の装置と比べ、性能が飛躍的に向上しました。
さらに遠隔画像診断により、翌日には放射線科専門医の画像報告書も出来ます。
当院では随時CT検査を行っています。
CTの委託検査も対応していますので、地域連携室までお問い合わせください。
新しいCT装置をよろしくお願いします。