新白河駅で新幹線を下車し、ランチをとり、
在来線の東北本線で白河駅を目指します。
SuicaやPASMOが使用できるようになり、
地方を旅しても便利になったと思う昨今ですが、
新白河駅では、切符を購入するのは現金のみです。
乗車時間は3分程なのですが、
運悪く1時間に1本しかない時間帯で、
ホテルに荷物を預けての出発となりました。
車なしでは生活できない地方の暮らしがわかります。
東北本線の上り本線は5番線、下りは8番線であり、
6番線は黒磯方面から、7番線は郡山方面からの
折り返しの列車が停車するのだそうです。
(図にあるように線路が切れています)
2017年度内に黒磯駅構内の架線が直流化され、
直流電化と交流電化の境目が黒磯駅 - 高久駅間に移設され、
701系などの交流電車が黒磯駅構内に進入できなくなったからとか。
行先を確認して乗車しないと、同じホームで行先が異なります。
車内の温度を快適に保つため、列車のドアを
ボタンで開け閉めできるようになっている車両です。
停車時間が長い路線で見かけますが、
周囲に配慮して開閉する必要があります。
切符を購入するのは、旅先くらいになり、
記念に写真を撮りたくなりました。
白河駅に到着したのは午後3時になってしまいました。
まあ、急ぐ旅ではないので・・・
白河小峰城を見学できれば、今日は良しとします。
白河駅周辺は城下町として栄えた白河市の中心部、
古い建物が多く残っています。
新幹線開業後は閑散としたローカル駅となり、
1日の乗降客数も年々減少、2018年度は624人。
「ステンドグラスのある赤瓦の屋根の大正ロマン漂う駅舎」として、
東北の駅百選に選定された趣のある白河駅です。
白河駅
福島県白河市郭内222
2019.9.14