じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」~2013・晩秋~

2013-10-21 | 居酒屋・和食
ぶっちゃけるとですよ。

ススキノの飲食店で、特に観光客の方を意識した店などは『これでこの値段はふっかけすぎじゃないの…?』と、思う時があります。

海鮮系のメニューにありがちですが、確かに質の良いものは値は張ります。

でもですよ。

観光客の方々が相場と言うか、適正な値段を知らないことをいいことに、やんちゃな値段つけてるなぁ…と感じる時があって、何かそれだと北海道の魅力が的確に伝わらないなぁ…と、残念な気持ちに。

その点、この店は正直価格。

たまに、ほぼ原価(笑)。

今日も誠意をお皿に載せて。札幌ススキノ「聡咲」であります。

「誠意」なんて言うと「それが当たり前なんだってば」と、マスターに怒られそうですが。
(^_^;)

実際、マスターはいつも「また北海道に来てもらうためにも、『美味しかったけど高かった』ではダメなんだ。」と。

北海道の魅力をストレートに伝えるために、マスターは日々奮闘中であります。

では、その闘いの記録を。

一枚目の写真は根室のサンマ。刺身も旨いですが、やはり塩焼きに落ち着きます。

味噌ラーメン。

メニューに無かったのですが、その日は「つけめん」と「もやしたっぷりジンギスカン」があったので、もしかしたら味噌ラーメンができないかとお願いしたら作ってくださいました。

普段、味噌ラーメンがメニューに載ることも無いのですが、お願いすれば一番食べたい味で仕上げてくださるのはさすがであります。

続いて活け〆の鯖に…


京極産野菜のロースト。


美味しい素材をそのままに。贅沢な話ですよ、実は。

ポークチャップ。


これには白飯だろうと、お願いしたら…

オマケが上に(笑)。

さらにUS牛ステーキ。

とある野菜の皮でくるんで寝かせたことで、肉質を格段に柔らかくしたステーキ。酵素の働きらしいです。マスターの技が光ります。

にゅうめん。

温かな素麺ですね。食べると幸せなため息がこぼれる、出汁の利いた和みの一杯。

トリッパにガーリックトースト。

イタリアンチックな一皿。ビールのつまみに最高。

最後に…

メニューには「藩士につまんないおやつ250円」と。

「水曜どうでしょう」をご存じ無い方には全く解らないですが(笑)、ファンは必ずウケる一皿。

実際、最近は「どうでしょう祭」をきっかけに、道外からも藩士(=水曜どうでしょうファン)がお店にお越しになることが増えたそうで。

マスターが「藩士の皆様、ありがとうございます」と申しておりました。

マスターに代わり、お伝えさせていただきます。

そして一つだけ、マスターからのお願いが。

偶然、聡咲で「水曜どうでしょう」の出演陣やディレクター陣を見かけても、どうか話しかけたり写真を撮ったりするのはご遠慮ください。
m(__)m

聡咲では「店に有名人がいても、騒いだり話しかけたりしない」と言うのが暗黙の了解です。

逆にマスターは相手が有名人だろうが誰であろうが、扱いは全く一緒。別け隔てなく、変わらずに最高のおもてなしをしてくださいます。

だからこそ、藤村さんやミスターも安心して聡咲に通う訳です。

プライベートを楽しんでるのはどちらも同じ。

なので、聡咲に行って、仮にすぐ側でどうでしょう班がお酒を飲んでいても、慌てず騒がず、漏れ聞こえる「生どうでしょう」をお楽しみください。

その代わり。

マスターは、藩士の皆さんには「どうでしょう」の裏話をたっぷり話してくださいますよ。
(^-^)b

たまに新作のネタバレなど、ヤバい話になったりしますが(笑)
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函館「ぎんか」

2013-10-20 | 居酒屋・和食
土地勘のない街で、予備知識も無く店を探して、いきなり初めての店には入るのはなかなか勇気が要るもんです。

それだけに、自分の直感を信じて入った店が『当たり』だと、とても嬉しかったりします。

以前、函館の「小いけ」にカレーを食べに言った際、いきなりカレーと言うのも何なので、先にどこかで一杯やりたいなと思いまして。

付近をウロウロしていたら、門構えにピンと来て入ったのがこちらの居酒屋。

おそるおそる入ると、店内は落ち着いた雰囲気。カウンターに通されてメニューに目を通すと、酒呑みが喜びそうな献立多数。

この辺りで「当たり」を確信。実際、そうでした。

一枚目の写真はお造り。函館産ブリにイカ、宗谷のツブ。

稚内にいた事もあると言うご主人(女性)。宗谷のツブは確かに美味しいのです。

自分も稚内に居たことがあると告げると、しばらく稚内談義に。

続いて「佐々木さんの冷奴」。

近所の老舗の豆腐屋さんのお豆腐だとか。函館は何でも地元に根付いた老舗が多いですね。しっかりした食感で風味のよい、酒呑みのための冷奴。

海鮮かき揚げ。

サクサクふわり。噛めば色々な海鮮の旨味が滲みます。

ほっけ。

骨ごとバリバリ行けるけれども、身はふんわりホクホクと言う、絶妙な焼き加減。骨も全部きれいにいただきました。


行った日は、GLAYが出身地である函館で5万人のライブを開催する直前の頃で、ご主人は「一体何が起きるのか、正直、戦々恐々なんですよ(笑)」と、話されてました。

実際、各方面を巻き込んでの大騒ぎになったのですが(笑)、ライブのために地元では、例えば飲食店はGLAYを観に来たお客さんが、食事ができる場所が見つからないと言ったことにならないように、ライブ当日が定休日でもお店を開けようと言う話になっていたとか。

