じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

春を待つ新篠津村で「七福」の蕎麦を。

2020-03-25 | ラーメン・蕎麦・うどん
色々大変なのですが。

色々予防もした上で、新篠津村へ。

逆に心配なのですよ、色々。

愛するお店は大丈夫だろうか、と。

すると、「七福」の入り口にも、今まで無かった消毒液が。

しっかり消毒した上で店内へ。

さっそく、「せいろ」を。

冷たく、鮮烈な香りの蕎麦が喉を越していく心地よさ。

身体が喜ぶ、清々しさ。

さらに、免疫力が上がりそうな気がする(個人の感想です)、温かなトロロ蕎麦も。

途中で黄身を落として、蕎麦に絡めつつ頂くと、何とも官能的で素敵な味わい。喉の調子も良くなりそう。

流石にいつも程では無いにしろ、お客さんの姿があってホッとしつつ、蕎麦湯を飲んでおりました。


新篠津村は稲作が盛んで、毎年、新米は村の産直で買っています。


 
周辺の田んぼでは、融雪剤も撒かれて居ました。春になれば、また田植えが始まることでしょう。



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東京に居た事をぼんやりと思い出す。

2020-03-15 | 日記
この時はまだ、今日のような落ち着きのない日々が来るとは思ってなかったんですよ。




JALのコンソメスープなんぞを啜りつつ、呑気に、羽田空港へ向かう飛行機から雲海を眺めてましたね。この頃はまだ「これからどうなるんだろう」と、皆が漠然とした不安だけは抱いていたような時期。

年に何度かある、東京への出張。新千歳空港にも羽田空港にも、まだ普段とあまり変わらない人出があるけど、何となく外国人の姿が少ないかも…と言う感じでしたね。



浅草に向かうと、とたんにそれは顕著に。何度か来た時は、外国人観光客で溢れて雷門の写真を撮るのも一苦労、なんて状態だったのに、この時は人影のほとんどない写真が簡単に撮れました。





仕事は翌日の朝イチからだったので、こんな写真を撮りつつ散策。

で、翌日、仕事も終えた夕方の羽田空港で…


崎陽軒のシウマイ弁当を買おうと右往左往しても一向に見つからず、辛うじて買えたチャーハン弁当。


羽田空港のロビーで、夕闇に包まれる滑走路を眺めつつ缶ビールで流し込む、いつもの東京出張の帰り路。


北へ向かう機内から東京の夜景を眺めてたら、「千歳の天候によっては羽田に引き返すかも」なんてアナウンスに脅されつつ…


無事に自宅に辿り着き、夜食用に買ってあったカツサンドで安着祝い。



カツが二枚の、肉肉しいサンドで再び缶ビール。

呑気でしたね。この時は本当に。
σ(^_^;)

早く収束して欲しい、と願うばかりです。
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最近の「聡咲」〜2020・弥生〜

2020-03-04 | 居酒屋・和食
北海道も、色々と大変な事になっております。

そんな中。

色々大変だと、肉が食べたくなりまして。

札幌ススキノ「本気食聡咲」のマスターに、「予算はこれぐらいで、良い肉を食べたいのですが」と、予約時にお願いした所。

まさかの「白老牛」の三種ステーキが。


良い焼き加減なのが、切れ目のピンク色で一目瞭然なステーキ。帝国ホテルのレシピを再現したシャリアピンステーキ。更には洋食の伝統的ご馳走、ベーコン巻きのステーキ。

まずはピンク色のステーキを一切れ、口に。想像通りの柔らかさ。脂もクドさなど全くなし。

そして、シャリアピンステーキ。

これは、玉ねぎの微塵切りでマリネした牛肉のステーキでして。漬け込んだ玉ねぎとは別の玉ねぎでシャリアピンソースを仕立て、焼き上げた肉に載せ、炭火焼きのステーキの如く網目模様を付ける。マスターに「後で調べてみて」と言われ、実際にネットで調べましたが、これぞ帝国ホテルの伝統のレシピ。恐れ入りました。

