昨晩、仲間内の勉強会に参加しました。
不定期ですが大学の専門医に来ていただき、皆で悩んでいるケースを検討してもらいます。
特に専門医や専門施設に紹介するべきなのか?の判断が難しいところです。
正直なところ、わかりにくい病態の動物たちも中にはいるのですね。
こちらの病院でしなくてはならないケースを東京あたりまで紹介しても無駄ですし、逆に紹介するべきケースを囲い込んでもいけまんよね。
先日吐きと下痢でいらした馴染みのレトリバー、血液検査で異常ありませんでしたが、エコー検査で肝臓の右側に低エコー病変(黒く写る)が確認されました。
小さい病変でも無視できない場合がありますので、CTの撮影をおこないました。
エコーで写った病変は外側右葉という部位に確かにありました。
切除するには難しい領域なので、専門医にCT写真を診ていただきました。
肝臓の病変に目が向いていましたが、専門医は胃に何かあると思われると指摘してきました。
確かに胃の壁が厚くなっており造影剤で増強されていました。
腫瘍とは言い切れないが、かなり疑わしいので先生の病院で胃の全層生検をしてください、とのご指示でした。
見逃しが生じなくてよかったわけですが、話が難しくなってしまいました。
飼い主さんとは詳細な打ち合わせが必要になりました。
でも何とか早く診断を確定して、治療に結びつけたいものです。
大きい犬ですので、ちょっと大変そうです。
開腹による胃の検査ほうは全然心配していませんが、問題は肝臓・・・。
左に比べて右側は手術の難易度が高いのです。
当院は最善の道を探すのがポリシーですから、一番適切な方法を考えています。
どうしてあげるのがベストなんだろう・・・?
不定期ですが大学の専門医に来ていただき、皆で悩んでいるケースを検討してもらいます。
特に専門医や専門施設に紹介するべきなのか?の判断が難しいところです。
正直なところ、わかりにくい病態の動物たちも中にはいるのですね。
こちらの病院でしなくてはならないケースを東京あたりまで紹介しても無駄ですし、逆に紹介するべきケースを囲い込んでもいけまんよね。
先日吐きと下痢でいらした馴染みのレトリバー、血液検査で異常ありませんでしたが、エコー検査で肝臓の右側に低エコー病変(黒く写る)が確認されました。
小さい病変でも無視できない場合がありますので、CTの撮影をおこないました。
エコーで写った病変は外側右葉という部位に確かにありました。
切除するには難しい領域なので、専門医にCT写真を診ていただきました。
肝臓の病変に目が向いていましたが、専門医は胃に何かあると思われると指摘してきました。
確かに胃の壁が厚くなっており造影剤で増強されていました。
腫瘍とは言い切れないが、かなり疑わしいので先生の病院で胃の全層生検をしてください、とのご指示でした。
見逃しが生じなくてよかったわけですが、話が難しくなってしまいました。
飼い主さんとは詳細な打ち合わせが必要になりました。
でも何とか早く診断を確定して、治療に結びつけたいものです。
大きい犬ですので、ちょっと大変そうです。
開腹による胃の検査ほうは全然心配していませんが、問題は肝臓・・・。
左に比べて右側は手術の難易度が高いのです。
当院は最善の道を探すのがポリシーですから、一番適切な方法を考えています。
どうしてあげるのがベストなんだろう・・・?