先日は、千葉県からのお客様がお見えになってました。
お店に行く度に、道外からのお客様が一組はいらっしゃるような印象です。
もちろん、「水曜どうでしょう」のファンの方以外でも、たまたま札幌に仕事やプライベートで来て、たまたま見かけたこの店に入って(この店の入りづらさを考えたら、この時点でかなりの強者ですが)、それ以来ずっと通ってる、なんて方もいらっしゃる。
さらには、地元に帰られてからお知り合いにお店のことを宣伝してくださる方まで。
店に日本地図を貼って、お客様がお越しになった都府県を塗っていったりしたら、「水曜どうでしょう」の某企画みたいで面白いかもしれませんね。
そんな、食の天下統一を目指す札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。
…結構既に、かなりの都府県を「制覇」してるようにも思われますが。
(^_^;)
さて。
今回も、こちらのお店で最近いただいたお料理をご紹介。
一枚目の写真は、釧路産真鯖の唐揚げ。それも…味噌味。
鯖味噌を唐揚げにしたような感覚ですが、これは斬新な味。カリッと香ばしい衣をかじると、封じ込められていた鯖の旨味が滴り落ちます。なんせジューシー。
噛み締めていると、味噌の風味がこれまた派手に拡がります。まさに創意工夫。新たな「味」との出逢いです。…またメニューに載るかどうかは、気紛れなマスター次第(笑)。
カツとじ。
…何故か、最近メニューに載ることが多く、メニューにあると僕も何故か必ずオーダーしてしまいます(笑)。味付けが甘辛い感じではなく、出汁が利きまくったあっさり目なんで、ツマミにも最適なんですよ。
シーフードピラフ。
具材が何種類入ってるか数えてたんですが、途中から諦めました(笑)。お店にあった海鮮、全部入ってたんじゃないですかね。…とりあえず、一番上は蟹です。
(^_^;)
十勝和牛レタス巻き焼き肉。
その名の通り、たっぷりのレタスと共にいただく焼き肉。野菜もしっかり摂れます。このバランスの良さは、昔から変わらぬマスターのお客へのお心遣い。
長芋とジャガイモのトマトチーズ焼き。
二つの「芋」の食感の違いも楽しいメニュー。北海道の自慢の食材が揃い踏みなので、道外のお客様にも是非とも食べていただきたい。
ナポリタン。
何だか、久しぶりにお願いしたような。半熟の黄身を崩して絡めて食べれば…ご想像の通り(笑)。メニューに載っていなくても、材料があれば作ってくださいます。こちらのお店に行ったなら、一度は必ず食べていただきたいメニューのひとつ。
ポテトサラダ入り揚げちくわ。
確か、他の都府県でこれが名物の地域があったような。北海道でも、パンにツナ入り竹輪が入ったものが有名なパン屋さんがありますが、これはポテトサラダを入れて豪快に一本揚げ。
まさに庶民と酒呑みの味方のような「お惣菜」ですが、こうしたメニューと、松前産マグロや５Ａランク黒毛和牛、積丹の塩水ウニなどのメニューが同居してる様は、なかなか凄い光景だなといつも思います(笑)。
網走豚ヒレ肉串焼き。
肉汁をたっぷり貯えたヒレ肉。かじるとソレが溢れて慌ててすすり上げる、あのパターンですよ(笑)。
麻婆豆腐。
時々、突然メニューに現れます。少し辛味が利いてて、ご飯との相性は言わずもがな。最初から丼にしていただくのも良いですね。
焼き肉丼ハーフ。
カウンターの隣に座られた、顔馴染みの素敵なお客様が注文したメニューなんですが、マスターから受けとるなり「はい！撮って！」と差し出してくださいました(笑)。ブログへのご協力、いつもありがとうございます。恐縮です。
(^_^;)
これからメニューには春の食材が。
ふと、気づけば北海道には遅い春が来ていることでしょう。
厳しい冬を乗り越えたからこそ、春の山菜のほろ苦さなども身に染み入ります。
言わば、「食欲の春」ってところですね。
食べ物で四季を感じられる素晴らしさを、こちらのお店で改めて感じます。
皆様も、是非。
