じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

バル uno Kotoni

2016-11-28 | バール(バル)
ようやく行けました。

もうかれこれ十年くらいお世話になってる方が店長を務めておられまして、札幌の西側、琴似にもお店を出されたと聞き、行かなければと思いながらも地理的に若干、僕の行動半径から外れてしまうもので、中々伺えなかった訳でして…

ちょっとお願い事もあり、ようやく伺うことが。

お店は琴似の繁華街、とでも言うのでしょうか。地下鉄の駅も近い賑やかな場所に。

スペインバルですので、気軽に楽しめるタパスがたくさんあります。

まずはキノコのガーリックソテー。

ピリッと辛く、ニンニクもガツンと。そこへ卵の黄身を絡めて食べるとこれまた絶妙な塩梅に。ビールもワインも進むような一皿。

トマトとチーズのサラダ。

バジルのソースが素敵。バルでは定番のおつまみですね。


ビーフシチュー。

こんな一品も出ます。これにはやはりバゲットをつけて食べたいところですが、とあるメニューをお願いしたかったので我慢。

そのメニューが…

ボカディージョ。

実は伺った日は、店長さんがスペインでの研修旅行から戻ったばかりのタイミングだったんですね。

facebookでその模様を色々拝見してたら、本場のボカディージョの写真にすっかり食欲を刺激されまして。

再現していただきました。

生ハムを挟んだシンプルなサンドイッチですが、やはりシンプル・イズ・ベストとはこのこと。

これで白ワインなんて合わせたらステキですね。

…ビール飲んでましたが(笑)。

自宅のある場所から地下鉄で行こうとすると、軽い小旅行になってしまうもので…

なんて言い訳を終始してましたが、出していただいたお料理の数々に、もっと通わなくてはと改めて思った次第であります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『麻生バルUNO』

2015-08-17 | バール(バル)
「…いやぁ…ご無沙汰してすみません…」

と、言い訳しながらの入店。

札幌の地下鉄南北線・麻生駅から北側にちょいと歩くと、何とも街の雰囲気に馴染んだバルが。

元は、別のお店で働いてらっしゃった顔馴染みのスタッフさんが、こちらに。

そのお一人、こちらのシェフのお誕生日にようやくお伺いした訳でして。

毎年、少なくともこの日だけは行かなくては、と。

札幌にお住まいの方なら、何となくお分かりかと思うんですが…

麻生から、私の住む新札幌は妙に遠い。
(^_^;)

それで、本当はもっとお伺いしたいんですがどうにも(以下、言い訳につき省略)

でも。

Facebookなどで拝見する情報は、お料理はもちろん、趣向をこらしたイベントやライブなど、お客さんに楽しんでもらうべく常に攻めの姿勢が。

「あ…これ、食べたいなぁ…」なんて思いながら、Facebookを眺めるのが常。

やっと食べられた、計り売りのローストビーフ。一枚目の写真です。

300グラムだったんですが…

この厚み(笑)。肉を食べたい欲望を満たすための一皿。ガシガシ喰らいました。

そんなハイテンションな皿の後には…

豆のサラダ。こういうのが嬉しいんです。四十路も過ぎると(笑)。

実際、ワインやカヴァにも合います。

今回は完全に肉狙いでしたんで、お料理はここまで。後はひたすらお酒をいただいてました。

本当は他にも色々食べたかったんですが。
(^_^;)

カウンターにいると、次々と地元のお客さんがシェフへの祝福のために訪れていました。

何ともいい雰囲気。地元への密着感が素敵。

また、間を空けずに伺いたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の楽しみ。小樽の銭湯でひとっ風呂あびたら『Collage』で冷たい一杯を。

