じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「手打ちそばさくら」

2011-12-29 | ラーメン・蕎麦・うどん
札幌の三越前の交差点からも程近い、市電沿いのビルの地下にある蕎麦屋。

割りと最近オープンしたようです。

他とはひと味違う、ちょっと個性的な蕎麦が食べられると聞いて行ってみました。

木を活かした落ち着いた店内には、長めのカウンターとテーブル、小上がりも。中々広めです。

さっそくイチオシの鴨せいろを注文。

熱いつけ汁には、鴨の旨味が溶け込んでいました。

そして、蕎麦の方は…

写真では解りづらいかもしれませんが、太く縮れた蕎麦なんですよ。

一般的な蕎麦と比べてもかなり太い。

そして結構な歯応えがあります。

喉ごしと言うより、噛み締めて味わう蕎麦ですね。

以前、新得でも太めの蕎麦を食べたんですが、それに近いです。

元々、僕は音威子府の蕎麦のように、食べ応えのあるしっかりした蕎麦が好きで、更級蕎麦のような白くて細い蕎麦より、黒くて太い蕎麦の方が好きなんです。

なので、ここのも気に入りましたね。

夕方からはおつまみも出るようです。板わさと言ったいわゆる蕎麦屋のつまみではなく、居酒屋のおつまみ。宴会コースもありました。

今年の年越し蕎麦には、ここの蕎麦をしっかり噛み締めるのも良いかもしれませんね。
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雪が降る町

2011-12-24 | 日記
今年もクリスマスイブとなりました。

私は相変わらず、一人で飲んだくれてますが。
(^_^;)

街はいつもの年と同じ賑わい。

震災がありましたからね…

クリスマスがいつもと変わらない光景なのは、何となく不思議な感覚です。

被災地の方々は間違いなく、いつもと違うクリスマスを過ごしてらっしゃるわけですから。

一年、無事に過ごして、変わらないクリスマスを過ごせるのはありがたいことですね。

札幌大通公園のミュンヘンクリスマス市も、一番の賑わい。

ちらちらと、雪も降ってきました。

次の一年が皆さんにとって、幸せな一年となることをお祈りして…

メリークリスマス(^-^)/
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最近の「聡咲」~2011・冬~

2011-12-18 | 居酒屋・和食
何とも見事なハンバーグ。

これが居酒屋で出るんだから、相変わらずの凄さです。最初からミンチになった肉ではなく、塊の肉を包丁で叩いてミンチ状にしてるとか。

「近くのコンビニで買ってきた冷凍物なんですよ」なんてマスターは言います。でも、注文したらハンバーグを成形する、見事な音がパチパチ聞こえてきたりするんですけどね(笑)

そんなわけで、ススキノの「聡咲」です。

マスターからも「通いすぎです(笑)」と言われるくらい通ってますね。
(^_^;)