ベーコン巻きのステーキなんて、子供の頃、食べたくても食べられなかった高嶺の花。とあるグルメ漫画に登場してたのを、よだれを垂らして読んでましたよ。

で、恐らくこの三種。火の入れ方がそれぞれ違う。それが同時に出てくる事からして、マスターの職人技が炸裂してるわけですよ。

で、半分くらい食べ進めると、徐にコレが。


味変用の薬味が四種。まぁ、どれもこれも手間の塊みたいな代物ばかり。残りのステーキを四分割して、すべての組み合わせをやり遂げましたが、ものの見事に味が変わる。劇的。

で、当初お伝えしたお値段プラスアルファで、コース料理にして下さったんですね。

前菜たるサラダから始まったんですが、ここでアスパラがある事に違和感が。

函館産のアスパラが一番早い時期に出回るのですが、その時期には早い。

聞けばやはり、メキシコ産。

しかし。

それにしたって、シャキシャキしつつも瑞々しく、旨味に溢れるこの感じは、シーズン最盛期の北海道産のアスパラに匹敵する。

メキシコ産も美味しいですが…それにしても味わいがかなり違う。

ここでまた、マスターの技が。細かい部分は割愛しますが、ローリエを使っていたり、茹で汁でマリネしていたりと、これまた手間がかかりまくってました。

アスパラひとつにしても、美味しくするための技術があるのだなと、勉強させていただきました。

サラダの後はスープ。

「急ごしらえでチョット濁っちゃったんだけどさー」と、マスターは仰ってましたがとんでもない。

ご存知の方も多いかも知れませんが、コンソメスープって、本気で作ろうとするととんでも無く手間がかかるんですね。

それを短時間で仕上げたとは言え、旨味が複雑かつ豊かで研ぎ澄まされた、見事なコンソメスープなのは間違いがなく。五臓六腑に染み渡るとはこのこと。滋味深さが半端ない。

で、肉を平らげたら締めが。

ガーリックライス。完全に鉄板焼き屋さんのコースですね。しかも、僕の好みに合わせて、青じその風味も。

感服致したました。

多分、この手間暇を考えると素人目にも、本来お支払いすべき金額は、実際にお支払いしたお値段を超えてるような…マスターの心意気に甘えさせて頂きました。

お陰で免疫力も上がりましたよ。

もちろん、他の日に頂いた品々もありまして…

ハンバーグステーキも素敵ですし…


蟹がすごい事になってる蟹玉ですとか…


歯応え抜群な、北海道の北部、宗谷産のホタテのグラタンですとか…


もはや定番の鰻の磯辺巻きも食べましたしね…


とあるブランド豚の豚カツも絹のような舌触り。


今ブームになりつつある、町中華的なネギチャーシューなんて気の利いたおつまみも。


そうかと思えば、洋食の王様(個人の感想です)牛タンシチュー。


そしてその名も「闇サンド」。エビとか肉とかタルタルソースとか、挟んでるパンもイギリス系のパンで、それだけでもつまみになりそうなパンだったり。

また先輩ヅラして言いますけど、メニュー名にネガティブな事書いてたり、隅っこに小さく書いてるモノは、絶対頼んだ方がいいです。


今度はイタリアン的な甘海老のマリネ。


皿盛りのすき焼きも、老舗の味。肉の火の通り方は、逆にすき焼き鍋で作るより絶妙な仕上がり。


このように、色々大変な事になる前も、色々頂いておりましたが…

ススキノ自体が閑散としてる、今日この頃。

…逆に聡咲のマスターは、年末並みに忙しくなったそうでして。

お店のブログをご覧の方はご存知かと思いますが、今、マスターは「玉手箱」の仕込みで大忙しのようです。

何かとお店に行き辛いご時世。

ならばと、自宅でお店の味を楽しめる「玉手箱」を通販してるんですね。

カレーやホッケフライや海鮮類など、お店の人気メニューを中心に、色々詰め合わせて発送してくれるとあって、第一弾、第二弾共に売り切れたようです。

この、自らの手綱を緩めない姿勢には頭が下がります。

別の居酒屋のご主人にこの事を話したら、絶句してましたから(笑)。

ちなみに、第三弾も予定してるようですよ。

今のススキノで逆に多忙なのは、聡咲のマスターだけのような気がします。

はい。
σ(^_^;)






コメント (2)
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