まるみのあっちこっち巡り

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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 軍艦島周遊

2016-11-18 00:29:16 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


にっぽん丸は島原湾を出ると天草灘、長崎半島を回り、
順調に航海を続けていました。







軍艦島を周遊するという船内放送、
キャビンの窓からでも見ることはできましたが、
カメラを持ってデッキに出ました。







3年前の5月1日に上陸しましたが、
条例により、見学施設以外は島内全域が立入禁止、
危険なので立ち入りのできない区域が多いです。
こうして見てみますとそれも分かるというものです。







「軍艦島」に上陸が解禁されたのは2009年、
それより前に報道関係者限定で特別に上陸が許可され、
荒廃が進む島内各所の様子をテレビで見てから
いつか軍艦島に行き、自分の目で見てみたいと思いました。







軍艦島の住人だったガイドさんのお話を伺えたのは、
貴重な時間でしたが、見学できるのはほんの一部に過ぎません。







1870年に石炭採掘が始まった島では、1974年まで操業。
明治期の生産施設の遺構や、そこで暮らした人々の建物の
約半数が残されているという無人島を周遊します。







まだ太陽が海を照らし、空を染めています。







サンセットを楽しめる時間帯でした。







そのタイミングで軍艦島を周遊できるように
速度を調整していたにっぽん丸。







外観が日本海軍の軍艦「土佐」に似ていることから
「軍艦島」と呼ばれるようになった正式名称は「端島(はしま)」

出炭量の増加につれ人口も増加、1916年には日本初の
鉄筋コンクリート造りの高層住宅が建設され、
最盛期には約5300人もの人々が住み、
世界一の人口密度にまで達した軍艦島。







3年前も軍艦島を周遊することになっていたのですが、
波も荒く、小さな船ですから周遊することができませんでした。

周辺の波は荒れやすく、気象状況により欠航することも多い
軍艦島上陸クルーズが催行されて良かったとは思っていたのですが、
思いがけず3年後に周遊が実現でき感謝の気持ちで一杯です。
しかも、海も穏やかでした。







明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、
石炭産業の構成遺産の一つとして
世界遺産の島になりました。

軍艦島を周遊した後は、本州を目指します。



長崎県長崎市

2016.5.1

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