2015-08-16 | バール(バル)
小樽に降り立つと…

最近はまず、銭湯へ。

小樽駅からしばらく真っ直ぐ進み、稲穂二丁目の信号を左に。

飲食店などが立ち並ぶ通りをさらにしばらく直進すると、やがて左手に見えるのが「柳川湯」。

奥には鶏の半身揚げで有名な、あの「なると」もあります。その行列を右に見ながら銭湯の暖簾を潜る。

中に入れば、そこは古き良き昭和の銭湯。午後2時頃には開いてます。

こちらの湯船は底が深くて、お尻を下に付けようとすると、顔の半分以上が水没します(笑)。

で、深い割りには浴槽の縁にある足場は足の幅ぐらいしかないので、入るときは慎重に。

お尻を浮かせた状態で足を伸ばし、両肘を足場にひっかけると…なかなかにリラックスできる心地よい体勢に。

これが計算されたものかどうかは解りませんが、昔からの銭湯はこうした湯船が多いような気がします。

お湯に浸かりながら見上げると、ガラス張りの高い天井が。青空が拝めます。軽い露天風呂気分。もちろん気持ちよい。

ゆっくり浸かってから徐に湯船から上がり、体を洗おうと手に取った桶は…黄色い「ケロリン」(笑)。まったくもって清く正しい銭湯です。

小樽市内にはいくつも老舗の銭湯があって、中にはお湯が温泉の所も。

昼下がりにひとっ風呂浴びて、さっぱりしたところで夕方から飲む、と言うのが、自分には一番の小樽での過ごし方だったりします。

カラカラの喉を携えて、その最高の「一杯」を呑むために向かうは…

アーケード街からちょっと小路に入った所にあるバル「Collage」。横には「らく天」という居酒屋さんもあって、この小路には飲み屋さんが数軒立ち並んでいます。

まぁ、ビール。とにかくビール。

その後は、夏ならモヒート。一枚目の写真です。

グラスにミントの葉をたっぷり入れてライムや砂糖と共にすり潰し、ラムを注いだらクラッシュアイスを入れてバースプーンでかき混ぜる。

上下に大胆に、かつ素早くかき混ぜるのが大事。

グラスの表面に霜が浮くまで混ぜたら、ソーダを注いで出来上がり。こちらのお店で使うミントは特に元気のよいミントだからか、薫りが鮮烈です。

まさしく夏のためのカクテル。…まぁ、冬に飲んでも良いんですけどね。
(^_^;)

実際、キューバのハバナ発祥だとか。文豪ヘミングウェイがこよなく愛した一杯。

夏の火照りを治めてくれるカクテルですね。

僕は砂糖を極力少な目にして、さっぱり目にしていただきます。もちろん、砂糖が普通に入ったモヒートも美味しい。黒砂糖を使うのもいいですね。

最近は、お店によってはクラッシュアイスを使わずにキューブアイスだったり、出来合いのモヒートを注いで、ミントの葉を最後に上に載せるだけのものも出されたりしますが、いけません。

モヒートはしっかりと手順を踏んでこそ。こちらのお店のように、バーテンダーさんが丁寧に作ってくださるモヒートは、本当に美味しい。

美味しいお酒には、美味しいおつまみ。いつもシェフが、素敵な酒肴を用意してくださいます。

水菜とベビーリーフにカリカリベーコンを載せたサラダ。

シャキッとした水菜に、ベーコンの食感と塩気が心地よい。この上ない、おつまみとしてのサラダ。

いつも楽しみな自家製スモーク。今回は、ししゃも、沢庵、カマンベール、プロセスチーズ、うずら、レバー、ホタテ、南蛮海老。

どれもウイスキー等にぴったりな酒肴。沢庵が特に甘さと薫りが絶妙でした。

さらに嬉しい一皿。お裾分けしてくださったのですが…

ハニーマスタードチキンサンド。バゲットはオーセントホテル謹製。この甘味と辛味のバランスの良さは、アメリカでの勤務経験もあると言うシェフならではの味わいでしょうか。これにはコロナビールを。一気に平らげました。

ここでひと息つけるべく、角ハイボール。

香り付けのレモンピールが…ハート型に。ちょっとドキドキ。
(^_^;)

夏場にはこれまた嬉しい…

滋味あふれる、パプリカの冷製スープ。優しい甘味と微かな苦味。栄養もたっぷりで、夏バテ予防にも良いのでは。

さらに野菜を。

ラタトゥイユ。今時期はやはり、こうした色の濃い野菜をたくさん食べたい訳で、その意味でもありがたい酒肴。冷たい白ワインなんて合いますよね。

仕上げには、フレッシュフルーツを使ったカクテルを。

白桃のフローズンダイキリ。大人のネクター。口にすると白桃ならではのトロミ。口の中でゆっくり融けて、白桃の甘味と薫りが開いていきます。

さらには…

余市産ブルーベリーのフローズンダイキリ。新鮮なブルーベリーはとにかく酸味が爽やか。お酒でありながらも体に良さそうな感じが素敵。

どちらもキンキンに冷たくて、飲めば体が一気に涼しくなります。

ですが、口当たりの割りには実は結構なアルコールの強さ。ダイキリですからね(笑)。

飲んでるうちはそんな強さを感じるどころか、飲みやすさに優しさすら覚えますが…お腹の中で凶悪になる可能性が(笑)。お酒に弱い方は、特にゆっくりゆっくり飲んでください。
(^_^;)

