じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

美唄市のソウルフード「角屋のやきそば」を、流儀どおりに食べる。

2021-12-03 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
北海道の真ん中辺りにある、美唄市。

「美唄焼きとり」でも有名ですね。

もう一つの名物がこちら。


「角屋のやきそば」。

札幌市内の「きたキッチン」などでも買える、美唄市のソウルフードですね。

つまりは具無しの焼きそば。

パッケージには「フライパンで炒めて」と書いてはありますが、既に調理済みなのでそのまま食べられます。

しかも、袋を開けて、そのまま袋から食べるのがお作法…らしい。

美唄市は炭鉱で栄えた街で、そこで働く人々がおやつ代わりにサッと食べられるようにと、このパッケージになり、鉱夫の皆さんはそのまま袋から直接食べてたようでして。

今回もそれに倣いました。

本当に素朴な味わい。何かシナモンのような独特な香りも。モチモチした食感も良い。

この駄菓子感覚が素敵です。

ざっくりくっ付いてる、紅生姜もクール。

急に無性に食べたくなる系の、ジャンクな感じが堪らないのです。


コメント (4)
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『おたるぴざはうす』

2014-08-28 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
以前から行ってみたいと思いつつ、中々行けなかった…と言うか、入れなかった小樽の『ぴざはうす』。

昼間しか開いていないことを知らず夜に行ってしまったり、昼間にたどり着いたら既に閉店していたり。

さすがに今回は、十一時の開店と同時に入りました。

小樽のピザはここを食べずには語れないという、地元の人気店。三十年近い歴史を持つお店だとか。確かに店内はレトロな雰囲気で満たされています。

手打ちのナポリ風ピザの他、ラザニアやパスタ、さらにはしょうが焼きやカレー、ハンバーグ等もありまして(笑)、この辺りは地元のニーズに柔軟に対応した結果かと。

当然、僕はミックスピザをオーダー。

セットがお得だと聞いたので、パスタとのセットに。

ピザは、ナポリ風とのことなんですが、チーズがたっぷりでむしろシカゴピザっぽい。

厚みと弾力のある生地と相まって、ボリューム感たっぷり。食べ応えあります。

そしてセットで頼んだパスタ。

鉄板に載せ、三種のソースをかけてオープンで焼き上げたもの。麺のカリカリした所がとても香ばしい。

セットとはいえ、普通に二人前です(笑)。僕は食えますがピザ一枚とこのパスタ、普通の方には一気に食べるのはかなりキツいはず。

これは数人でのシェアを前提にした量かと思ったんですが、セットのドリンクが一杯だったのでそうでもないなと。
(^_^;)

学生さんにはたまらないですね。実際、学生セットがありました。

地元のおばあさんが、スーパーの袋を片手に来店してピザを食べていたりして、歴史と共に地元と寄り添ってきている空気感が、店内に静かに漂っていました。

そして地元客っぽい方々は、ことごとくピザ以外のしょうが焼きやハンバーグを頼んでいる。
(^_^;)

次回は、醤油味のピザだと言う「おたる焼き」を頼んでみようかと思ってたんですが…

しょうが焼きが妙に気になります(笑)。
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『Jacksonville』

2014-06-15 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
久しぶりにファストフードではないハンバーガーが食べたくなりまして。

札幌大通公園と札幌駅の中間辺り、STV(札幌テレビ放送)の南向かいにある『Jacksonville』へ。

「ウエスタンBBQバーガー」を戴きました。

トマトやレタス、チーズ、ベーコン、オニオンフライ等が挟まれていて、見た目からして豪快。

一応、片方の口が開いた正方形の包み紙もテーブルにあるのですが、こういうハンバーガーはいきなりグッと直接手掴みにして、ガッとかぶり付くのが一番。

手や口を汚して食べてこそです。あとでキレイに拭けばいいんです(笑)。

ケチャップやマスタードは付けずに、まずはそのまま食べて欲しいとのメッセージがあったので、そのままガブリ。

確かに、肉の旨味がダイレクトに。野菜も新鮮でしゃっきりと冷たい。熱々のパティとのコントラストが素敵。

バンズも重すぎず軽すぎず、な食感。具材とのバランスが丁度よい。噛み締めたとき、しっかり肉汁を吸い込んでくれるので、手もあまり汚れず、旨味を逃さず楽しめます。

表面に卵の黄身を塗って焼いたバンズで、この香ばしさも良い感じです。

半分近くはそのままでいただき、後は「ペッパーをパラリ→ケチャップのみ→マスタードのみ→両方」と食べ進めました。合間にはもちろんビール(笑)。

こちらのお店、素材や作り方にもこだわりがあるとのことで、それがビジュアルにも滲んでますよね。

パティは北海道産の「いけだ牛」とオーストラリア産ステーキ肉を、ミンチにはしないで手仕事で粗刻み肉にしたもの。それを直火焼き。

野菜は国産野菜。付け合わせのピクルスやコールスローも手作り。バンズも特注。

こうなると「ハンバーガー」と言うよりかは、「肉料理」。真正面から真摯に向き合って作られた事が、皿の上から伝わってきます。

作ってくださる方が真剣ならば、食べる方も真剣に食べるのが礼儀。

最後の一口は、皿に少しこぼれていた肉汁をすくい取っていただきました。

また食べに行きたくなるお店に、また出会うことができました。
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「マージルブラン」

