近江八幡は、豊臣秀吉の甥豊臣秀次が築いた城下町。
近江商人の歴史を伝える街並みは、
今でも当時の面影が色濃く残っているようです。

この風景をドラマの中で見た方も多いはずです。
まるみも毎日欠かさず見ていました。
連続テレビ小説としては今世紀最高の視聴率を記録した
『あさが来た』で、はつが山王寺屋へ
嫁ぐ場面に登場しました。

八幡堀(はちまんぼり)は、戦国時代に造られた
滋賀県近江八幡市にある人工の水路です。
八幡堀の水運によって町は発展し、近江商人を生みました。
幅員約15メートル、全長6キロメートルに及びます。

近江商人の暮らしぶりにふれられる近江八幡市立資料館です。
五個荘の見学に時間を割き、近江八幡の観光時間が
短くなってしまいましたので
ここでの見学は省略しました。

観光のお得なチケットを購入しようとしたところ
「この時間からでは使い切れませんよ」と、
ご親切にも窓口で言っていただきました。
見学する場所も多い近江八幡です。

近江八幡の観光にはレンタサイクルが便利なようですが、
1月の観光にはやや不向き、駅からは新町通りを通るバスに乗車。
乗り場と時間も駅北口の観光案内所で教えてもらいました。

「青い目の近江商人」「天皇を守ったアメリカ人」とも称された
アメリカ生まれ、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家の
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏は、
ヴォーリズ合名会社(のちの近江兄弟社)の創立者の一人として
メンソレータム(現メンターム)を広く
日本に普及させた実業家でもあります。
彼が建築した数々の建物も近江八幡には残されていて
これらも見学したかったので、
いつの日か再訪することにしましょう。
滋賀県近江八幡市
2016.1.10