じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」〜2024・GW〜

2024-05-03 | 居酒屋・和食
「最近」と言いつつも…
たちのお刺身が写ってる時点で、結構前まで遡るのがバレますね。

でも、この「たち」、炙っててとても芳ばしい。ちょっとカリッとしてるのが味わい深かったです。

それにしても…まさか、今度は携帯を揚げるとは…

詳しくはお店のブログをご覧下さい。

【あ太郎代筆&緊急のお知らせ】2024年5月3日(金)聡咲(公式H・P) - 本気食聡咲(まじしょく・そうさく)電波の文

【緊急のお知らせ:本日以降の営業について】本日3日(金)満席明日4日(土)空席あり5月5日(日)定休日5月6日(月・祝)定休日皆様、ゴールデンウィークも後半戦で...

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さて、続きを。

懐かしの「なっとろろ揚げ」。納豆とトロロのかき揚げ的な、マスター自ら「パクった」と公言している絶品。

ポークピカタも久しぶり。これまた表面カリッとしてます。

で、ここからしばらくは、何かと話題の(笑)当日予約した場合のお任せ3,300円コース。

御通し的な一皿から始まり…

お刺身も出ます。

ホタルイカを使った、小粋なトマトの前菜も。

で、このお料理。
「庶民が憧れる鶏皮」と名付けられてました。

高級中華料理屋さんで出てくる、北京な鳥料理を、庶民でも食べられる様に鶏皮で作成。

すごーーーーく、手間がかかるとマスターがボヤくパターンの料理です(笑)。注文すると怒られるヤツ。

確かに手間暇のかかっているお味でした。

そしてこちらは、高級フレンチで出てきそうなビジュアル。

「ロッシーニ風」と言う、牛ヒレ肉とかフォアグラとかトリュフを使ってる、めっちゃ高い料理をリスペクト。
椎茸に鶏肉に人参に大根にジャガイモを重ねた、「聡咲的ロッシーニ風」。これも盛り付ける時点でかなり面倒で、マスターが怒りながら作るパターン(笑)。

