
原題:Mannequin
監督:マイケル・ゴットリーブ
脚本:エドワード・ルゴフ
音楽:アルバート・ハモンド、ダイアン・ウォーレン、シルヴェスター・リヴェイ
撮影:ティム・サーステッド
出演:アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、メシャック・テイラー、ジェームズ・スペイダー
「芸術家志望のジョナサン青年は、職場でも失敗ばかり繰り返し転職の日々を送っていた。恋人とも上手くいかない失意の彼は、偶然にもかつて自分が製作した最高のマネキンと再会してしまい、ひょんな事から展示されているプリンスデパートに就職してしまう。経営難で陰謀渦巻くプリンスデパート内で、オカマの従業員・ハリウッドと共に悪戦苦闘するジョナサンだったが、ある夜のこと、作ったマネキンが人間の姿に変わって彼に話しかけてくる」。
「彼女は『マネキンに転生』して時空を旅してきた古代エジプトの女性エミーというらしく、人間の姿になれるのはジョナサンの前だけだと。こうしてジョナサンは誰もいない深夜のデパートでエミーと斬新なショーウインドウの飾り付けをする事で、買収される寸前であったプリンスデパートを復活させてしまう。禁断の愛とライバルとのドタバタをハードなギャグと感動で仕上げたラブコメ大ヒット映画である」。(ウィキペディア)

この映画影響を与えたと思われるのが、フランスで歴史画とオリエンタリズムの画家としてその名を馳せたジャン=レオン・ジェロームの1890年の作品「ピュグマリオンとガラティア」。この絵は、ギリシャ神話を題材にとっています。女性不信のキュプロス王ピュグマリオンは女神アフロディテをモデルに彫刻を作るが、その彫刻に恋をしてしまう。それを見ていたアフロディテがその彫刻を本物の人間に変えた。そこでピュグマリオンは彼女をガラティアと名付け、結婚をしたというお話だそうです。
さらに歴史を遡ると、オーストリアの作曲家、フランツ・フォン・スッペ(1819-1895)が1865年6月30日、マイゼル劇場(ベルリン)で初演した喜歌劇「美しきガラテア」に行き着きます。

<あらすじ;全1幕 彫刻家ピグマリオンのアトリエ>
「彫刻家ピグマリオンはできあがったガラテアの大理石の像をながめて、このすばらしい女性がもし人間であったらと願う。すると大理石のガラテア像に血が通い始めて動き出し、驚くピグマリオンに口づけをする」。
「ガラテアが食事をしたいと言うので、ピグマリオンは急いで食事の準備に出て行く。そこへ召使いのガニメートが現れる。ガニメートは石像が動いているので驚くが、とにかく美人は大好きであると言う。ガラテアも若いガニメートを気に入る」。
「次に美術品収集家のミダスが現れる。ミダスは指輪やブローチなどの宝飾品を見せてガラテアの気を引こうとする。ガラテアは喜んで宝飾品を身につけるが、さらにもっと欲しいとミダスに要求する」。
「ピグマリオンが戻ってくるとガラテアは召使いのガニメートに夢中になっている。怒ったピグマリオンは再びガラテアが石像に戻るよう願うと、ガラテアは宝飾品を身につけたまま再び石像に戻ってしまう」。(「オペラ・データベース」より)
さて、俳優陣。1990年代、「イヤー・オブ・ザ・ガン」(1991)、「狼たちの街」(1996)をはじめ、多くの作品で見かけた好きな俳優さんの一人ですが、最近は見かけないのがこの人。

アンドリュー・マッカーシー(Andrew McCarthy,1962年11月29日-)は、「アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の俳優である。ニューヨーク大学で演技を学び、1983年に映画デビュー。1980年代には『セント・エルモス・ファイアー』や『プリティ・イン・ピンク』など、ヒットした青春映画に出演して人気を集めた。現在でもコンスタントに活動しているが、テレビ映画が多いため、ほとんど日本未公開である」。
「アンフォゲタブル」(1996)、「Sex and the City」(1997-2004)テレビシリーズ、「15ミニッツ」(2001)でお馴染みですが、このとき31歳でその可愛いらしさとお色気には圧倒されました。

