じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

『ベンベラネットワークカンパニー』

2015-01-29 | カレー
とある御方と飲んでいた際、スープカレーの話に。

本州からお越しながらも、北海道には何度となく来ていらっしゃる方でしてね。

で、スープカレーと言えば、札幌中心部なら○○○○○○がやたらと人気なんですよね…でも、あの店やたらと味が濃くて僕はどうも好きになれなくて、やはり「スープ」と付く以上は出汁が大事で、その味わいを損ねるような「濃さ」は必要ないと思うんですよね…

などなど。

スープカレー談義をしていたら、自然とこの店の名前が。

やはり、スープ自体の味わいを大事にしてこそのスープカレー、と言う意見で一致したのでした。

そうなると。

翌日の昼にはこの店のカウンターに座ってしまっていました。

ごく、自然な流れですね(笑)。

今回は、ラムと牡蠣のスープカレー、チーズトッピング。

やはり、スープカレーは和みます。

優しくも力強い。

そんな、しっかりしたスープ自体の味わい。

これを引き立たせるのがスパイスなどであって、それらが自己主張しすぎたのは本末転倒…

なんて話はともかく。

体に栄養が染み渡り、スパイスで細胞が目覚めるのを体感しつついただいておりました。

やっぱり最近の人の舌は、濃くて解りやすい味じゃないとダメなんですかね。

例えば、鰹出汁の鮮烈なまでの旨味とか、噛み締めるほどに湧きあがる、ジャガイモの甘味と土の香りとか。

ありがたいことに、自分の母親は料理やおやつは何でも手作りしてくれたので、多少は人よりも舌が鍛えられたのかもしれません。

そんな繊細な味を感じ取れなくなってる人が多くなったのかなぁ…なんて、このお店のスープを口にしながら思ってしまいました。
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鳴り止まぬ赤福コール。

2015-01-25 | 日記
関西方面から観光でお越しになった、とある居酒屋(笑)繋がりで親しくさせていただいてる方からいただきまして。

無類の赤福好きとしては嬉しいことこの上なく。

なかなか口にできないんですよね。北海道にいると。なので、喜びもひとしおな訳で。

実際、たまに物産展などで札幌のデパートで売っていても、電光石火で無くなってしまいます。

用事で関西空港等に行くこともありますが、空港のお土産屋でも大抵売り切れ。

久しぶりに手にすることができました。この重みがまたたまらない。


包み紙を開けても雅な雰囲気。


うっとり。

餡の曲線が美しい。

甘さが控えめなのも嬉しい。

聞けば、原材料は北海道産だとか。

特に餅は北海道が全国に誇る名産地、名寄市の餅米を使用してるそうでして。

伊勢の誉れは、北海道の誉れでできているのですね。

姿を変えて、全国にメイドイン北海道が。

これまた嬉しい話です。

「あーかふく!あーかふく!」などと、某北海道ローカルの深夜番組のような赤福コールと共に、一箱一気に行かせていただきました。
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最近の『聡咲』~2015・大寒~

2015-01-20 | 居酒屋・和食
年が明けて一月二日。

気がつけば、いつものカウンターに座っておりました。

そしてふと横を見れば、いつものお客さんが並んでおりました。

元日も賑わったようです。ススキノも、年明け早々に営業してるお店は少ないですからね。

マスターは、三ヶ日が明けてようやく年を越した気分になるそうです。
(^_^;)

そんな年明け早々、年末までの勢いそのままにトップギアで営業する、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。

今年も、こちらでいただいたお料理の数々をご紹介していきたいと思います。

…最近、聡咲の記事をアップしていなかったのは、胃痙攣(※ひとつ前の記事参照)でなかなか普段通りに食べられなかったからです(笑)。ご容赦を。

さて。

一枚目の写真は今年の初オーダー、ビーフストロガノフ。

一般的に他のお店で頼むと、多くはビーフシチューのようなものが出されるのでは。最後に生クリームを垂らした、煮込み料理的なビジュアルのものです。

でもマスター曰く、ビーフストロガノフは本来「炒めもの」だと。デミグラスと生クリームで炒めたその味わいは、まさに濃厚。口にすれば、グイグイと責め込まれるように、心地よい濃さで舌が全て支配されます。

