つれづれなるままに日暮らし

時々の我が家の庭の様子・心思ったことをつづっています。更新はかなりいい加減です。

スペイン

2009-10-18 | 雑記(旅行)
シルバーウイークにスペインに行く機会に恵まれました。

 成田からロンドンヒースロー空港で乗り換え、まずマドリッドへ。そこからスペインの新幹線aveで南下しコルトバへ、そこからバスでグラナダ・セビリア・そして再度でサグラダファミリアのバルセロナ。マドリッドではプラド美術館・バルセロナではピカソ美術館をおとづれ、是非見たかったベラスケスの「ラス・メニーナス」(女官たち)
マルガリータ王女の作品群・・満足です!
バルセロナのピカソ美術館では、その絵をモチーフにピカソが描いた、「ラス・メニーナス」があり、・・これにはちょっとウン???というかんじでしたが、ピカソの若い時の作品が多くあり若くしての才能が充分に伝わってきました。何時も旅行に出るとその地方の植物に目が向くのですが、今回も期待を裏切られませんでした。
アンダルシア(南のほうです)地方のヒマワリ畑がホントは一番見たかったのですが、今回は残念ながら季節的に外れてました。でも行く先々の昔のユダヤ人街の花の飾り方、イスラム王朝最後の砦のアルファンブラ宮殿の整備の行き届いた庭。1319年の建造ですが、王族の夏の別荘だった有名な「ヘネラリフェ」には噴水の設備までもあり、当時の技術の高さにびっくりでした。薔薇たちもとってもきれいに咲いていましたよ。イスラム教では偶像崇拝は禁じられてたため、幾何学文様・植物文様・コーランの一節などの書などを漆喰や石に彫っていた装飾は素晴らしいものでした。
そしてコルトバからグラナダへ向かう車窓から、約2時間ぐらいずっと続いていたオリーブ畑。こんなに栽培して需要があるのかなと思いましたが、スペインで食べた食事のサラダは、全てオリーブオイルとビネガーのみ、それに好みで塩をちょっと使うぐらい、又健康志向が高いこの頃、日本でも化粧品や食品としても、オリーブオイルの人気は高いそうなので、ちゃんと需要はあるんでしょうね。いづれにせよ、続く~~続くのオリーブ畑、インパクトのある光景でした。




宮殿内の糸杉の回廊です。左手の緑のカーテンは朝顔のヘブンリーブルーでした。



掘割の両側から噴水が出ています。今から700年ぐらい前にこのような設備が出来ていたとは驚きです。右の壁際の花・・名前は分かりませんがとてもシックないいかんじでした。



植え込みの剪定に忙しそうだったアルファンブラの庭師さんたちです。使っていた器具はボッシュのカッターのようでした。
真ん中の人、ジョージ・チャキリス似のかっこいいおじ様でした。



どこまでも続いていたオリーブの畑。ほんとに約2時間あまりの車窓から、ズット続いていたんです。凄いな~~~の一言。

イスラム文化・キリスト文化・食事(イベリコハム美味しかったです!)・ショッピング・etcスペイン一国でもいろんな事があって、書きたいことは沢山ありますが、上手くまとまりがつきません。
まずは中でも心に残った画像の、やっとできて、よかった~。