じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」〜2017・夏至〜

2017-06-30 | 居酒屋・和食
札幌は雨が多い六月となりました。記録上は約100年ぶりの多さだとか。

たまの晴れ間は本当に清々しいのですが、週末に限って雨が続くというパターンが多いです。

でも、ビアガーデンなども開き始め、これから夏に向けて一番いい季節が続く…はず。

同時にこちらのお店のメニューにも、初夏の食材が並び始めました。

札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。

今回もこちらで最近頂いたお料理を御紹介。

やはり、コレです。

北海道は雲丹の美味しい季節となりました。

オホーツク海側の雄武町で獲れたエゾバフンウニ。「赤ウニ」と言われるものですね。

何やら今年はウニが獲れないらしく。

貴重なウニ刺し。日本酒とともにじっくり味わいました。

豚しゃぶサラダ。

あっさりしたおつまみが欲しくてお願いした一皿。ルッコラやホワイトアスパラも入ってます。

肉味噌スティックサラダ。

ちょっと体力的に弱ってたので(笑)あっさりメニューが続きます。でも、野菜は新鮮そのもの。肉味噌は濃厚。食欲が戻りました。

カポナータ。

さらに野菜メニュー(笑)。イタリア風の野菜の煮込みに、トーストとクリームチーズも。

新タマネギスライスにポン酢を。

さらにあっさりメニュー。
(^_^;)

でも、これも毎年初夏の頃には必ずここで食べてますね。

ハンバーグと夏野菜のチーズ焼き。

「夏野菜」と聞くと反応する、とある番組のファンを意識したとかしなかったとか(笑)。

それはともかく、チーズでコーティングされた色鮮やかな野菜と、中に隠れたハンバーグは食べ応えも充分。

納豆オムレツ。

この千切りキュウリが相性抜群。こうしたひと工夫がありがたい。

タヒチ風ドライカレー。

何をもってタヒチ風なのか。比較的大き目の具材だとタヒチ風らしく。口にすると、手間暇かかりまくりなのがすぐ解る味わい。

ハンバーグデミグラスシチュー。

これも仕込みにかかった時間がわかる深い味。洋食の真骨頂ですね。

生ラムしゃぶサラダ。

今度はメニューに載っておりました。ラムもこうして食べれば臭みも抜けて食べやすい。

生本鮪納豆生春巻き。

早口言葉みたいな料理名ですが(笑)生本鮪を使ったぜいたく生春巻き。

ポテトフライ。

急に食べたくなり、先ほどのハンバーグの付け合わせ用のジャガイモを揚げていただきました。皮付きでサクサク。仕上げの粗びき黒胡椒でビールもすすむ。

明太子パスタ。

平たいフェットチーネの歯応えも嬉しい。刻み海苔の風味も利いてます。明太子パスタが聡咲で出るのは珍しいような。

とんかつ。

メニューに「とんかつ」とだけ。これは真っ向勝負のとんかつが来るな…と思ったらその通り。厚みも素晴らしい。

礼文島産干なめたガレイ焼き。

これだけは年に一度、聡咲で必ず食べてますね。北海道で食べるべき魚のひとつ。ホロホロしつつもしっかりした身は、干されて旨みもギュッと詰まってます。

再び、本鮪とウニ。

今度は積丹の塩水ウニ。白ウニです。赤と白食べたから今年はもう悔いは無いです。

牛カルビ焼肉サンチュと共に。

焼肉屋さんのそれと同じく、巻いて食べます。これだといくらでもイケそう。

トウモロコシの天ぷら。

さすがにまだ北海道の地物は無いのですが、とうきびはこうして天ぷらで食べるのが一番。カレー、ワサビ、岩塩の三種の塩で。

何か、載ってますが…

桜鯛のマリネ。ウニをくるっと巻いて食べます。そりゃ、贅沢な味しかしません。
(^_^;)



