じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

帯広名物、豚丼…ではなく「中華ちらし」。

2017-01-25 | 中華


帯広の名物と言えば…

豚丼やインデアンのカレーが有名ですが、「中華ちらし」というメニューもあったりします。

つまりは…ご飯の上に中華風の野菜炒めがドカッと載ってます。

卵も入ってるのが良いですね。

やはり、地元の方には馴染みの味なんでしょうか。

豚丼の陰に隠れてますが、僕はそういうメニューの方が好きです(笑)。
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帯広・十勝乃長屋「瑚遥」

2017-01-24 | ビストロ・ダイニングバー etc...
帯広と言えば屋台村。

屋台、と言っても小さめのお店が並んでるという感じで、ちゃんと扉も閉まる店内で過ごせるので、寒い冬も含めてオールシーズンやってます。

その屋台村の近くに、「十勝乃長屋」という屋台村より若干大きめのお店が集まった、それこそ長屋もありまして。

その中のお店。

カウンターのみで八席ほど。

で。

とあるラジオのパーソナリティさんが勧めていたのが、こちらのお店のラクレット。



これはもう、僕の年代なら誰もが憧れたであろう「ハイジパン」ですね。

リアルハイジパンが帯広にあったとは。

このチーズも名のある逸品だとか。

確かにコクが。

そして伸びる伸びる。

ブラックペッパーをかけたり…


このハモンセラーノを載せても美味しいと勧められ、その通りにいただきました。

見上げればサイン色紙。

このお店を紹介していたパーソナリティさんや、何故かそのお子さんのサインも(笑)。

お母さんの真似をしたかったんですかね。
(^_^;)

さらにその横には…

チームナックスのリーダー、森崎博之さんのサイン。

これがあるということは、北海道でもかなりハイレベルな「お墨付き」のあるお店という事です(笑)。

さらには「ブギウギ専務」の専務(上杉周大さん)と係長(「ダイノジ」の大地洋輔さん)。

前田吟さん。

酒場詩人、吉田類さん。

…これは中々、錚々たる顔ぶれ。そしてシブい。

ポーカーならロイヤルストレートフラッシュ並みでしょうか。

素晴らしい。

恐らく、皆さんこのラクレットを召し上がったんでしょう。

お店は女性二人で切り盛りされてまして、店長さんとはAIR-G'のお話しなどで楽しく過ごさせていただきました。

帯広で通いたいお店がまた増えました。



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聡咲でデザートが。

2017-01-22 | 居酒屋・和食


…とある理由で、こんなショートケーキ的なデザートが。

たまたま居合わせた、とあるお客様の為に用意されたものだったのですが…運良く、しっかり御相伴に預かりました。

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極寒の「豊平峡温泉」で、露天風呂とインドカレーと十割蕎麦を。

2017-01-15 | カレー
とんでもない寒波が北海道を包み込んだある日。

内陸では最低気温もマイナス二十度台になり、札幌もマイナス十度以下に。

久しぶりに冬らしい寒さを体感しました。懐かしいくらいでした(笑)。

こんな日は。

露天風呂に限る。

それも山奥の。

と言うわけで、豊平峡温泉へ。

札幌の奥座敷、と呼ばれる定山渓温泉…のさらに奥。大奥ですね。

日帰りで向かうには、札幌駅からの直行バス「かっぱライナー」が便利。有料ですが、路線バスと同じ料金で立派な観光バスに乗ることもできます。



ちなみに、往復のバス料金と入浴料が一緒になった「日帰りパック」があって、これがお得。

で、この「かっぱライナー」。結構、外国人観光客の皆さんで混み合うんですね。予約しておいたので優先乗車できたんですが、ほぼ満席。確かに、一番札幌から行きやすい温泉ですからね。

