早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

良 縁/親は辛いよ

2017年11月06日 | 良縁

めったに親に頼らない娘…
一人っ子だけど甘やかして育てた覚えはありません。
その娘から「引っ越しの手伝いに来てくれないかなあ」と
珍しい要請がありました。

京都に赴任して3年半
このたび本社のある東京に戻ることとなりました。
私が京都に向かったのは台風一過の秋晴れの日
熊本ー伊丹間はこんなかわいいDC10です。



この日は最後の出勤日で遅くなるとのこと。
記者はそれでなくても夜が遅い…



ここも娘から教えてもらったお店
3年半の間に京都のいろいろな店を開拓してくれたので
今後の私にはありがたい財産です。

相変わらず一元客には意味不明なメニュー
ってか漢字力が試されるのでデートには不向きかも(笑)



おやじさんも相変わらずダンディー 
カウンターだけ10席ほどでいつも満席です。



そしておでんのネタはどれも最高
特にこの海老芋の美味しいことといったら! とろっとろ!



今日の裏ネタはとうもろこし
葛で固めたうっすら甘いやみつきになる味です。

 

この日は夜おそくに娘と会ってお茶しただけ
翌日、いよいよ引っ越しの準備です。

さ、コレクションの本、ざっと3500冊!
引っ越し業者から段ボールが100枚届いています。



ハードカバーの本ありーの、古典文学ありーの、コミックありーの… 





9時半から取りかかり「1時までに終わらせるよ!」と目標を決め 
9本の本棚を片っ端から空にしていきます。
もちろん相当なほこりですからマスクは必須



唯一の同居人も不安げ 



狭い部屋いっぱいに重ねた段ボール…
中身は本ですから相当な重量です。 
業者さん、お気の毒…(ここはマンションの8F)



予定通り1時に作業が一段落し
今日は全て私持ち…と当然の申し出にまずはご近所のカフェへ 



シンプルにシャレた店内
まだ開店から1年なんだそうです。



有機の瀬戸内レモンはレモネードの材料 



ほうじ茶のフレンチトースト



お食後はまたまた歩いてすぐのとらやのカフェ(スイーツのダブルですな)
ここ2回ほど満席でふられ続けてましたがこの日は大丈夫



こんなに空いてるときもあるんですね。(もちろん出る頃には満席でしたけどね)



季節の和菓子… 



さっすがー! 
老舗って強いですね!
虎と羊羹…



さて 、料理をほとんどしない娘の少ない台所用品と
洒落っ気のないクローゼットの中身
日用品のこまごまを数箱詰め終えて約1時間
無事送り出す準備は整いました。
100枚あったはずの段ボールは残り10数枚

最後に娘いわく「東京にも荷物をほどきに来てくれたりして…」
はい。きっぱりとお断りしました。