まさかの2年連続の開催となる、聡咲の「大人の遠足」。8月末に決行されます。

詳細が決まりましたので、お店のブログもご覧いただきたいのですが、今回は、積丹で「積丹ブルー」の海を眺める→小樽観光→札幌盤渓で焼肉、と言うルート。

今回はバスもトイレ付き=たぶん、車中でもいきなり呑む、という事でして…

前回以上に色々ありそうな(笑)。

まずは美味しいウニの産地たる積丹の海を見届ける訳ですが、ここで体力を削られるそうです。恐らくここで割りと歩くことに。
(^_^;)

バスで来てるのに、最終的に目的地までは歩く。何故なら「遠足」だから。

前回は盤渓から円山動物園までの、まさかの軽い峠越えでしたからね。

暑い中、他に誰一人歩いてない道を黙々と歩いて行く謎の集団。シュールな光景でしたよ。はい。

なんで毎回、軍隊の行軍演習みたいになるのかよく分かりませんが(笑)、たぶん、全ては最後の盤渓での焼肉&冷たいビールのためでしょう。特にジンギスカンが旨いんです。札幌ばんけい株式会社さんが楽しい遠足となるよう、全面バックアップしてくださいます。

そして。

今回もマスターが無理矢理、快晴にするハズですから(笑)、是非ともご参加を。
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「ASSE」で夕張メロンと生ハム+道産イチゴのピザ。

2017-06-25 | イタリアン・フレンチ


左側は夕張メロンと生ハムとモッツァレラ。

右側は道産イチゴとゴルゴンゾーラ。仕上げにバルサミコ酢。

…どんな味か想像するのは難しい…

と言うか…率直に言って、この素材でピザを作ると一体どうなるのかと、頭の中は「?」で一杯になろうかと。

僕もそうでした。
(^_^;)

しかし。

そこは「ASSE」のご主人ですから。

想像も期待も遥かに上回る味わいでした。

甘い感じの、いわゆる「デザートピザ」ではありません。

むしろ、完全にお酒のアテになるピザ。

まずメロンと生ハム、イチゴとゴルゴンゾーラと言う組み合わせ。これが果物の甘さと塩気が絶妙なバランス。まさに「いい塩梅」。

そして薪窯の高温で一気に焼き上げるからか、果物の瑞々しさはそのままに、甘さが更に増したような感じに。

だからメロンやイチゴの風味や食感もそのまま。

かぶり付くと、甘み、塩気、酸味などの様々な味と、チーズやオイルの豊かな風味と旨みをたっぷり蓄えた汁が、これでもかとジュワジュワ溢れ出ます。あらゆる味覚を刺激されます。

桃とゴルゴンゾーラのピザを頂いた時もそうですが、まるで肉のピザを食べてるような。

とても自分の語彙力では伝えるのは難しいので、興味が湧いたなら是非食べて見てくださいとしか。
(^_^;)

すみません。

ちなみにメロンの方は「メローネ」と言う名前のピザだったのですが、イチゴの方はメニュー自体に載っておりませんでした。

そして、このピザに合わせるのが秋田の地酒。






これも「合うの?」と思われるかもしれませんが、見事に合ってしまうのが素晴らしい。

今回は、初夏の名物…

ウニとリコッタチーズ。

さらには…

レバーのパテも頂きました。

これも旨みの塊ですね。臭みなど無くて、口にするとフワッと融けて、舌が旨みでコーティングされるような感覚。

お隣にいた、二十歳くらいの二人連れのお客さんにもお裾分けさせて頂いたのですが、絶賛。お一人はレバーが元々苦手だったようで、それでも「これは美味しい」と一気に召し上がっておりました。

