「満月」のエビちゃんぽん

札幌狸小路六丁目に最近できた、ちゃんぽんの店。

正確には「北海エビちゃんぽん」という名前です。

道産食材をふんだんに使ってるちゃんぽんです。

麺は北海道産小麦100%の、もっちりとしたストレート麺。

スープはトンコツスープに増毛産の海老を入れて出汁をとった、風味豊かなもの。

そこに野菜や海鮮など、旬の道産素材が具材として載るわけです。

まず、店に近づくと海老の香りがしてきます。

入り口の扉を開けてる時は、かなり遠くからでも香りがします。

お店は奥行きのある細長い感じで、カウンターにテーブル席が三卓ほど。

お店の壁には、使っている食材と、その産地が書かれた黒板が。確かに道産素材オンリー。

メニューは、ちゃんぽんにライス、ビールとシンプル。

真っ向勝負って感じです。

出てきたちゃんぽんは、中々のボリューム。

具として野菜がたっぷり使われてます。これは嬉しい。

スープはとにかくあっさり。口にした途端、海老の風味が一気に拡がり、次にトンコツの旨味と野菜の甘味を感じます。

飲んだ後には最適な味。

テーブルには薬味が数種類あります。ローストガーリックやラー油、ニンニク味噌などがあって、入れると一気に味わいが変化。

薬味を少しずつ色々いれて、この味の変化を楽しみながら食べると楽しいです。

こんなメニューも。

いくらこぼし。いくらがたっぷりのオニギリ。これがまた、何ともちゃんぽんのスープに合いますね。

狸小路六丁目界隈と言えば、札幌のラーメン激戦区。

そこで敢えて、ちゃんぽんを出すあたりにお店の覚悟を感じます。

北海道の食材を活かした渾身の一杯です。



(2012.6.1追記:残念ながら、閉店しました。)

「ツバキホール」でランチ

札幌狸小路一丁目北側にあるレストラン。

イタリアンやフレンチベースの料理がいただけます。

店内はカウンターとテーブル席が五つほど。

小さめの店ですが、天井も高くて落ち着けます。

ディナーはもちろん、ランチもやってまして。

いつか、ここのランチを食べながら昼間っからお酒が飲みたいな～と、昔から思ってたんですが…ついに決行。

パスタ主体のコースが基本。

それに、メイン料理を更に一皿つけたコースの二種類です。

スープ以外の料理は、いくつかのメニューから自由に選ぶことができます。

一枚目の写真は根セロリのスープ。滑らかな舌触りで野菜の風味がしっかりとした、柔らかな味わい。

前菜です。

ツナのブルスケッタ、ふぐのカルピオーネ、鹿のコロッケ、自家製ハムとピクルス。少しずつ色々楽しめます。

続いてパスタ。

イカのトマトソースパスタですね。中々のボリューム。

メインもつくコースにしたので、もう一皿…

牛ホホ肉のマルサラ酒の煮込み。とても柔らかかったですよ。

デザートは…

紅茶のカタラーナとヨーグルトソルベ。表面がカリカリ。ソルベともよく合いました。

昼からお腹一杯。

そして、ビールやワインも飲んでいたわけでして…
(^_^;)

昼間の酒って、なんであんなに美味しいんだろう…

でも、何だかちょっぴり罪悪感も感じたりして…

そして、ホロ酔いでふと店内を見渡せば…周りは女性客ばかり。

そんな状況の中、男が一人でガツガツ料理を食べながら、グビグビ酒を飲んでたわけで、まあ、浮いてましたね(笑)

でも、幸せなランチを楽しむことができたのでした。

のれん横丁でハシゴ酒

札幌二条市場のれん横丁。

また来ちゃいました(笑)