キム・キャトラル(Kim Cattrall,1956年8月21日-)は「イギリスで生まれ、カナダで育ち、アメリカで活躍する女優。イギリスのリバプールで生まれるが、子供の頃にカナダのバンクーバーに移住。11歳でロンドンに渡り、演劇学校で学ぶ。数年後にバンクーバーに戻り、高校卒業後には奨学金を得てニューヨークのアメリカ演劇アカデミーで学ぶことになる。在学中にプロデューサーのオットー・プレミンジャーに認められてデビュー」。
「多くのテレビにゲスト出演もしている。1980年代には『ポーキーズ』や『ポリス・アカデミー』などのコメディ映画で活躍。また、舞台にも多く立っている。1997年から始まった『Sex and the City』ではPR会社の社長サマンサ・ジョーンズを演じ、番組のヒットに伴って世界的に知られるようになった」。(以上、ウィキペディア)
<キム・キャトラル - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB
監督:マイケル・ゴットリーブ
脚本:エドワード・ルゴフ
音楽:アルバート・ハモンド、ダイアン・ウォーレン、シルヴェスター・リヴェイ
撮影:ティム・サーステッド
出演:アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、メシャック・テイラー、ジェームズ・スペイダー
「芸術家志望のジョナサン青年は、職場でも失敗ばかり繰り返し転職の日々を送っていた。恋人とも上手くいかない失意の彼は、偶然にもかつて自分が製作した最高のマネキンと再会してしまい、ひょんな事から展示されているプリンスデパートに就職してしまう。経営難で陰謀渦巻くプリンスデパート内で、オカマの従業員・ハリウッドと共に悪戦苦闘するジョナサンだったが、ある夜のこと、作ったマネキンが人間の姿に変わって彼に話しかけてくる」。
「彼女は『マネキンに転生』して時空を旅してきた古代エジプトの女性エミーというらしく、人間の姿になれるのはジョナサンの前だけだと。こうしてジョナサンは誰もいない深夜のデパートでエミーと斬新なショーウインドウの飾り付けをする事で、買収される寸前であったプリンスデパートを復活させてしまう。禁断の愛とライバルとのドタバタをハードなギャグと感動で仕上げたラブコメ大ヒット映画である」。(ウィキペディア)

この映画影響を与えたと思われるのが、フランスで歴史画とオリエンタリズムの画家としてその名を馳せたジャン=レオン・ジェロームの1890年の作品「ピュグマリオンとガラティア」。この絵は、ギリシャ神話を題材にとっています。女性不信のキュプロス王ピュグマリオンは女神アフロディテをモデルに彫刻を作るが、その彫刻に恋をしてしまう。それを見ていたアフロディテがその彫刻を本物の人間に変えた。そこでピュグマリオンは彼女をガラティアと名付け、結婚をしたというお話だそうです。
さらに歴史を遡ると、オーストリアの作曲家、フランツ・フォン・スッペ(1819-1895)が1865年6月30日、マイゼル劇場(ベルリン)で初演した喜歌劇「美しきガラテア」に行き着きます。

<あらすじ;全1幕 彫刻家ピグマリオンのアトリエ>
「彫刻家ピグマリオンはできあがったガラテアの大理石の像をながめて、このすばらしい女性がもし人間であったらと願う。すると大理石のガラテア像に血が通い始めて動き出し、驚くピグマリオンに口づけをする」。
「ガラテアが食事をしたいと言うので、ピグマリオンは急いで食事の準備に出て行く。そこへ召使いのガニメートが現れる。ガニメートは石像が動いているので驚くが、とにかく美人は大好きであると言う。ガラテアも若いガニメートを気に入る」。
「次に美術品収集家のミダスが現れる。ミダスは指輪やブローチなどの宝飾品を見せてガラテアの気を引こうとする。ガラテアは喜んで宝飾品を身につけるが、さらにもっと欲しいとミダスに要求する」。
「ピグマリオンが戻ってくるとガラテアは召使いのガニメートに夢中になっている。怒ったピグマリオンは再びガラテアが石像に戻るよう願うと、ガラテアは宝飾品を身につけたまま再び石像に戻ってしまう」。(「オペラ・データベース」より)
さて、俳優陣。1990年代、「イヤー・オブ・ザ・ガン」(1991)、「狼たちの街」(1996)をはじめ、多くの作品で見かけた好きな俳優さんの一人ですが、最近は見かけないのがこの人。

アンドリュー・マッカーシー(Andrew McCarthy,1962年11月29日-)は、「アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の俳優である。ニューヨーク大学で演技を学び、1983年に映画デビュー。1980年代には『セント・エルモス・ファイアー』や『プリティ・イン・ピンク』など、ヒットした青春映画に出演して人気を集めた。現在でもコンスタントに活動しているが、テレビ映画が多いため、ほとんど日本未公開である」。
「アンフォゲタブル」(1996)、「Sex and the City」(1997-2004)テレビシリーズ、「15ミニッツ」(2001)でお馴染みですが、このとき31歳でその可愛いらしさとお色気には圧倒されました。

キム・キャトラル(Kim Cattrall,1956年8月21日-)は「イギリスで生まれ、カナダで育ち、アメリカで活躍する女優。イギリスのリバプールで生まれるが、子供の頃にカナダのバンクーバーに移住。11歳でロンドンに渡り、演劇学校で学ぶ。数年後にバンクーバーに戻り、高校卒業後には奨学金を得てニューヨークのアメリカ演劇アカデミーで学ぶことになる。在学中にプロデューサーのオットー・プレミンジャーに認められてデビュー」。
「多くのテレビにゲスト出演もしている。1980年代には『ポーキーズ』や『ポリス・アカデミー』などのコメディ映画で活躍。また、舞台にも多く立っている。1997年から始まった『Sex and the City』ではPR会社の社長サマンサ・ジョーンズを演じ、番組のヒットに伴って世界的に知られるようになった」。(以上、ウィキペディア)
<キム・キャトラル - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB
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