最近、心臓に持病がある患者さんの急変が目立ちます。気候の変動なども関与しているのでしょうが、先週は立て続けに急変した患者さんの対応に追われました。気をつけていても起こりうるのでしょうが、早めにご相談いただけたらと思います。人間の目で見て、様子がおかしい場合は、すでに進行している場合が多いのです。症状が言えない・話せない動物たちの代弁者になっていただけたら、と考えています。
4月から新人獣医師の大塚崇史先生が着任しました。筋師先生の後輩にあたります。東大卒で学生時代は外科の研究室で麻酔の研究をしていたそうです。臨床は初めてでありますが、長い目で育てていただけたら、と思います。新年度からは獣医師4人体制で診療して参ります。皆さん、よろしくお願いいたします。
おかげさまで当院は3月24日に、移転して一周年を迎えました。診療しながらの移転作業がつい昨日の事のように感じます。この一年間は火曜日も含めて、獣医師が完全に不在という日は一日もありませんでした。年中無休だった、ということですね。移転前は学会などがあると、臨時に休診させていただいたりしておりました。田中先生や筋師先生たちと協力しあい、年中無休状態を達成できました。ちまたには、看板に年中無休と名乗っておきながら臨時休診する、ふざけた病院も散見されます。完全に年中無休とは宣言できませんが、無休状態を維持できるよう、最大限の努力をしていきたい、と考えています。