街を歩いていても、あちこちに看板やポスターがあって、故郷に錦を飾るGLAYを皆で盛り上げようと言う気持ちが伝わってきましたね。

他にも地元ならではのお話を聞くことができました。

こういうふれ合いができると、旅の満足度は格段に上がります。

なので、「いい店」を感じとる感覚をいつも研ぎ澄ませるよう、日々修行は欠かせません。

まぁ、修行と言っても、いつも通り飲み歩くだけですけどね(笑)。
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最近の「聡咲」~2013・柳葉魚の季節です~

2013-10-08 | 居酒屋・和食
聡咲のマスターからメールが。

柳葉魚(ししゃも)が入りました、と。

聡咲の常連が待ちに待った季節。

柳葉魚の刺身は、北海道でも今時期から十月下旬までしか食べられません。

北海道の太平洋側、「日高地方」と呼ばれるエリアで獲れる柳葉魚は、一般的に居酒屋などで「シシャモ」として出される「カペリン」とは別物。

その刺身は、水揚げされる産地でも口にするのは難しい逸品。

食感と味わいは上品の極み。

歯応えはヒラメのようでいて、口にするとトロのようにフワッと溶ける。

そして頭と骨は唐揚げに。

これまた絶品。

絶妙な技で、ハラワタも残した状態でカラリと揚げています。

なので、ほろ苦くて香ばしい。

酒を合わせるならやはり、刺身は日本酒、唐揚げはビールで。

一人前で今日は600円でしたが…

これはいつもの原価提供ではないかと。他の店ならいくらになるか解りません。そもそも、メニューにも載らないとは思いますが。

まさに幻のメニュー。

是非、色んな方に味わっていただきたいのですが…

入荷数はわずか。

食べに行くなら、あらかじめマスターに連絡してから行くことをおすすめします。
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ハマナス咲いてカモメも啼いて~道北の旅・その3:再会のクッチャロ湖~

2013-10-06 | 旅行・駅弁
『祭』だ何だと浮かれているうちに(笑)。

すっかり、記事の続きの更新が滞ってました。
(^_^;)

夏に行った道北地方のドライブです。

もう秋ですが(笑)。

せっかくなんで。

前回の記事では稚内でポークソテーを喰らい、宗谷岬を巡りましたが、今回はオホーツク海側のルートに入ります。

稚内から海沿いの国道を南下。やがて猿払村に。

やはり、日本海とは海の色が違います。

猿払はホタテの名産地。干し貝柱が有名で、香港や台湾などでは中華料理の食材として高値で売られているとか。

酒のつまみにそのまま食べてもよし、水で戻して、戻し汁ごと炊き込みご飯にしても旨い。

さらに南下すると浜頓別町に。

ここで湖の畔にある温泉で一泊。

クッチャロ湖です。白鳥の飛来地としても有名です。シーズンになれば、白鳥とふれ合うこともできます。

夕方には一枚目の写真のような…

見事な夕陽が。

ここまで綺麗に見られたのは久しぶり。

そして温泉に入れば、窓から射し込む夕陽の光に照らされて、朱色に染まった浴室で湯浴みができます。

露天風呂がないのが残念ですが、浴室の窓から眺める夕陽も風情があります。

まあ、地元の方の憩いの場でもあるので、夕刻は結構賑やかですが(笑)。

ここは源泉かけ流し。しかも草津温泉並みに泉質が良いとか。

確かに、多少茶色がかった色で、まるでトロロ昆布でも入れたかのようなトロミのある温泉は、入れば肌がツルツル。女性におすすめです。

すっかり温まったので、お楽しみの夕食。

新鮮な刺身や、生でも食べられるホタテを使った鍋などがあり…

メインは…

毛蟹。当然旨い。

夕食時、食堂では周りで他に何組も宿泊客が食事をしていたんですが、見事に静まり返ってました(笑)。

夕食後も何度か温泉に浸かり、翌朝も朝風呂を楽しんだ後、湖付近を散歩。

湖を渡る風がとても爽やか。胸一杯に吸い込めば、何とも清々しい気持ちに。

結構、縦長の湖だったりします。

ウインドサーフィンを楽しんでる方もいました。

ちなみに、宿泊したのは『ウイング』と言う宿。

稚内で仕事をしていたときは、何度も泊まった宿だったりしますが、それだけに懐かしく、のんびりできました。

さて。

まだ旅は続きます。

ここでオホーツク海とはお別れ。

次は車を内陸に向かわせます。

道北には、知る人ぞ知る名湯があるのです。入らずには帰られません。

…続きの記事は、今度はもう少し早めにアップします。
(^_^;)
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土曜の昼飯。

2013-10-05 | 日記
札幌中央区、狸小路近くの豚カツ屋『すみだ川』で、まず、しょうが焼き(単品注文可)をつまみにサッポロの赤星ラガービールを飲み…


生椎茸やタケノコも入ってるのが嬉しい、カツ丼をかっ喰らい…


さらに狸小路にある『ハグイート』で、デザートに音威子府蕎麦をたしなみ…


最後は同じくハグイートのケーキ屋のプレミアムソフトで締めた土曜の昼飯。


多少、いつもよりお腹が空いていたので(笑)

最後は大通公園の芝生で昼寝。


ヨロコビの午後。
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