早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美 味/お隣さんはカキ小屋! 

2014年12月22日 | 美味



        もう何回かご紹介したと思いますがカキ小屋です。

        昨年までは「福岡・玄界灘の冬の風物詩」でしたが
        今年からは「ウチの裏手のおとなりさん」 になりました。
        だって窓から見えてるんですもの…

        

        九州で一般的に有名なカキ小屋は福岡は糸島半島
        冬の玄界灘を吹きぬける北風厳しい寒さの中 
        何件も軒を連ねるビニールハウスの中で
        パン!パン!とカキが弾ける音と
        頭からカキの海水をかぶって悲鳴をあげる 人々の熱気がすっかり冬の風物詩に。

        でもここは熊本の田んぼの真ん中
        お世辞にも雰囲気がいいとは言いがたい環境ですが
        スタッフの方々はわざわざ長崎は島原半島から出稼ぎ(?)に
        冬の間だけここ和水町に来ておられるんです。

        

        価格やメニュー構成、食べるスタイルは福岡と大差はありません。
        入り口の大きな水槽にはカキがいっぱい!
        一人前がこのざるに入ったカキの量です。

        

        こちらも魅力的 …長崎の海の幸

        

        家を出る時に電話1本いれておくとすでに炭火がまっ赤におきて用意万端 
        さっそく活きたカキを無情にも地獄の苦しみに。

        

        しばらくすると他のものも乗ってきちゃう…もうごっちゃごちゃ!

        

        カキは平らな方(石にへばりついてる側)を先に焼き
        1分半ほどでひっくりかえします。
        そうするとパン!とはじかないで自然にふたが開くんです。
        これは福岡では教えてもらわなかった技。

        

        カキ小屋のルールは「美味しくても食べ過ぎない事」
        海のミルク…とも言われるカキは栄養価が高すぎて
        食べすぎるとお腹をこわしがちです。

        で、他のものも…熊本は天草名物クルマエビ

        

        こちらは長崎名物のウチワエビ 

        

        エイリアンの幼生にそっくりですが
        そのルックスからは想像できない美味しさ
 
        伊勢エビにせまるお味です。
        これなら顔にびたっと飛びつかれても幸せかも…(笑)

        

        最後の〆はいつもの焼きおにぎり 
        お醤油をたらしてかりかりに焼き上げます。

        

        お腹いっぱいになっても3000円
        「おとなりさんはカキ小屋!」
        なんたる贅沢 なんたる幸せ 

           ※営業は3月の初旬までです。
             カキ小屋体験をご所望の方は早めにご連絡下さい。ご一緒しますよ