札幌中心部からは1時間ちょっとの小旅行となります。



拡がる青空と…

キンキンに冷たく澄みきった空気に、体もシャキッとする思い。

この佇まい。

山小屋のような雰囲気。和みます。

建物は年季が入っている感じではありますが、掃除も行き届いていて居心地が良いですね。

さすがにお風呂場の写真は撮れませんでしたが、内湯は湯船も広く、お湯が滝になって流れ込んでいました。

お湯の成分のせいなのか床の岩にはデコボコがあったり、湯船の中も段差があったりと、足元は要注意。

でも、源泉かけ流しのお湯は本当に新鮮。贅沢な湯浴みです。

そして露天風呂。

露天風呂としてはかなり広く、周りの遠くの山々まで見渡せて開放感が素晴らしい。

場所によって温度も違うので、ゆっくり浸かるならぬる目の所、体を温めるならお湯が湧き上がってる辺りと、移動しながら入ってました。

恐らくマイナス10度近い外気温だったので、濃霧のような湯気が立ち登っていました。風情ある水車なども傍に。周りの林や遠くの山は白く染まり、湯船の横に組まれた岩には雪がどっさりと積もっていました。純白の雪に囲まれて入る感じで、まさに風流。

清々しく冷たい空気を吸い込み、たまに半身浴状態にして体を冷やしたりしながら入っていたのでのぼせる事もなく、1時間近くはお湯に浸かってました。

鳥の囀りも聞こえて来たりして、何とも心地よい。この上ない安らぎの時間。豊平峡のお湯に、心も体も解きほぐされました。

汗もたっぷりかいて、体がリフレッシュできたところで…水分と栄養を補給。

食堂で、湯上りの喉へキンキンに冷えた生ビールを流し込む。

ああもう。

たまらない。

このためにバスで来たんです。

久しぶりに「生きててよかった」と思いました。
(^_^;)

そして豊平峡温泉の名物は新鮮なお湯のみならず。

インドカレーも有名なのです。

「カレーの本場」付近の国からお越しと思われる料理人さんたちが、腕をふるっています。何故、札幌の奥座敷でこんな本格カレーや、手焼きのナン、タンドリーチキンなどが食べられるのか。謎ではありますが、そのギャップが素敵。

今回はラムカレーを。

ナンも、裏側のこんがり焼けた所のサクサク感と芳ばしさ、噛み締めた時のモチモチ感、そして仕上げに塗られたバターの香り…と、全ての要素において僕が食べたいナンそのもの。

カレーには、大きなラムがゴロゴロ入ってます。

ルーも滑らかで、玉ねぎの甘み、スパイスの辛さと香りが相まって、これでもかと食欲を煽り続けます。

タンドリーチキンとシークカバブも。

フォークがチキンに突き刺さってる状態で出されるのが豪快ですが(笑)、これまたスパイスの香りもたまらない本格タンドリーチキン。肉汁も滴る、瑞々しいチキンでした。

シークカバブはインド風のハンバーグ、といった感じでしょうか。挽肉を串に巻いた状態で焼き上げてます。噛み締めていくと、じんわりと旨味が。

熱々の鉄板で供されます。下には野菜もたっぷり敷き詰められてるのがありがたい。さらにビールもすすみます。

そして、もう一つ名物が。

十割蕎麦もあるんです。

これまた本格手打ち蕎麦。十割蕎麦と言うと、比較的ボソッとした食感のものも多いのですが、これはツルツルで歯ごたえもしっかり。

蕎麦粉は朝に石臼で挽き、注文してから打つとのことで、挽きたて、打ちたて、茹でたての、いわゆる「三たて」の蕎麦が楽しめる。

湯上りには蕎麦もサッパリとして良いですよね。僕はデザート代わりにいただきましたが(笑)。

お腹も満たした所で帰りのバスにはまだ時間があったので、スタッフさんに声をかけてから休憩スペースへ。

横になれる座敷があって、床が暖かい。温泉を活用して床暖房にしてるんでしょうか。

座布団を枕にして横になれば、湯上りで食後でホロ酔いなんで、途端に眠気が。何とも幸せな昼寝。至福。

小一時間ほど休んだ所で、帰りのバスに乗り込みました。帰りの道中でも、軽くウトウト。満席だったんですが、たぶん、他の皆さんもウトウトしてましたね。車内が静まり返って、眠気に支配されてる雰囲気に包まれてました。遠足の帰りのバスみたいな雰囲気です(笑)。皆さん、温泉でゆっくり過ごした証拠ですね。