2013-03-03 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
小樽にあるハンバーガー屋さん。

小樽駅を出て、真っ直ぐ運河方面に進み、運河近くの大きな通りを左に曲がってすぐ。

佇まいは…

気になるけど入りづらい、と言った感じでしょうか。
(^_^;)

入ると、何か洞窟めいた半個室のようなスペースがあったり、楽器やファミコンなどのアイテムが色々あったり、大人の秘密基地といった雰囲気。何だか妙に落ち着きます。

夜はバーとしてもやっているらしいのですが、この独特な空間で手作りのハンバーガーが食べられるわけです。

一枚目の写真の通り、大迫力の逸品。

選んだメニューは「マージルバーガー」。これに目玉焼き、ダブルチーズ、ダブルベーコンを追加。ポテトにピクルスがつきます。

注文を受けてから手作り。確かに、しばらくしたらパティを叩く音がパチパチ響いていました。

やがて熱々のハンバーガーが。

このビジュアル。嬉しくなりますね。

ギュッと潰してからかぶり付くんですが、それでもかなり強敵。大口を開けて挑みます。

味付けはシンプル。素材勝負で余計なものは一切ない潔さ。手作りハンバーガーならではですね。

噛み締めると、様々な具材の旨味が渾然一体となって襲ってきます。

野菜もたっぷりで、比較的穏やかな味付けなのが嬉しい。パティもフワフワでした。

そして、追いかけるように冷たいビールを流し込む訳です。

そりゃ、当然幸せな瞬間な訳ですよ。手や口が汚れるのも気にせず、ガツガツかぶり付いてはビール。合間には皮付きポテトにピクルス。手作りハンバーガーの醍醐味です。一気に平らげました。

メニューは色々ありまして、スイーツもあったりします。飲み物にも一工夫されてるであろう、気になるメニューがちらほら。一度来たら別のメニューが気になって、また来たくなりますね。

小樽と言えばやはり寿司のイメージですが、僕は寿司以外の店にも大きな魅力を感じます。

実にバラエティに富んだ個性的な店ばかり。

港町ゆえの特徴でしょうか。稚内や釧路、函館も様々なメニューの名店がありますよね。

気づけば僕も、小樽で寿司を食べたのは一度きり。

小樽には素敵なお寿司屋さんが確かに沢山ありますが…

次に小樽へ行くときも、僕は迷わず寿司以外を食べに行くと思います。
(^_^;)
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「裏参道 元」

2012-07-14 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
札幌の円山界隈。裏参道にある、鉄板焼とお好み焼きのお店。

やはり、立地的にもいきなり店内がお洒落。黒を基調とした、落ち着いたバーのような佇まい。

見れば、片隅のテーブル席では、円山ならではのセレブな雰囲気全開のマダムが(鉄板焼屋ですが)お茶なんてしてまして。

そんな中、短パンにTシャツ、サングラスでドカドカと男一人で入っていって、いきなり生ビールをあおるわけでしてね…

顔馴染みのスタッフさんが居るから許されるよなぁ…と(笑)。

でもですね。

そんなラグジュアリーな雰囲気とは裏腹に、出てくるお料理は値段も含めて気楽な感じです。

一枚目の写真はとんぺい焼き。鉄板焼のおつまみには外せない一品ですが、卵がふわふわ。

結構、他の鉄板焼屋さん等で頼むと、卵がざっくり焼かれてたりするんですが、こちらのはソフトな口当たり。いきなり技の光る逸品が。

で、焼き鳥もあります。

炭火で焼かれた焼き鳥は、専門店のような素敵な焼き上がり。十分メインを張れる焼き鳥です。

値段も一本130円くらいからなので、これは某焼き鳥チェーンと変わらないですね。実際、焼き鳥だけ食べに来るお客さんもいるようです。納得。

鉄板焼と言えばこちらも外せない。

十勝和牛のロース。和牛って、良いですよね…。塩と特製ソースで、二つの味わいが楽しめます。

こちらも一般的な鉄板焼屋と比較しても、かなり気軽に頼める値段かと。

そして、もちろんこれも。

お好み焼き。関西風です。

具材には海鮮も肉もたっぷり。海老が頭出してます(笑)。そして、道産小麦を使った生地は、外はカリッと、中はふんわりとしています。

何やら、関西出身の方がこれを食べて絶賛したとか。

プロの技と味を実感できるお好み焼きでした。こんなお好み焼きには、最近中々お目にかかれませんでしたね。

飲み物も円山価格ではなく、場所柄から言っても比較的格安だと思います。

オリジナルのお酒なんかもありまして。

パイナップルを半分絞って作った、生搾りパイナップルサワー。

今まで出会った生搾りサワーでは一番豪快でした(笑)。半分ですからね。それを目の前でスタッフさんがグイグイ搾ってくれたんですが、何とも力強い。搾るスクイーザーも専用のものとかで、しっかり芯が抜ける優れもの。

これは何とも贅沢で楽しいお酒でした。

お店に居たら、家族連れのお客さんも来ていました。確かに、メニューのラインアップも値段も、家族連れでも十分安心して楽しめるものですね。

セレブからファミリー、男の一人酒まで(?)、様々な楽しみ方のできる、嬉しいお店ではないかと。

でも、子供のうちからこんなお洒落な店でお好み焼きを食べるなんて、円山のお子さんはやっぱりひと味違いますね…
(^_^;)
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