そんな高級料理の後は…

海老を丸ごと巻いた春巻き。これも作るの大変(笑)。

合間には…
シチューでほっこり。でも、ベシャメルソースを作るのも大変(笑)。

鳥レバーのコンフィまで出ます。これも作るの大変(笑)。

締めはこれまた手間暇のかかる(笑)ボロネーゼ。

そんな訳で、3,300円なのに色々と大変なお料理が出るんです。

そしてまた別の日の、当日予約メニュー。この時は、とある料理に集中したコース料理的な感じに。
前菜は海鮮のグリル。

これを食べつつ待ってると、登場したのは…

ポークチャップのフルコース。

まずは…
透き通ったコンソメスープ。卵白を使ってアクなどを取り除く、洋食屋さんの手法でここまでの透明度を出しているそうです。

そして骨付きのワイルドな豚肉。

街中の定食屋さんなどに行くと出る「ポークチャップ」は、結構甘めの味付けだったりしますが、こちらのは野菜の甘みを活かした、洋食屋さんの本気のチャップソース。

そして、めっちゃ柔らかな豚肉。うっとり。骨も周りの一番美味しい肉もしっかりしゃぶり尽くします。海賊王気分。

バターライスも、出汁を充分吸わせて炊き上げられてます。マッシュルームも入ってて、これだけでおつまみになる。ポークチャップにも当然、ぴったり。

 
サラダも、ドレッシングがひと味違う。これも洋食屋さんならではの味がします。


そんな訳で、3,300円とは思えないお料理が出ます。

当日の空席の有無は、先程もご紹介した聡咲のブログでご確認を。

…諸事情で、しばらくマスターご自身の更新は無いかも知れませんが(笑)。

…何で揚げちゃうかなぁ…携帯(笑)。



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物凄く久しぶりに予約無しで座れた新札幌「とり久」。

2024-04-11 | 居酒屋・和食
すっかり人気のお店になってしまいまして。

新札幌のガード下でお店を営んで、もう20周年だそうです。おめでとうございます。

そんな訳で「とり久」に行く時は、例え一人でも予約するようになってしばらく経ちます。

昔はまだ、一人ならふらりと行っても座れたんです。

開店したばかりの、まだお客さんが自分だけのカウンターで、静かに瓶ビールを飲みつつ、焼き鳥が焼き上がるのを待つ…呑兵衛にはこの上ない贅沢な時間を過ごせたものです。

今はもう、そんなこともなかなかできません。飛び込みはまず無理。

ただ。

ある日、新札幌で用事を済ませてたら、ふと財布にこのお店のドリンクサービス券があるのを思い出し。

昨年末、恒例の「年末一人忘年会」(笑)を「とり久」でしてたら、ご主人が20周年のお礼ですとくださったんですね。

見ると、有効期限が近い。

ダメ元で行ってみたら…

入れました。やってみるもんです。

そんな訳で、ホタテにマグロにヒラメのお刺身を早速堪能。

焼き鳥屋さんですが、刺身もいつも素晴らしい。

これを食べてたら、続々とお客さんが来るのですが、予約無しの方は次々と断られてまして。

つまり案の定、他の席は予約済み。最後のたまたま空いてた「ひと席」に座れたんですね。運が良かった。

山菜のメニューもお目見えしてました。
ウドとホタルイカの酢味噌。

なんか、多分毎年食べてる気がする。
 
これも春のメニュー。
サクラマスの唐揚げ。

しっとりした身がなんとも味わい深い。和風のタルタルソースがよく合う。

下には水菜が敷いてあるのですが…

普通のお店なら、唐揚げを安定させて盛り付けるために、ただ単に切った水菜を敷くだけですが、「とり久」はこの水菜にもポン酢で軽く味付けしてたりします。この辺りが流石のとり久クオリティ。


キャベツの浅漬け。

浅漬けにも、センスの良さと言うか、上品さを感じます。

これをつまみつつ、待っていたら…
炭火で焼かれた焼き鳥が。

ひな皮と鶏串。

パリッとしつつも、噛み締めると旨みが溢れる。丁寧な仕込みを感じます。相変わらず絶妙な焼き加減。

これも、春先に毎年食べてますね。
そら豆の炭火焼き。

サヤを開けると…
艶々。ホッコリした食感です。春の味ですね。ビールがこの上なく進みます。

ササミ焼きも。梅が載ってます。もちろん、焼き加減もバッチリ。表面は芳ばしく、中はしっとり。


これは、季節に関係なく毎回頼んでしまう…
黒豆チーズといぶりがっこ。

幾何学模様が美しい。

ご主人が一生懸命練り上げてる姿をたまに見かけますが、手間暇かけた味がします。

おでんもチーズを。
カマンベールチーズの天ぷらのおでん。

揚げ出し豆腐のような感じですが、噛むと中のチーズが蕩けます。

もしかしたら、カマンベールチーズの一番の食べ方かも。

締めは…
おでんの出汁で作ったという、卵とじうどん。

最高の締めくくりでした。

新札幌にお越しの際に、もし「とり久」に行くなら、しつこいですが(笑)予約必須ですよ。






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最近の「聡咲」〜2023・師走〜

2023-12-28 | 居酒屋・和食
しばらく前までは猛暑に喘いでいたのですが、すっかり師走。早いですね。

先日は、とある道外のお客様と共に伺いまして。
右上から時計回りに、マグロ(中トロ)、マグロの脳天、鯨ベーコン、カンパチ、帆立の炙り、イカ、炙りのタチ、サーモン、タコ。