ウナギの寝床のような感じで、一階と二階に様々な飲食店がならんでいます。

やはり、ここでの醍醐味はハシゴ酒。

効率良く、色んな店を回ることができます。

しかも屋内だから、雨風を気にする必要もなし。

僕はのれん横丁でも老舗クラスの店をいつも回ってます。

まずは「マルコ」。

居酒屋ですが、色んな料理が出ます。

一枚目の写真はザンギ。

つまりは鶏の唐揚げなんですが、若干味付けも違いがあって、それを北海道ではザンギと言います。

周りはえびせんで、これがまた良いおつまみに。

ローストビーフはかなり本格派です。


名物の生ハムとレバーのパテのオードブル。これはハーフサイズです。

パテも普通とピリ辛の二種類が盛られてます。

生ハムとパテを一緒にバゲットに載せて…

こうやって食べるのもオツです。

こんなメニューも。

かなり本格的なグリーンカレー。いつもあるわけではないですが、ここのカレーは知る人ぞ知る逸品。

マルコは一階の手前と奥に二店舗あります。どちらもカウンターとテーブルがあるので、一人酒でも宴会でもＯＫ。落ち着けます。

続いて二階のイタリアン「オステリアヨシエ」へ。

メニューを見たら美味しそうだったので…

江別産のプンタレッラのサラダ。白糠産のリコッタチーズがかかってます。ワインにぴったり♪

定番。

ペペロンチーノ。ニンニクのムースがアクセント。

これもつい頼んでしまいました。

ティラミス。吉江シェフ流。サクサクしたビスケットと滑らかなクリームの食感が素敵。

お腹も一杯になったところで再び一階へ。

ウイスキー酒場「スターマン」で、ゆっくりとウイスキーを傾けます。

国内でも中々店に置いてないような、珍しいウイスキーが並んでますが、何を飲むかはいつもマスターにお任せ。

自分の好みを知ってくれてるので、何も言わずとも美味しい一杯を出してくれます。

最近は行くと必ず、女性が一人でウイスキーを楽しんでる姿を見かけますね。

この日も終電までゆっくりしてしまいました。居心地が良いんですよ。

のれん横丁には、他にもバラエティに富んだお店が並んでます。

ぜひ、自分好みの店を見つけに行ってください。

真っ白

ついに積もりましたよ。

札幌大通公園も白くなりました。

週末は雨が降るようですし、一度は溶けるでしょうけどね。

と言いますか、車のタイヤ交換してないので、溶けてくれないと困ります。
(^_^;)

定番？朝めし自慢

「今度の休みの日は、一日何もしないでゴロゴロする！」

…と、決意するときがあります。

そういう休日は、朝御飯だけはしっかり作ります。

一枚目の写真のような感じで作るわけですが…

あ、ちなみに一応これ、一人前です(笑)

準備は前日から始まります。

まず、仕事の帰りにデパートに寄って、普段買わないようなちょっとだけお高めなソーセージを購入。

今回はバルナバハムのバジル入りソーセージ。

さらに、帰宅したらオムレツ用のトマトソースを作成。

オリーブ油でニンニクと鷹の爪を炒めて香りを出してから、トマト缶、バジル、オレガノを投入。スーパーで安かったので、この時は生バジルを入れました。

イタリア産の塩で軽く味付けして完成。

翌朝は、いつもよりむしろ早起き。

朝飯前の散歩がてら、近所のホテルのベーカリーへパンを買いに行くわけです。

この日は天気も良くて、本当に気持ち良かったですね。

早朝のホテルのベーカリーは、焼き立てのパンの香りに満ちてます。

クロワッサンなどを購入。

家に帰りつく頃には、ちょうど良い感じでお腹も空いてます。

ベーコンやソーセージを焼いて、オムレツには粉チーズやパセリを入れて焼き上げたら、昨夜のトマトソースを温めてかけます。

トマトジュースやオレンジジュース、コーヒーに紅茶もスタンバイ。

そして欠かせないのは…

ビール(笑)

調子に乗ってシャンパンやスプマンテ、ってこともごく稀にあります。

朝日を浴びつつ飲むビールやシャンパンは最高なのです。

すべての行程は、このためにあるようなもんです。
(^_^;)

ソーセージやベーコンを食べつつ、美味しくビールをいただく。当然ながらの至福の瞬間。

何だかすみません、って感じになってしまいますが…

そんな最高のひとときをゆっくり過ごした後は、ゆっくり昼寝(^_^;)

本当にすみません(笑)

実家に行っても、泊まった翌朝はこんな感じで作ります。

父親は「ホテルみたいだ」と喜んでくれます。さすがに実家の朝飯でビールは飲みませんが(笑)

たまに目玉焼きの時も…


でも、やはり朝はオムレツかな～、と。

ケチャップをたっぷりかけたオムレツも、当然ながら旨い。

とある調査によると、朝御飯が豊かだと、自分の人生は幸福だと感じるようになるとか。

わかる気がしますね。

こんな朝飯を毎日作れたら良いんですけどね～。

さすがに無理なので、休日のささやかな楽しみですね。