下垂体巨大腺腫でクッシング症候群のワンちゃん・・・。
クッシング症候群の合併症である膵炎の管理で点滴していたら、
少しずつ貧血が進行してしまい、昨日から輸血を開始しました。
クロスマッチ検査をして、うちのナナちゃんから患者のナナちゃんへ、
ラブの雑種からチワワへの輸血です。
昨日と今日でゆっくり輸血を入れた結果、少し元気が出てくれました。
電解質(Na,K,Cl)の管理の他に、マグネシウム濃度やら炎症の管理に加え、
重度の心臓弁膜症や椎間板ヘルニア、膵炎・・・。
全てのバランスを考えなくてはなりません。
私は麻酔学にとても興味があるのですが、これらは麻酔前管理と考えれば当然です。
手術にもっていくための麻酔管理・術前管理は、究極の内科です。
放射線治療が計画されていますが、犬猫の放射線治療には麻酔による
「不動化」
が必要なんです。
結局、麻酔をかけることになるので、今から術前管理している感覚ですね。
東京の獣医大学へ送り込むその日まで、(入院かどうかは別にして)
なんとかして状態を少しでも上げていきたいと考え、智慧を総動員しています。
クッシング症候群の合併症である膵炎の管理で点滴していたら、
少しずつ貧血が進行してしまい、昨日から輸血を開始しました。
クロスマッチ検査をして、うちのナナちゃんから患者のナナちゃんへ、
ラブの雑種からチワワへの輸血です。
昨日と今日でゆっくり輸血を入れた結果、少し元気が出てくれました。
電解質(Na,K,Cl)の管理の他に、マグネシウム濃度やら炎症の管理に加え、
重度の心臓弁膜症や椎間板ヘルニア、膵炎・・・。
全てのバランスを考えなくてはなりません。
私は麻酔学にとても興味があるのですが、これらは麻酔前管理と考えれば当然です。
手術にもっていくための麻酔管理・術前管理は、究極の内科です。
放射線治療が計画されていますが、犬猫の放射線治療には麻酔による
「不動化」
が必要なんです。
結局、麻酔をかけることになるので、今から術前管理している感覚ですね。
東京の獣医大学へ送り込むその日まで、(入院かどうかは別にして)
なんとかして状態を少しでも上げていきたいと考え、智慧を総動員しています。