早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

No.586 景 色/ドキドキ長崎ランタンフェスティバル

2019年02月11日 | 景色


2年前のブログです。
もう2年経ったのかあ.....
まだ2年かあ.....

複雑な思いがあるものの
もう本当に連れていけない状態の両親と行けたことは
最高の思い出になりました。
やはり思い立ったら吉日って、その通りですよね。


        



私が毎年のように長崎のランタンフェスティバルに行く事は
このブログを見ていてくれている皆様はよくご存知のはず。
でも、今年は何度も肯定否定を繰り返し、悩みに悩んだ末
認知症の両親をつれて行きました。 

悩んだ理由のその1 熊本の実家から片道220キロ以上あること
その2 ランタンですからもちろん夜…行けば帰りは遅くなるのは必定です。
その3 驚異的な人出で混み混みなんです。迷子にならないか心配



おまけに長くは歩けない2人…
会場近くに車を停めたい… 一番の悩みは駐車場です。

心配をよそに、平日の早い時間だったため
満車表示だけど1台だけ会場の目の前の駐車場に停める事ができ
まずは第一関門クリア! 

まだ明るい時間帯だったので早めの夕食です。
会場には美味しそうなB級グルメがたくさん



私一人なら、間違いなくそのへんのモノを立ち食いして回るんだけど



年寄りに立ち食いは無理でしょう… 



で、ネットで下調べをした人気店を探します。 
どこも美味しそう!



ここがいいんじゃない?
見ているうちに両親もちょっと空腹 



どこに入っても「30分待ち」と言われるのでしかたない…
暗くなるのを待つ意味もあるので、ある1軒に入って待ちます。



待つだけ待ったのに小食な3人(笑) 
やはりこれははずせない角煮まんを各自1個ずつと



地獄の釜のお湯もここまでは熱くなかろうと思われる
アッツアツの春巻き(ベロ大やけど)1本ずつ
それにシュウマイを3個ずつ…それだけ(笑)



でも東坡肉(とんぽうろう)はふわふわ。 薄味の味付けで絶品でした。(江山桜さん)

さて、だいぶ暗くなってきました。こうでなきゃ!
中華街のメインストリートもいい雰囲気



ここは中華街のつきあたりのメイン会場 
門をくぐると



仮設テントの天井には色とりどりのランタン 



これこれ、これを見なきゃ 



中国の旧正月のお供えです。 
ぜーんぶ本物!
お線香を供えながら「さっきは美味しくいただきました!」とお礼(汗)



会場は 赤を基調にした様々なランタン



ひとつひとつは悪趣味だけど、これだけたくさんあると美しい 







なんだかイベントが始まるのかな?
皆が何かを待ってます。 



保存会の方々の長崎伝統の龍踊りが会場に入ってきました。 
龍踊りなんで何十年ぶりだろう!



「もう帰ろう」と言うかと思ったのに、両親も見入って動こうとしません。
そこに全国でただ1グループだろうと言われる女性のグループ
女子校の生徒さんたちの深紅の竜も登場(あ、頭欠けちゃった)



2匹の竜が踊り交わします。壮観! 



フィナーレは新年の大はしゃぎ(笑) 



静かに川面に映るランタンの光 …



それから車をぶっ飛ばしての2時間半
帰路で私の頭に浮かぶのは「やっぱり連れて来てよかった」 の充実感
だって最後にこの笑顔なんだもん!(認知症って普段は表情ないのよね…)
これってプライスレスですよね!