じゃ、僕の話をします。

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ススキノ「カンティネッタサリュ」で濃厚な夜。

2021-10-29 | イタリアン・フレンチ
ススキノのイタリアン、「カンティネッタサリュ」さん。

色々「解禁」されて、お客さんも以前のように、カウンターやテーブルでワインを楽しんでおりました。

今回は…
魚介とトマトのポタージュ「スープ・ド・ポワソン」を。

旨味の塊ですね。

こちらのシェフの作るスープは、とにかく旨味が濃い。

口にすると、一瞬で舌がスープに支配されます。

そしてそのままゆっくり味わうと、様々な素材の存在感がジワリジワリと現れてくる感じ。

想像力を働かせて、その味わいの正体を探りつつ、舌がその様々な旨味に纏わりつかれる快感。

飲み下すのが口惜しいくらい、愛おしい。

そんなスープでした。

添えていただいだバゲットを浸すと、コレまた素敵。

更に。
黒トリュフとゲランドの塩を使ったクランチチョコレート。

香りが本当に半端ない。

この香りだけで飲めます。

そして食べると、これまた濃厚。

フランスのゲランド産の塩が味を引き締めます。

こんなチョコには…赤ワイン。

しっかりした味わいのワインを選んで頂きましたが、これがまた合う。

トリュフの香り、カカオの香り、チョコの甘さと、それを引き立てる塩、カリカリした食感とそれを楽しみつつ噛み締めてると拡がる、クランチの芳ばしさ。

すっかり満足して、気付けばこの日はいつもの赤星のラガービールを飲むことなく、素敵なお料理の余韻に包まれつつ、お店を後にしたのでした。



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