タチを炙ると、これがまた香ばしくて。イカは今では貴重品ですしね。

生ラムのローストも。クリスマス感ありますね。
メニューの絵を見ると、サフォークで、もしかすると、ホゲットと言うこれまた貴重な羊かも。

この他にも、北海道の味覚を色々楽しんで頂き、最後はマスターがギターで奏でる「戦メリ」など、数曲のミニライブまで楽しんで頂きまして。

その時、お隣のテーブルには外国人の方まで居ました。飛び交う英語。

お店に行ったら道外のお客さんばかりで方言が飛び交い、まるで自分が道外にいるような気分になる時も多いのですが、ついに国際的になってきましたね。

そんな、インターナショナルな札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。

いよいよビヨンセが来る日も近いですね。

少し季節は遡りまして。

夏の終わり辺りから頂いたお料理をご紹介。

以下の4品は、当日に空席がある場合に、当日予約でお願いできるお任せコース。
椎茸肉詰めですね。椎茸の食べ方としては一番すきですね。

鮭のハラス。口にすればホロリと崩れてトロリと蕩ける。皮も旨みたっぷり。

キノコのアヒージョ。気分はスペインバル。


締めはビーフン的な細めのパスタ。

これにさらにいくつかおつまみが付いてますので、お得感あります。

とある日に伺った際に、ご相伴に預かったのが…


マスターのお知り合いの方が手がける、高級なコンビーフ。コレは本当に頂いたことの無い味わいでした。

串カツに…

ロールキャベツや…

ピザトーストなど、定番メニューも健在です。

お馴染みのタコさんも元気です。

トマトサラダ。「ちゃんと」トマトの皮も湯剥きされてる辺りが、流石の聡咲クオリティ。

チキンカツレツ。これはもう、完全に洋食屋さんの味わい。

バジルソーセージはとあるメーカーの間違いないお味。

別な日にピザトーストをお願いしたら…
エビフライまで載ってましたよ。

以前は、元日から営業していた聡咲ですが、今はビルの管理上の都合もあるとかで、マスターに新年のご挨拶が出来るのはしばらく後になりそう。

今年も素敵なお料理の数々を、ありがとうございました。


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最近の「聡咲」〜2023・酷暑〜

2023-09-26 | 居酒屋・和食


「ライラック通りのお店だったら、この暑さだと厨房のマスターはもちろん、客も暑さにヤラれてましたねー。」

「いや、でも最後の1ヶ月だけクーラー付いてたんだよ、前の店。」

「…え。全然覚えてないです。マジっすか。」

「それがさー…(以下割愛)」

そんな会話を、クーラーの利いた今のお店で呑気にしてしまうほど、今年の北海道は異常な暑さでした。

実際、前のお店ではとても過ごせなかったでしょうね。流石に。

とは言え。

九月も終わりが近づくと、ようやく秋らしい気温になりホッとしております。

そんな訳で、今では猛暑だろうとすっかり快適さが増した、札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。そのことに感謝しつつ、頂いたお料理の数々をご紹介。


