早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

No.576 景 色/近くて遠い四国

2018年12月03日 | 景色

何年ぶりかで愛媛は松山に行く機会がありました。
注)文章の内容は”遊び”一色でしょが一応お仕事で..... 

きっと九州から遠い地域にお住いの方は
「九州と四国.....近いじゃん!」
とお思いのことでしょうが
とんでもない 

行き方としては3種類
①飛行機で行く ② 大分から船で渡る ③陸路(橋)から行く
今回は営業マンと一緒で広島方面も回りたいので③番
陸路から行くこととなりました。 

まずは九州におさらば(博多の事務所を出たのは午前10時)
関門海峡を渡って本州に入るまで福岡市内から1時間 
関門橋は何の変哲も無い橋ですが
右下は壇ノ浦.....
約1キロ弱で本州です。(近っ!)



中国地方はもう秋もおしまいの景色でとても美しい.....
いいドライブ日和です。



九州から一番近い橋は「西瀬戸自動車道=しまなみ海道」です。 
広島の尾道から愛媛の今治まで全長59キロ
瀬戸内海の島々を10本ほどの橋でつないだアイランドホッピング

尾道まで福岡から4時間半(午後2時半)

しまなみ海道の橋は吊り橋が多くどれも勇壮かつ美しい。
高速道路なのに自転車や歩行者が渡れる橋もあります。
眼下に広がるのは穏やかな瀬戸内海



本州から数えて4番目の橋、多々羅大橋の石碑の文字は平山郁夫 
平山郁夫はこの橋の手前、生口島の出身です。



途中に立ち寄ったS.Aで
私の一つ目の目的はこれ「じゃこ天」



ホタルジャコという小魚(雑魚)を丸ごとすりつぶして揚げた練り物ですが 
これが美味しいのなんのって!(午後3時)



ちょっと”じゃりっ”っとした骨とも鱗ともつかない食感が やみつき!

四国に入った途端に旬のもの発見! 



助手席なので走りながらいろいろな景色に興味津々..... 



風光明媚な山道を越えたどり着いたのは道後温泉(午後4時)
この本館は国指定の重要文化財です。





ケガをした白鷺が傷を癒しているのを見て発見されたという逸話から
道後温泉のシンボルは白鷺です。
(おお!ポートレートモードで足がボケてる!)





今夜はこの本館の真ん前のホテルに泊まるので
荷物を置いて道後の街中を散策
まさに温泉街って感じがいいですねえ.....海外からのお客様もいっぱい



駅前のからくり時計



以前来た時にはなかったなあ.....路面電車「道後温泉」駅にスタバが!



夜のパーティーなので路面電車で街中に出かけます。
といっても道後温泉駅から中心街までは10分少々なのでとても便利
レトロな夏目漱石の「坊ちゃん列車」もあるのですが
もう夕方で運行は終了(残念!)



どこまで乗っても大人160円也



仕事が終わり2番目にして最大の目的=道後温泉を楽しみます。



チケット売り場の窓口がちっさい(笑)



夜もまた雰囲気がいいですね。
120年以上前に建てられたこの本館は
宮崎駿の「千と千尋.....」の湯やのモデルとなったとも言われ



そこかしこにそれらしい雰囲気が.....





撮影禁止なのでここまでが限界
皆さんに全部お見せできずに残念です。



お湯は42度前後の熱め
無色透明で臭いもなく
本音で言うとウチのお風呂と大差なし(笑)
410円で朝の6時から夜12時まで営業しています。

翌朝は早朝から昨日来た道を逆に走ります。
一度くらい自転車で走りたいなあ、しまなみ海道



福岡ー松山 陸路(しまなみ海道)  6時間(途中休憩込み)
福岡ー松山 空路(JAL)         45分+前後1時間
大分の佐賀関ー愛媛の三崎 フェリー 70分+陸路2時間