で、このバス。

ススキノにも止まるんです。それもど真ん中に。

こうなると止むを得ず…ススキノで下車(笑)。

夕方からやってる焼き鳥屋さんにお邪魔して、テレビを観ながら再び一杯。

夕方のワイド番組では、いかにこの日が寒かったかを伝えていました。確かに寒い1日でしたが、この上ない温もりに包まれた1日でした。
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最近の「聡咲」〜2017・初春〜

2017-01-14 | 居酒屋・和食
年明け、再びネットを騒がしていた「水曜どうでしょう」新作騒動。

今回、再びこの「新作騒動」に翻弄された方が。

ご存知「聡咲」のマスターですね。
(^_^;)

…また、全国から問い合わせのメールが殺到した模様。

でも、マスターは全く「水曜どうでしょう」はご存知ない…と、言うか興味がない(笑)。

つまりは。

「新作はどうなってるんですか?!」と問われても、答えようがない、と言う事でして…

その切ない思いの丈は、お店のブログにも載ってましたのでご覧いただければ。
(^_^;)



さて。

今年も恒例の元日からの三が日営業。

行って参りました。

むしろ、一年で一番緩い感じで面白いのは、この元日からの三日間の営業だと、僕は思います。

鮪。大きい方と中くらいの。

毎年、とある寿司チェーン店の社長さんが世間を騒がす、あの高額マグロ…と同じ海域のご出身。

確かに、中々口にはできないようなハイスペックな鮪でした。もちろん日本酒と共に。

続いて牛。こちらも由緒正しいお家柄。


そして、この日の締めは…

豚生姜焼きご飯。タレがまず絶妙な味わい。刻みネギの風味も食欲を掻き立てます。

これは、豚よりもタレの染み込んだご飯がむしろメインですね。

鮪は山かけでも。

いい鮪であえて、の贅沢。

ここで少し胃に優しいものを…と言うわけで。

トマトと卵の中華炒め。色々と具材もたっぷり。

本ズワイガニオリーブ油バタールウトースト。

旨味でヒタヒタになった蟹の身と、カリッと焼かれたバゲットのバター。これが一気にジュワッと来ます。真ん中のポテトサラダも渋い。

そして、七草の辺りでは、さらに優しいメニューを体が欲しまして。

「豚肉をあっさり食べたいのですが」とのオーダーには、白湯スープで野菜と共に炊き上げた豚ロース肉が。

「七草粥的なものを」とのお願いには…

ネギの風味も鮮烈で、まさに胃腸が喜ぶ雑炊が。

このいつものフレキシブルさ。ありがたい限り。

最近は帆立も中々良いものが獲れないとの話だったんですが…

歯応えと甘みにグッと来ます。ホタテの「耳」もついてますが、これがまたコリコリとして素敵。塩で揉んで滑りを取ってるので、シャキッとしてます。

この帆立。もはや伝説となった「聡咲のマスター生前葬パーティー」で、向かいの席に座らせていただいた、札幌中央卸売市場の重鎮と言える方から仕入れたとのこと。

さすがの味わいでありました。

鏡開きの時期のお楽しみ。

ナルさん特製のあられ。揚げたてなので、外はカリッとしていて噛むとモチっと来る。そして絶妙な塩加減も相まって、噛みしめるたびにお米の旨さと甘みが。

さらには。

磯辺巻きも。醤油の風味と海苔の香りにウットリ。

そして。

マスターのブログに「キーマカレーを作ります」との告知があったのですが…

これがソレです。まんまと策略にハマりました(笑)。中には半熟卵も埋まってます。

野菜の甘みが半端ない。手間がかかってることが舌を通じて伝わる味です。

このお料理。

たまに繰り出される、「マスター逆ギレメニュー」です(笑)。

本当にあまりにも手間がかかるんで、目の前に出されるときに「こんなん、二度と作りませんよ。ええ。」みたいな感じで、軽く逆ギレしながらマスターが出す、と言うメニューが時々出現するんです(笑)。

このキーマカレーがまさしくソレ。
(^_^;)

この「逆ギレメニュー」に出会えたなら、かなりラッキーなのではないかと。

…注文して怒られると言う、他店にはないインパクトと共に味わっていただきたいですね(笑)。


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