早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美 味/京都の牛と豚

2014年12月01日 | 美味



        さて、今回は京都のお料理2題です。

        まずは牛肉から… 

        以前から寺町を歩いていて気になっていたそのお店
        かなり古そうな店構えは周りとは異質のものです。
        今では電気なんでしょうがガス灯の温かな明かりがとってもレトロ

        

        すきやきの「三嶋亭」は地元では知らない人がいない名店だとか…
        じゃあ一度は入ってみなければ!

        

        創業明治6年
        最高級の黒毛和牛が堪能できます。

        

        もちろん客は食べるだけ
        笑顔のお姉さんが全てやってくれるので極楽です。

        

        八角形の浅い鉄鍋にお肉を並べ
        上からお砂糖と割り下をかけるだけなのに
        とろけるような柔らかい肉にはあっという間に味が染みます。

        

        え、もう終わり!?
        デザートはとろっとろに熟した柿でした。

        

        確かに美味しいです。
        でもこの量とサービスでこの値段はないでしょう!
        周りは外人さんが多いような…
        一度は話しのネタに来てもいいかな…レベルの「名店」ですね。

        お次は四条烏丸の交差点からもほど近い
        六白黒豚のお店「くぐり鍋 六白屋」

        

        路地の奥なので見つけにくいですが
        こちらはウチの大のお得意様
        三嶋亭に比べると肩肘はらないリーズナブルなお店です。

        まずは季節のお通し

        

        日本海の味が続きます。

        

        これにはちょっと感動
        牡蠣と柿のてんぷら…どちらも甘くて美味しいことこのうえなし!

        

        主役の六白黒豚の登場
        ちょっと調べてみました。
        これはバークシャー種という黒豚で
        鼻と尾と4本の脚が白いので「六白」
        脂身が甘いのが特徴です。

        

        ちっともべたつきがなくてさっぱり
        脂身だか赤身だか分かりません…ってか脂身の方が美味しい!
        オーナーが店名にするくらい惚れ込んでいるのもうなずけます。
        こんな豚肉はここでなければ食べられません。
        最後はもちろんウチのアイスクリーム

        

        真っ白な塩のアイスと白玉に真っ黒な黒豆…
        何の変哲もないウチのアイスを美しく演出して下さいました。
        
        「三嶋亭」に1回行くなら「六白屋」に3回来られます。
        あなたならどっちを選ぶ?