こちらのお店での締めは…

ホットドッグ。今回はチリドッグで。手触りからして素敵。パリッと焼かれたパンに肉汁溢れるソーセージ。酒呑みの正しき締めの一皿。

カウンターで飲んでいるとカモメの鳴き声が聞こえたりして、港町の情緒がたまらなかったりします。

イタリア・ナポリのバールで飲んでるような気分に。

…イタリアに行ったことは無いですが。
(^_^;)



北海道の夏もあとわずか。夏の楽しみを今年も満喫できました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『麻生バルUNO』

2014-08-09 | バール(バル)
あまりに暑かったとある日。

少しでも北に行けば涼しくなるかなと。

そんな訳で麻生へ。

馴染みの「UNO」。

タンクトップに短パンで行ったら「夏の風物詩ですね~」と言われてしまいました(笑)。

勝手知ったるいつものスタッフさん。安心して寛げます。


一品目は、トマトにコンソメジュレをまとわせた前菜。まさに爽やかな味わい。

ズッキーニの肉詰めに…


道産ランプ肉。

肉の旨味をしっかり感じるには、やはり赤身。噛み締める度、力が湧いてきます。

ピュアホワイトを使った冷製コーンスープ。

荒ごしにしているので、食感も楽しい。そしてピュアホワイトならではの甘さ。

夏の冷たいスープはやはりありがたい。

ボカディージョ。

スペイン風サンドイッチとかで、生ハムなどが挟まってました。

後はひたすら飲んでおりましたが、女子会らしきグループなどもいて、皆さん楽しそうに過ごしてました。

相変わらず「これぞバル」という雰囲気でしたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽の『Collage』

2014-06-13 | バール(バル)
「渾身のエスカベッシュですよ」

目の前に出された一皿。

本当に渾身の味。

言わばフランス風南蛮漬けなんですが、酸味や甘味、苦味が絶妙。大人のおつまみです。

そんな訳で、小樽の『Collage』であります。

小樽駅からも程近い中心部にあり、「隠れ家」や「街のオアシス」という聞き慣れた言葉よりかは、もはや酒呑みのベースキャンプのような佇まいのバル。

どっしりと構えて飲むも良し、「0次会」としてアイドリングで一人飲むも良し。

自分にとっては、ここに来ることのみが小樽に足を伸ばす理由になるお店であります。

…けれど。

札幌からは小一時間はかかりますんで、なかなか行きたくても行けませんでして。何とも歯痒い。
(^_^;)

とは言え。

行けば毎回、素敵な夜を過ごしております。

よく、このブログでは「酒呑みのツボ」という言葉を用いますが…

それを北斗百烈拳並みに毎回突かれます。"ひでぶ"な感じです。

例えば。

こんな自家製スモークを目の前に出されたら、それはもう、ニッカの骨太なウイスキーをハイボールで呑みたくなりますし…


トルティーヤにチーズなどを挟んで香ばしく焼かれたこの一皿には、ライムを絞り込んだコロナを呑みたくなるわけです。

こちらはカブとベーコンとアスパラのソテー。

これは冷たいカヴァ辺りで。

野菜のブルスケッタ。

茄子やパプリカなどの野菜の旨みが凝縮されてます。これをカリッとしたバケットに載せていただく。これのお供なら、辛口のスキッとした冷たい白ワイン。

倶知安のジャガイモのガレット。

これにはやはりビール。それこそ、小樽ビールのドンケル辺り。

お腹も満たされ酔いも程よく回ったら、今度はカクテルを。

いつものジャックローズ。

カルヴァドスという、リンゴのブランデーがベース。僕は毎回、酸味を利かせて作っていただきます。

夏の定番。

モヒート。ラムベースで、ミントの風味が爽快なカクテル。このミントも自家製と言うか、お店で育ててるミント。茎も太く力強いミントでした。

お酒をひとっとおり飲んだシメには…

以前も申し上げましたが、まさに「酒呑みの癒し」のようなホットドッグに…


熱々で甘味が深い、オニオングラタンスープ。滋味が体の隅々に染み渡る。

…もう、この流れでお分かりかと思いますが、酒呑みのあらゆるニーズにフレキシブルに応えてくださる感じが嬉しい。

コーヒーやソフトドリンクももちろん多数。

定期的にパーティーも開いていて、スペイン料理やメキシコ料理など、毎回テーマを決めて料理とそれに合うお酒を楽しめるそうで。

これにも一度は行きたいもんです。

通う度に新しい何かがある。

気付けば、そんなお店にばかり行ってますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする