じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「鮨の魚政」で朝酒。

2019-02-11 | 寿司
久しぶりの再訪です。
札幌中央卸売市場のお寿司屋さん、「鮨の魚政」。訪れる際は、始発の電車に乗り込んで、朝の七時前にはお店に。

早朝の澄んだ空気に包まれた、市場の雰囲気が良いのです。

ネタが整然と並べられた美しいカウンター。AMラジオが流れる中…
まずは卵焼きで一杯。寝起きの身体に染み渡ります。
お寿司の注文は、ネタと値段が書かれた伝票に、自分で食べたい数を書いてご主人に渡します。まさに明朗会計。

そしてお値段は安心の市場価格。このクオリティのネタをススキノで食べようとしたら、数倍するんだろなといつも思います。

そして、お寿司は出していただいたら、すぐに口に運ばなければ…ということで、写真はこの二枚だけで。
もちろんこれ以外にも沢山、いただきましたよ(笑)。
カウンターのお寿司は、年に一度あるか無いか。

この為に有給まで取りまして(笑)。あらゆる面において万全の準備を重ねて、ここに辿り着いたので、力の限りお寿司を頂いて参りました。

終盤は熱燗など飲みつつ、ご主人とゆっくりお話を。

徐ろにラジオからは、時を告げる時計台の鐘が流れる。

いい時間を過ごさせていただきました。

暫くすると、お客さんが一気に訪れました。八時近くになると、お寿司で朝食を摂ろうという、観光客らしき方が押し寄せて来ますね。

カウンターのみなので、訪れるなら予約を是非。

営業は早朝から13時まで。でも、早い時間帯が個人的にはおススメです。

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留萌「蛇の目寿司」の蛇の目スペシャル。

2018-03-07 | 寿司


総勢21カン。



これで2,500円。

普段、回らないお寿司なんて滅多に食べませんし、たまの贅沢だとしても…お得感はかなりあると個人的には思います。

留萌市出身者や元在住者にオススメのお店を聞くと、必ず名前が上がる「蛇の目寿司」。

夏場に訪れると全国からお客さんが来ていて、大抵これを頼んでますね。

確かにスペシャル感のあるお寿司なのは間違い無いです。

…えーと。

もちろん、一人で食べましたよ。
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「鮨の魚政」の味を舌に刻みこんだ朝。

2014-03-01 | 寿司
昨日。

長年、鮨を握り続けていた一人の職人さんがご勇退されました。

札幌中央卸売市場場外にあるお鮨屋さん「鮨の魚政」のご主人です。

新鮮なネタを熟練の技で握り、その味に日本全国からお客さんが集まる。そしてお会計は市場ならではのお手頃さ。

鮨において、北海道最高峰の店。

この店を知る方で、それに異論を唱える方はいないでしょう。

ススキノの「聡咲」のマスターに案内され、最初にその味に触れたとき、それまでの鮨の概念は全て吹き飛びました。

そして、それから何度も足を運びました。

始発の電車に乗り、市場へ。早朝の冷涼で爽やかな空気に包まれたお店のカウンターに座り、店内に流れるAMラジオを耳にしつつビールを飲み、やがて徐に目の前に現れる握り。

その味も、居心地のよい空気感も、毎回この上ない至福の時間に誘ってくれました。

ご主人は、僕の食べるペースに完全にシンクロさせて鮨を出してくださいました。これもまさに「技」。そのテンポがまた心地よくさせてくれ、味をさらに幸せなものにしてくれます。

ご主人が握る姿は美しく、力強い。その所作と味は比例します。

「職人」を目の当たりにする興奮。

鮨に関わる醍醐味の全てが、この店にはありました。

そして鮨を堪能して、朝日の中、帰路につく時の充実感。

「また、この鮨を食べるために頑張ろう。」

そう思いながら、市場を後にする幸せなひととき。

他では得られません。



ご主人が引退なさると聞いたのは、実は結構前のこと。

それを聞いた際、寂しい気持ちになったのはもちろんでした。

そして先月末。

行って参りました。

自分の舌と目に、しっかり刻み込んできました。

ウニ。


イクラ。


穴子。


もちろん、他にも沢山いただきましたよ。

最初にお店に行った時は、出していただいた鮨の写真を撮ったのですが、それ以降、このお店で撮ることはなかったんです。鮨は出てすぐ口に運ぶ。写真を撮る暇も惜しい。・・・と、言う理由でした。

でも、やはり今回は思い出に三枚だけ失礼しました。

鮨をいただきつつ、ご主人の鮨を握る姿もしっかり目に。

やはり、凛々しくかっこいい。

その美しさは、まるで歌舞伎の「型」。

前掛けは、横綱の化粧回しのよう。

威風堂々とした佇まいでした。

その日も、朝から沢山のお客さんが詰めかけていました。

もう少しゆっくり過ごしたい気持ちはあったんですが、後がつかえていたので、いつもより少し早めにお会計を済ませました。

それでも、十分に楽しめましたよ。

「美味しかったです」

そう告げて、お店を出ました。いつもと変わらず、幸せな余韻に包まれながら。

今日からは新しい職人さんが暖簾を引き継ぐとのこと。

僕は、その味を比較できるほどの常連とは言えません。

でも、新しい「魚政」の味はどんなものかは楽しみです。

いつか、また足を運んでみたいと思います。



「魚政」でいただいた後は、何故かいつも晴れ。

この日も、青空が。

その色が目に染み入りました。



ごちそうさまでした。

お疲れ様でした。
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「鮨の魚政」再び。

2012-11-26 | 寿司
まず、朝の五時前に起床。

身支度をしたら、まだ真っ暗な中、最寄りの駅へ。

始発の電車に乗って、桑園駅下車。

ようやく明けて来た空を見上げつつ、徒歩で札幌中央卸売市場に向かう。吐く息も白い。

しばらくして「朝市」の看板の文字が。ここは一般人も入られるエリア。建物の中は、市場独特の活気。

しばらく歩みを進めると…


紫の暖簾。

「鮨の魚政」です。

三回目の訪問。

………来ちゃいました。
(^_^;)

見れば入口には「本日は予約で満席です」の貼り紙。

朝の六時半過ぎに店に着いたのですが…

この店は早朝に来なければいけない店。皆さん、ご承知と言うことです。

オープンと同時に客が押し寄せ、良いネタから順番になくなり、昼前には売り切って閉店。市場には、朝、来なければ意味はないのです。

暖簾をくぐると、何度かお会いしている常連さんが。「聡咲」のマスターを通じてお知り合いになった方です。朝からいつもの笑顔。ご挨拶をしてから席へ。

AMラジオの朝の情報番組がBGM。この雰囲気がこれまたたまりません。

まずはビール。朝からビール。道中、寒かったけどビール。

ほぼ起き抜けの乾いた体に、一気にアルコールと共に水分が染み込み、ホップの苦味が食欲を奮い立たせます。

注文票に一通りオーダーを書いてご主人に。

恍惚の時間の始まりです。

で、いつもならここでお寿司の写真が並ぶんですけど…

寿司はやはり、職人さんが握って目の前に出して下さったものを、即座に自分の手で口へ放り込んでこそ旨いわけです。箸を使うのももどかしい。

実際ですね…

こちらのご主人、完璧なタイミングで寿司を出してくださいます。

目の前に来た寿司を口に入れ、噛み締めてその旨さを確かめ、飲み込んでその余韻を楽しんでしばらくすると、ズバッと次の寿司が目の前に現れています。

この小気味良いリズム。たまらないです。

ご主人が寿司を握る姿も相変わらずの美しさ。その華麗な職人技に見とれてしまいます。

とある有名なフレンチのシェフも、料理人は料理を作る姿も美しくなければいけない、と話していました。その通りです。

そんな訳で。

写真を撮る時間すらもったいなかったので、今回は写真無しで…
m(__)m

最初に伺った際の写真は以前の記事にありますので、そちらもご覧ください。
m(__)m

なんせ。

同じレベルの寿司をススキノで食べようとしたら、とんでもない値段になります。

まさに、鮨の概念が変わるお店。

大企業の社長さんなども、然り気無くカウンターにいらっしゃったりしてます。

当然ながら、今回も大満足。

熱燗なんかもいただいて、ホロ酔いでお店を出たら…

朝日が。

何とも幸せな気分。贅沢な朝飯でした。

ふと気づくと…

「聡咲」を紹介してくださった、Twitterのフォロワーさんが目の前を歩いていました。市場で働いてらっしゃる方なんですが、偶然にしてもすごい。
(^_^;)

何かと縁深いなぁ…と思いつつ、市場を後にしました。
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「鮨の魚政」でゴールデンウィーク開幕。

2012-04-28 | 寿司
ゴールデンウィーク開幕ですね。

初日から早起きして、札幌中央卸売市場にある「鮨の魚政」に再び行ってきました。

朝の六時半に、寿司屋のカウンターでビールを飲みつつ寿司をつまむという、贅沢な朝御飯。

このホヤはやはり何度食べても凄い。

もちろん、他の寿司も食べましたが…

今回は寿司を食べることに集中。

写真を撮る時間ももったいない。

詳しくは前回の記事をご参照くださいませ。
m(__)m

寿司はやはり一流のエンターテイメント。

今回も、素晴らしい舞台を堪能させていただきました。

感謝です。
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