凍てつく寒さに包まれる、彼の国の皆さんが愛していたのはこの味なのか、と確かに納得。

「絶対、オーダーすると思ってましたよ」と、マスターはカウンターの中でニヤリ。解りやすい客なんです(笑)。勉強させていただきました。

クラムチャウダー。

お節に飽きた頃には、こんな優しいメニューがありがたい。ホッとするような、滋養に溢れるスープ。

椎茸肉詰め。

美しい揚がり具合。椎茸と挽き肉が揚げ油の中で泳ぐうちに、お互いの旨味と風味を交換しあった結果、素敵な味わいに。思えば理にかなった料理ですね。

大間のマグロ。

何故か噴火湾のタコが寄り添ってました。正月と言えばマグロ。あの「すし○んまい」の社長が、築地で競り落としたマグロの横を泳いでいたかもしれません。

ジンギスカン。

未年ですから。まずは食べておかなくては。タレ漬け込みタイプのジンギスカンは、道民のソウルフード。生ラムなんて、本当に最近の食べ物です。

五目揚げかまぼこ。

渋いです。軽い炙りが入ってます。パリッとなった表面には、うっすらと油が汗をかいたように浮かんでます。これこそ、酒肴。

豚ローススタミナ焼き丼。

タレごと、あますことなくスタミナを摂りたかったので、一品メニューを丼にしていただきました。海苔の風味がこれまた嬉しい。

季節の野菜たっぷりの湯豆腐。

見た目の通り、優しい一皿。恐らくは、年末年始で暴飲暴食を繰り返したであろう客を気遣ってのメニューかと(笑)。実際、ポン酢の味わいもありがたい、あっさり温かなメニューでした。

ローストビーフサラダ。

むしろ、そっちがメインかと言うくらいたっぷり盛られた野菜。ビールやワインのおつまみには、この上ないですね。

最後に…

雑炊。

完全に裏メニューと言いますか、件の胃痙攣の関係で「胃に優しい炭水化物」ということでお願いした訳でして。

しかし当然、普通の雑炊は出ません(笑)。数えてませんが、十種類以上の具材が入ってたような。それも、良い出汁と栄養が出そうな山海の食材の数々が。

そりゃもう。

あまりの激痛に疲弊した胃と心に、しみじみ優しく滋味が染み渡りました。

日々、色々荒んだ客にも(笑)、心尽くしの一皿を出してくださるのが聡咲であります。

今は、遥か彼方の外国で頑張っていらっしゃる、とあるお客様もSNSで仰っていましたが、人間は食べ物が心の支えだったりします。

早くて安い食べ物も良いですが…

しっかり心がこもった料理だから、食べた人間の心も支えることができるのではないかと。

そんなことを、聡咲のカウンターに座りながら考えた新年でありました。
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病み上がりに「すみだ川」のカツカレー(大盛)。

2015-01-18 | カレー
「胃痙攣」なんてやっちゃいましてね。新年早々。

名前の割には今まで経験したこと無いような激痛で、まさに痛みにもんどりうってました。

で、しばらくはお粥ばかり食べることに。揚げ物やお酒は控える食生活を余儀無くされ、改めて普段健康で食べたり飲んだりできることに感謝しておりました。

ようやく最近、痛まなくなりまして。

お粥を食べてた時に、一番食べたかったメニューをついに解禁。

カツカレーです。

いきなりそういうものを食べるから、そんな胃痙攣なんてなるんだ、と各方面から言われそうですが(笑)。

ここ数日間、ずっと頭にカツカレーが浮かんでたもんですから。
(^_^;)

今回は札幌の中心部、狸小路にも程近いトンカツ屋さん、お馴染みの「すみだ川」のカツカレーを。

何せ、しばらく時間が経つと表面に膜が張るような、昔ながらのカレーな訳です。

「ライスカレー」と呼びたくなるような、清く正しい日本のカレー。

口にすると優しい甘さと辛さ。家庭で作るカレーの延長線上にあるような、ホッとする味わい。しみじみ噛み締めてしまいます。

さすがにトンカツ屋さんだけあって、カツカレーにもロースカツ、ヒレカツ、チキンカツなどいくつかの種類が。

ちなみに今回はロース。

豚の脂身の旨さを楽しむなら、やはりロースです。

恋い焦がれたカツカレーを、しっかりゆっくりいただきました。

これにて胃痙攣も完治したことを確認。

「普段から暴飲暴食してるから、胃痙攣なんてなるんですよ」とのご意見も多かったんですが…

それが原因なら、とっくの昔になってるような気が。
(^_^;)

いえいえ。

これからは、胃袋を労りたいと思います。
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早くも雪まつりの準備が。

2015-01-10 | 日記
札幌大通公園では、早速雪まつりの雪像の作成が始まっていました。

重機を使って雪を積み上げてます。

今年も日本各地はもとより、世界中からお客さんが来るかと思うんですが…

観光都市に住む者としては、英語での道案内くらい華麗にできなきゃな、なんて思ったり。
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