7年連続虫歯最小県

　新聞やニュースに出ていましたが、12歳の子供での虫歯の保有率・治療経験率が7年連続で新潟県が全国最小だそうです。つまり全国一、虫歯が少ないことになります。これは本当に素晴らしいことです。
　歯科医でこの分野の専門家に聞いた話では、新潟県は以前から歯科疾患の予防に関して、大学・臨床家・行政の連携がうまく機能してきた歴史があるそうです。予防意識の高い親は、子供の虫歯管理にも当然注意を払うわけですね。ちなみに60％以上の子供で歯の治療経験がゼロ、という数値は虫歯ゼロの先進国・北欧に匹敵するそうです。新潟県すごいですね。
　フッ素塗布やフッ素洗口の安全性についていろいろ意見をいう方々・団体もあるようですが、リスクとメリットのバランスのように思います。虫歯予防にフッ素を使用するメリットがべらぼうに高いわけです。ちなみに犬では虫歯はきわめて稀な疾患で、猫では皆無とされていますから、フッ素を使用する理由はなさそうです。口の中の環境や食物の条件が全く異なっているからでしょうね。
　動物の医療でも予防が大切だと日々感じます。新潟県がフィラリア予防率全国一、なんかになれるといいですね。

会釈ができない？

会合があり東京に出ました。電車内や新幹線内で何度も感じたことは、席を出たり出口に迎う際に一声かけたり会釈をする方がとても少ないことです。日本人はどうしてしまったのでしょうか？美徳というか日本人のよいところが、一つ減ってしまったように感じました。