それにしても。

ここでお料理や日本酒を頂くと、毎回味覚の経験値が上がります。メタルスライム並みです(笑)。

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北大祭で食べまくり2017

2017-06-17 | 美味しいイベント
僕にとって札幌の初夏のお祭りと言えば、よさこいソーランでも北海道神宮祭でもなく…


北大祭。

その模擬店で出される品々には学祭レベルを超えたものも多く、地元のテレビ局のワイド番組が生中継で伝えるほど。

そしてやはり、毎年注目せざるを得ない「IFF」。インターナショナルフードフェスティバルの略ですね。

つまりは、北大の留学生の皆さんが母国の料理をだす模擬店が並ぶエリア。

普段口にできないような料理の数々に、毎回うっとり。模擬店ならではの気楽なお値段で楽しめるのも素敵。

そんな訳で、意気揚々と乗り込みます。


まずは一カ国目。

エジプト。

「シャワルマ」と言う、ピタパンにたっぷりの野菜とスパイシーなチキンを挟んだもの。この野菜の量は嬉しい。


パキスタン。

チキンティッカマサラ。辛さも程よく、これはもう、ビールが欲しくてたまらない。北大祭はアルコールはNGなのが悔やまれる。

ネパール。

ネパールのカレーは、比較的トロミもありました。北大祭は各国のカレーをハシゴできるのも嬉しい。

スリランカ。

ココナッツロール。クレープのようなモチモチした生地に、ココナッツを甘く煮詰めたような具が。なんか紅茶にも合いそうな、暑い国独特の甘さ。

ベトナム。

「ベトナム風豚焼き麺」とメニューにありましたが、つまりはフォーですね。香草の香りと甘辛い感じのタレが食欲をそそります。

モンゴル。

モンゴル風のクッキー、とのことでしたが、味わい的には素朴な甘さのドーナツですね。

フィリピン。

「バナナキュー」と言う、バナナで作ったアメリカンドッグのようなおやつ。フィリピンと言えばバナナ。こう言う食べ方は普段なかなかしませんが、揚げることで甘さも増したような。

7カ国制覇した時点で、一旦IFFを離脱。

北大内の南北に伸びる長いメインストリートには、他にもサークルや「県人会」などのお店もたくさん並んで居ます。

当然、日本各地からも北大には学生さんが集まってる訳で、「県人会」として各地の郷土料理を出す模擬店も多いのです。

四国の讃岐うどんの模擬店は毎年行列ができてますね。

インパクトのある店名も色々あって、それも楽しみの一つ。

今年ツボに入ったのは「ブルゾンチヂミ」と「ラーメン二浪」でした(笑)。

「ラーメン二浪」は本家並みに大行列が出来てましたよ。
(^_^;)

そんな中。

北大祭伝統のこの一品。

「揚げアイス」です。

シューアイスに衣を付けて揚げたもの。熱々でカリッとしたシューから、冷たいアイスがトロけます。チョコソースなどをかけてくれるお店も。

古くからある北大祭名物とのこと。最近は出してる模擬店も少なかったのですが、今年は比較的多かったですね。「クラークパパの揚げアイス」ってのもありました(笑)。

そしてもう一品デザートを。

「リッピンドッツアイス」という、カラフルな粒々のシャーベット。見た目も楽しい。

実は、よく訪れるお店でバイトをしてるスタッフさんに北大生の方がいて、模擬店を出すと聞いて伺いました。「店は池の近くにあります」と言われて、北大生でもないのに「あ、あの辺りね」とドヤ顔で言ってしまうあたり、我ながら北大祭マニアだなと。
(^_^;)

鉄道やらアニメやらガンプラやらの展示なども色々見てから、再びIFFへ。


イラン。

ジョースープ。大麦が入っていて、体に優しい感じの味わい。

インドカレー。

毎年食べる、本格カレー。さらさらしたルーでした。チキンの旨味も豊か。

アフリカ料理のおやつ。

豆のドーナツ。IFFでは豆料理も多いですね。

もう一息、周りたい所でしたが…雨が降り出したので、今年は10か国制覇で終了。それでもしっかり堪能しました。

今から来年が楽しみです。
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初夏を告げる「サリュ」の冷製ウニのパスタ。

