第1・第3日曜日には、チェンバロ演奏、
第2・第4日曜日には、パイプオルガン演奏、
午後2時と3時の2回、各30分程ですが、
通常の入館料だけでコンサートが楽しめるのも
魅力の重要文化財 台東区立旧東京音楽学校奏楽堂。

コンサートに間に合うかギリギリの時間でした。
上野公園内では、イベントも行われていましたが・・・

屋内のコンサートは中止になっていました。
残念


平成25年4月から施設保存のため休館になり、
平成30年11月にリニューアルオープン。
リニューアルしてからは初めてなので、
撮影可能な場所は写真も撮っておきましょう。

パイプオルガンの仕組みがよくわかるものがあり、
触れて音を出すこともできます。

こうした事情があって上野公園内に移築された
旧東京音楽学校奏楽堂は、明治23年5月に
東京音楽学校(現東京藝術大学)の本館として建築され、
日本の近代音楽の礎を築いた多くの音楽家が巣立ちました。

かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、
三浦環が日本人初のオペラ公演でデビューを飾った由緒あるホール。
舞台正面のパイプオルガンは、大正9年に德川頼定侯が
イギリスから購入し、昭和3年に東京音楽学校に寄贈したもの。
いまでは世界でも珍しい空気式アクション機構の、
日本最古の貴重なコンサート用オルガンです。
柔らかな音色のパイプオルガンをこのホールで、
早く聴くことができたらと思います。
東京都台東区上野公園8-43
2020.2.23