ここの洋食が専門店レベルなのはもちろんなんですが…

このハンバーグ、目玉焼きがまた泣かせます。こうしたツボを突きまくった料理が次々出てきます。

この店のメニューは完全に日替わり。同じメニューに次いつ会えるかはわかりません。

で、最近巡り会ったメニューをいくつか挙げますと…

汁だくのカツ丼です。

まず、この卵のトロトロ加減が何とも素敵。卵の混ぜ具合が絶妙です。カツもちゃんと所々サクサクしてて、その食感が嬉しい。

で、たっぷりの出汁がご飯にかかってます。

しっかりとした風味の良い出汁で、比較的あっさりした味付けなので、最初は通常のカツ丼のように食べられるんですが、最終的にはお茶漬けのようにサラサラ食べられます。

この感覚は斬新でした。

一般的なカツ丼の出汁だと味が濃すぎて、こんな食べ方したらくどくなるはず。計算づくです。

続いて…

海鮮太巻寿司。

マグロ、カニ、ホタテを巻いて、ウニとイクラをトッピングと言う、これ以上ないであろう組み合わせ。

シャリも良いお米を使ってるのが分かります。

隣に居たお客さんが、米の生産地の出身だったようで、シャリの味わいに感動してましたよ。

焼きそば。

王道的な焼きそばですが、例えば、上には鰹節ではなく鮭節がかかってたりします。

焼きそばも丁寧に作ると、こういう味になるのかと唸りながら食べてました。

お刺身。

食べると、明らかに良いネタを使っているのが私の舌でもすぐに分かります。

メニューにある値段を見ると、ススキノの他の店ならこの倍は取られるよな~、と思ってしまいました。

エビフライ。

横にタバコの箱でもあれば良かったんですが、かなりデカイ。頭からバリバリ食べてしまう快感。

タルタルソースも、一般的に使う具材とはちょっと違ってたりして、細かな工夫を感じます。

オムレツ。

やはり、芸術的に美しい。この写真を見たら、味や食感は容易に想像できると思うんですが、食べれば思った通り。

で、運良く再会できたのが…

カツサンドです。

使われてるのは小麦の風味豊かな、ふんわりしつつも、もっちりとした噛み応えのパン。

かぶりつくと、新鮮な野菜のシャキシャキ感を感じ、次にカツの肉汁と旨味を感じ、噛み続けるとそれらとソースやバターの風味が渾然一体となって…

何せ、具材のバランスが素晴らしい。再会できて嬉しかったです。

この店のカウンターに座っていると、周りのお客さんが「何を頼んでも美味しい」と言っているのをよく聞きます。

それを聞くと自分も何故か嬉しくなります。

どの料理も丁寧に作って戴いてるのを感じる料理です。

そして、美味しいものを食べてもらいたいと言う心意気を感じます。

この店は、ぐる○びや食○ログなんかで見つけてくるのではなくて…

本当に客同士、人間同士の実際の繋がりを通じた口コミで広がってほしい店です。

僕もこの店を知ったのは、とある方から「是非、この店で食べて欲しい」と教えていただいたのがきっかけですし、同じように僕も、この店を気に入ってくれそうだなと思った人だけにこっそり教えてます。

で、教えると必ず気に入ってくれて、その教えた相手は家族を連れてきたり、大切な友人にまたこっそり教えたりするわけです。

いい店の「口コミ」の広がり方は、本来こう言った形なんでしょうね。

なので…

運良く、この店の口コミを耳にしたら是非足を運んでみてくださいね。
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「まるき」で蕎麦屋酒

2011-12-11 | ラーメン・蕎麦・うどん
蕎麦屋で飲む酒には、特別な味わいがありますね。

夕方から蕎麦屋の暖簾をくぐって、軽く一杯…なんてたまらないです。

おつまみも、蕎麦屋ならではのつまみで。

一枚目の写真は板わさ。蒲鉾にわさびが添えられたもの。

で、これも定番。

玉子焼き。出汁のほんのりとした風味が素敵。

蕎麦屋のつまみで一番贅沢なのが…

天抜き。温かい蕎麦つゆに天ぷらが入ってます。つまり、天ぷらそばの蕎麦抜き。だから「天抜き」。

全部、元々は蕎麦の具材だったものをおつまみに仕立てたわけです。

天ざるの天ぷらだけを先にもらって、それをつまみにするのもいいですね。

蕎麦屋で飲む酒は「蕎麦前」とも言われて、あくまでも最終的に蕎麦を美味しく食べるためのもの。

酔っぱらうのが目的ではないんです。

…一応(笑)。

なので、これまで挙げたような独特なおつまみで、ビール一本に、日本酒のお銚子一本ぐらいを軽く飲んでから…


最後にお蕎麦を戴いて、蕎麦湯を飲んだらサッと帰る。

決して酔っぱらったりしない。そして、一人で飲む。

蕎麦屋でたしなむお酒は、こんな感じで楽しむもの………

なんて話をよく聞きますし、実際そうだと思います。

蕎麦屋で酔っぱらって大騒ぎするなんてのは、あまり格好が良くない。

とは言え…

そんなかしこまらずに、気楽にお蕎麦とお酒を楽しんでくださいよ、と、蕎麦職人さんは思ってるんじゃないかなって気もします。
( ̄▽ ̄;)

そんな、武士みたいな飲み方しなくても、なんて(笑)。

でも、お酒である程度、味覚をアイドリングしてから蕎麦を食べるのは、確かに理にかなってるのかも。

香りを楽しむ食べ物ですしね。

僕もここでは、ビールをジョッキで一、二杯に、純米吟醸あたりの、ちょっと良い日本酒を一杯だけ飲んでから盛り蕎麦を食べるんですが、何となく、いきなり蕎麦を食べるより美味しく感じます。

そして、天抜きの出汁を残しておいて、それに蕎麦をつけて食べたりもするんですが、これがまた旨い。

こんな楽しみは蕎麦屋ならではです。

お店は札幌の狸小路沿いにある「まるき」。札幌の老舗の一つ。

普通の居酒屋にあるようなおつまみも色々あるので、蕎麦屋酒入門にもよい店かもしれません。

客席は地下にもあって、中々落ち着いた雰囲気なので、美味しい蕎麦も出る居酒屋、みたいな感じで使うこともできるのでは。

でも、一階の席には武士のように背筋を伸ばして、日本酒のぐい飲みを傾けてる人がたまにいますので…

そう言う飲み方も、是非一度体験してみてください。
(^_^;)
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ホワイトイルミネーション

2011-12-10 | 日記
今年も札幌の大通公園では、ホワイトイルミネーションが開催されてます。

一枚目の写真は、川をイメージしたイルミネーション。

このイルミネーション、時間経過とともに色々と変化します。







近づくとこんな感じ。


下には雪が降り積もっているので、雪明かりでさらに綺麗になります。

昔からのイルミネーションも健在。





二丁目のミュンヘンクリスマス市も、夜はキラキラしてます。




で、テレビ塔前には…

クリスマスツリーが。テレビ塔と親子のようです。

イルミネーションは雪があると、格段に綺麗になりますね。

雪は雪国の人間には、実は厄介者でしかないわけですが…
(^_^;)

こういう楽しみも産み出してくれます。
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