2017-06-04 | イタリアン・フレンチ


毎年一度、食べるのが楽しみな料理がいくつかありまして。

使う食材が旬の時に、そのお店に行くと食べられる一皿。

そのひとつが「サリュ」で6月ごろになると供される、冷たいウニのパスタ。

「サリュ」は札幌のススキノ北側の「Gダイニング」一階にある、ワインと道産食材を使ったイタリアンが楽しめるお店。

ここに通うお客さんにも、このパスタを毎年楽しみにしている方が多い模様。

クリーミーでふんわりと仕上げられた冷たいウニのソースに、太目のパスタを絡めています。

その香りや甘さ溢れるソースは、ウニの魅力全開。空気を含んで、緩めのメレンゲのようになっているので、軽やかな口当たりです。

そのソースをパスタとともに噛み締めると、小麦の風味も相まって旨味が口の中で華麗に拡がっていきます。

皿に残ったソースは、焼き立てのフォカッチャを別にオーダーして、ちぎったそれにたっぷりつけて食べる。これだけで別の料理。一滴たりとも残さずに食べ切ります。

「洗わなくていいですね(笑)」と、食べ終わった皿を戻した時に、スタッフさんからも言われました。
(^_^;)

これを食べると、札幌にもまた夏が来るんだなとしみじみ思います。
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最近の「聡咲」〜2017・リラ冷え〜

2017-06-03 | 居酒屋・和食
咲き誇っていたライラックも散り始めた札幌。

今時期は初夏のような暑さの日もあれば、初秋のような寒さの日もあったりします。

「リラ冷え」とも言われる冷え込みですが…

実は、5月中旬から六月にかけてが北海道は一番爽やかな季節。

観光に来るなら、今がオススメなのです。

そして、それをご存知のコアな札幌マニアのお客様も訪れたりする、最近の札幌ススキノ「本気食聡咲」だったりします。

今日もこちらでいただいたお料理をご紹介。

急にマスターから「味見してみて」と渡されたのが…

フレンチトースト。ナルさんのご家族が焼き上げたバケットに卵や牛乳を染み込ませて、外はカリッと、中はトロリと仕上げたフレンチトーストは甘さも控えめ。

これを活かしたメニューを色々話したのですが、その後日。

アスパラベーコンのフレンチトースト。

意外な組み合わせと思う方も多いかと。甘さが抑えられたフレンチトーストなので、この甘辛タッグはとてもよく合うのです。

さらには、チョコムースにイチゴ。

熱々のフレンチトーストの上でとろけるムースとイチゴの爽やかさ。これは王道ですね。

でも恐らく、もうフレンチトーストは出ない…ような気がします。
(^_^;)

野菜の方が多いのがむしろ嬉しい。

牛カルビ焼き。

梅じそを挟んで焼いた豚ロース。

さっぱり感が素敵。

急にお願いしてしまいました。しかもハーフで(笑)。

相変わらず、軍隊並みに背筋のピッとしたタコさんです。

鴨を低温調理したので、しっとり柔らか。

鴨ローストサラダ。

イベリコ豚アスパラ巻き。

アスパラもの太さも豪快。

北海道の初夏の味の一つ。

時知らずの塩焼き。今時期に獲れる鮭を「時知らず」と呼びます。これが案外、北海道以外ではまだあまり知られていない味覚。秋に戻る前に、今、帰って来ちゃったうっかりさんの鮭は、身はふんわり、脂の味わいも爽やか。そしてパリパリの皮が素敵。

もう、手間のかかり具合が半端ないのは、口にすれば分かります。

ビーフカレー。目玉焼きがグッと来ます。

肉味噌キュウリ。

こういう酒肴がありがたい季節。瑞々しいキュウリに濃厚な旨味の肉味噌でビール。

知床鶏モモ肉正肉チキンディアブルステーキマスタードソース。

長いメニュー名ですが、調理にもかなり長い時間を要する本格派。「小悪魔風」とも呼ばれる調理法ですが、カリカリに仕上げられた皮の下からは、しっかり肉汁を蓄えた身が。

これは時々、ごく稀に現れるメニューなのですが、運良く見かけたら是非お試しを。



これからは姫ますや、積丹の塩水ウニなど、今しか味わえない食材が聡咲のメニューを賑わせる事でしょう。

そんな意味でも…道外から北海道にお越しになるなら今、なのです。お待ちしております。
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