遠方から、体調不良のため久しぶりに来院したワンちゃんが今日から入院しています。
3月中旬から体調が悪かったようです。
近所の獣医さんに行っていたそうですが、
全く検査なし・・・
抗生物質の注射と投薬だけされていた、とのことでした。
それでも、治ればよかったんですけどね・・・。
とうとう治らないことがわかり、当院に連れてきてくれました。
血液検査の結果・・・
かなりこじれた膵炎でした。
CRP値は上限吹っ飛び、低たんぱく・低アルブミン血症で、腹水も貯まっていました。
エコーでは胆泥があり、黄疸まで出ていました。
幸い、DIC:播種性血管内凝固症候群:には至っていませんでした。
基礎疾患に、クッシング症候群がないか確認中です。
診療では、なんでもかんでも検査をすればいい・・・
というものではありませんが、
何も考えずに、「注射だけしていればいい」、という診療は、
動物の命を預かる獣医師として、「いかがなものか?」と思います。
検査結果によっては、血漿輸血を考えています。
プロの獣医師として、全力を尽くすしか命を救う道はありません。
3月中旬から体調が悪かったようです。
近所の獣医さんに行っていたそうですが、
全く検査なし・・・
抗生物質の注射と投薬だけされていた、とのことでした。
それでも、治ればよかったんですけどね・・・。
とうとう治らないことがわかり、当院に連れてきてくれました。
血液検査の結果・・・
かなりこじれた膵炎でした。
CRP値は上限吹っ飛び、低たんぱく・低アルブミン血症で、腹水も貯まっていました。
エコーでは胆泥があり、黄疸まで出ていました。
幸い、DIC:播種性血管内凝固症候群:には至っていませんでした。
基礎疾患に、クッシング症候群がないか確認中です。
診療では、なんでもかんでも検査をすればいい・・・
というものではありませんが、
何も考えずに、「注射だけしていればいい」、という診療は、
動物の命を預かる獣医師として、「いかがなものか?」と思います。
検査結果によっては、血漿輸血を考えています。
プロの獣医師として、全力を尽くすしか命を救う道はありません。