牛肉のミラノ風カツレツ。

急に食べたくなりまして。あの「アスパラのビスマルク風」以来となる、リクエスト料理。

粉チーズが混ざったパン粉でカリッと揚げ焼き。そこへレモンをギュッと絞って。肉の旨みをコレでもかと感じます。

ポテサラ。

洋食屋さんで出てきそうな、かなりのポテンシャル。ゴロッとした具材をさっくりと混ぜてます。お酒のアテとして作られた、大人味。

時知らずのハラス。

ギリギリ食べられましたね。最近では海の様子も変わったらしく、いよいよ貴重品。

コロッケ。

もう、なんて事ないのがこの上ない。そう言うコロッケ。ちなみにこの日のお通し。

カツサンド。

久しぶりでした。相変わらずの食べ応え。未体験の方は是非ともオーダーしてみて頂きたい。


フランス料理で「クネル」ってあるじゃないですか。グラタンのような、はんぺんのような。恐らく、それ。

上品な味わいでしたよ。

カレーも久しぶり。キーマタイプのカレーですが、よーく見ると、聡咲マニアにはたまらない「スケキヨスタイル」。

冷やしトマトもひと手間、ふた手間。皮が剥かれているので、食感が違います。

皿で食べるすき焼き。

割下のいい香り。最後は卵ごとご飯にかけて頂きました。

 
夏野菜の煮浸し。

もしかすると…「夏野菜」と言うキーワードに、妙に反応するカテゴリーのお客さんが多かったんですかね、この頃。

鯖味噌。

コレまた久しぶり。聡咲のサバ味噌は、サラリとした味付けが特徴です。

北海シマエビ。

これもギリギリ食べられました。道東で獲れる、ご馳走。濃厚な味わいはビールにピッタリなんです。

生春巻き。

野菜もたっぷりなのがありがたい。昔から何故か、生春巻きがメニューにあるとお願いしてしまいます。


再び、ポテサラ。

サラダ菜が良いですよね。レタスではなく、あくまでサラダ菜ってのが、正統な洋食屋さんスタイル。

…の様な気がします。



豚の生姜焼き。

聡咲に通い始めた頃からマスターは、「生姜焼きの正解が分からない」とボヤいておりました。なので、お願いするたびに、スタイルも変わる。今回は厚切り肉で。


ちょいちょい、映っていた「フィギュア」。今もカウンターにありますが、これはとあるローカル局で水曜深夜に放送されている、とある番組の最新作とも縁深いそうで。

この再現度の高さに、僕も感服しまして。色合いとか、文字のフォントや配置、光の加減。半端ないです。

このミニ行燈の経緯など、詳しくはマスターまで。

でも。

マスターは昔から、「あの番組」自体にはあまり興味がありませんので、その辺りはお忘れなく(笑)。


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最近の「聡咲」〜2023・春〜

2023-05-05 | 居酒屋・和食
また更新が滞りましたが。

安心してください。ちゃんと行ってますよ。

そんな訳で、札幌ススキノ「本気食聡咲」で頂いたお料理をご紹介。

とある日、知り合いのご夫婦と伺った際、ご主人に食べたいものをあらかじめお聞きしたら、「肉」と。

それをマスターにお伝えしたところ…
別海産のA5の牛が。シンプルに炙ったのみ。味付けは最小限。ワサビと共に。

奥様はコレがお気に入りでしたね。
ササミのニンニク串カツ。さっぱりしつつもガッツリ。大葉がいいアクセントに。

このお料理にも驚いてましたね。
アスパラのメルバートースト。

サッと炒めたアスパラやキノコを、ラスクのようなサクサクのバケットの上に。小粋な野菜料理。

コレが現れた時は「おお〜っ。」と。そりゃ、そうなりますよね。
豚スペアリブ。味わい深いバーベキューソースを、柔らかな仕上がりのスペリアリブに。口にすると蕩けます。

奥様は「骨の所の肉が美味い」とワイルドに骨を手づかみに。さすが分かっていらっしゃる。

ウニパスタ。ウニを炙る事で旨みが凝縮。「実はウニが苦手」という奥様に味見していただきましたが、「このウニは食べられるし、凄い」と。

背後のマスターは、たぶんドヤ顔だったと思います(笑)。

この日はマスターに、あらかじめギターでの「ライブ」もお願いしてたのですが、こちらもご夫婦に喜んで頂けました。演奏後は汗だくのマスター。ありがとうございました。

で、後日。

目玉焼きで飲むと、いかにも酒場と言う感じですが…


厚切りベーコンなのが、他のお店とは一味違う。
こんなに分厚いんですよ。食べ応えありまくり。


ますのムニエル。

フライか、焼きか、ムニエルか選べたのですが…

ますはやはり、ムニエルで。ホテルで修行なさったマスターの技術が光る一皿。

皮はパリパリ、身はしっとり。

上の方にあるのは、ブロッコリーのフライ。揚げると味わいが違います。

「かきえもん」の牡蠣ベーコン。

道東の牡蠣の名産地、厚岸町のブランド牡蠣「かきえもん」。

身が大きく濃厚な味わい。殻に残ったジュースも残さず。


皿で頂く牛すき焼き。

フライパンでサッと炙ったら、割下を絡める。作ってる最中から良い香りが。

最後はご飯の上に載せて、即席牛丼にして頂きました。

カルボナーラ。

卵が売ってないこのご時世。そうなると卵が食べたくなります(笑)。これまた濃厚な味わい。

ソースがサラリとした感じのカルボナーラが多いですが、舌に旨みが纏わりつくようなカルボナーラでした。

アスパラビスマルク。

このお料理。自分が数年前、とあるお店で食べたものでして。それ以来、全く食べられない…と言うかメニューに載ってるお店が無い。でも食べたい。

ならば、聡咲にお願いするのが一番と、あらかじめマスターに、ザックリとしたレシピをメールでお伝えしたんですね。

アスパラをグリルして、半熟目玉焼きを載せてパルミジャーノをかけて、バルサミコ酢のソースを添える。

数日後、お店に伺うとメニューには「アスパラビスマルク」と。

料理名は実は覚えてなかったのですが、あの歴史の教科書に出てくるビスマルクさんに縁のある料理だったんですね。

しかも勝手にフレンチかイタリアンかなと思ってたら、ドイツ料理だと。

このお料理と見事に数年ぶりの再会。ラザニアや野菜のマリネも付いてる。アスパラを半熟の黄身と、バルサミコ酢のソースに絡めると、至福の味。

ちなみにビスマルクさん。何でも目玉焼きを載せたがる方だったそうで。なので、目玉焼きを載せれば何でも「ビスマルク風」になるそうです。

そしてこの日はたまたま、本州方面からの旧知のお客様が。

お心遣い、いつもありがとうございます。美味しく頂きました。ピスタチオ好きにはたまりませんでした。




コメント (2)
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