早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

No.583 景 色/台北に着いたら.....

2019年01月21日 | 景色

今回の台北行きはバニラエア
福岡空港からは片道1万円以内というありがたいLCCです。
かかる時間も2時間ちょい.....
仙台や新千歳に行くような感覚で
もっとずっとお安く行けるんだから行かない手はありません。



台北に着いて初めて口にしたのは
鼎泰豊を待っている間に買い食いした甘栗
滞在中の3日間、すらっと皮がむけて美味しい栗でした。





で、まずはお決まりの鼎泰豊本店
日本のメニューにはない「海老とへちまの小籠包」(10個で約1,200円也)
これが食べたくて来てると言ってもいいほど美味! 
うっすらと透けて見えるヘチマのグリーンが目にも爽やか
お味も定番の豚肉に比べるとマイルドかつ上品です。



鼎泰豊の裏手はおしゃれで人気のスポット「永康街」
先週ご紹介したおしゃれなお茶屋さんがたくさんあります。
その中の人気店 「阿原」はハーブを使ったコスメ類が豊富
石鹸やシャンプー、歯磨きまで
ちょっとお土産にお手軽です。



ここはホテルの2軒先
創業70年の漢方薬局「生元薬行」 



いろいろな生薬が棚の中にびっしり 





個人面談でその人の体質を診断して処方してくれるのだそうですが
まだそこまでには至らず.....次回は絶対! 
ちなみに大人気の漢方のパックが売ってあるのですが
これ、結構くさいけどなかなかいい使い心地ですぞ! (リピ決定)


初めてのホテル「城市商旅」



キャンペーン中なのか普段よりお安く泊まれたのに
なかなかオシャレなホテルでした。
地下鉄の駅からはちょっと遠かったものの
タクシーが超安い台湾ではそんなのあまり気になりません。
人気スポット迪化街まで徒歩3分という立地でした。





ロビーにさりげなく置いてある石までオシャレ!



こっそり盗むのは日本人として許されないので
堂々と「1個いただけませんか?」「No!」で撃沈.....(笑)


つづく

 


No.580 良 縁/新年に向けて

2019年01月01日 | 景色

明けましておめでとうございます。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はいったいどんな年号になるんでしょう…
一番気になるところですが 



さて、2018年は私にとってひとつの転機となる年でした。
仕事の第一線から退き
4年目のカフェを閉めて実家のある熊本市内に引っ越し
これからの数年を両親の介護にあてようと決心した年でした。

介護と引き換えに手に入れた棲家(笑)



賃貸を転々としてきた私にとって
父所有の家を好き勝手にリフォームできたことへの喜びは大きいものでした。



その心地よさといったら!
本音を言えば一歩も外へは出かけたくないほどです。 



住み始めて45年以上経つ実家は
庭の木も大きく育って植物好きの私には広いキャンバスのよう…



大好きなものに囲まれて 
植物や猫たちに癒されているからこそ
要介護4の父を在宅で介護する力が湧いてくるのかもしれません。



さもなくばとてもじゃない心が折れてしまいます。



そして考えるのです。
いずれ訪れる老いに向かって
果たして自分はどうしていったらいいのでしょうか。



周囲に迷惑をかけずにどこまで自分が自分でいられるのでしょうか。 



タイムリミットまであと20年…20年もないかもしれない。



途中にはまだまだ想像もできない事柄が待っていることでしょう。
それを乗り切る力を
大好きなモノたちや大切な人たちに支えられることで維持できたら
最高ではありませんか。 

初めて感じる守りの姿勢…
大切なもの、大切な人を守りたい 
答えはひとつです。
今を大切に生きていこうと思います。



こんな私ですが
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。
 


No.579 景 色 / 平成最後のクリスマス

2018年12月24日 | 景色

毎年のことですが博多駅のクリスマスマーケットをのぞいてみました。
今年は全体的に青で統一してますね。



平日でもあるしちょっと人出は少なめ。
おまけに季節外れの暖かさで
クリスマスっぽさにはちょっと欠けるかも…



昼間は雨でしたがちょうどやんでくれて
イルミネーションが路上に映ってそれはそれで幻想的です。 



いつもながら売り子さんたちは可愛い子ばかり 



今日は寒さに震えずによかったね(笑) 



クリスマスの不思議な力は皆を笑顔にさせること… 



大鍋で作るグリューワイン
ドイツっぽい女性ですね。



すぐ脇では楽しむ人たちを横目にお仕事中です。



本当にもうすぐ2018年も終わるんですね… 

砂時計が落ちるような速さで時が進んでいきます。
残された時間は有意義に
そして周囲の人たちとともに
笑顔の時間を共有していきたいものです。 

 


No.578 景 色/晴れた日と土曜日は…

2018年12月17日 | 景色

熊本市は九州のど真ん中ですが寒暖差が激しく
私としては九州一住みにくい所だと思っています。
周囲を山に囲まれているせいで風がなく
夏は暑くて冬は寒い… 
今朝(2018年12月15日)も最低気温がマイナスになり
九州の主要な中堅都市の中でダントツ寒いんです。

和水町から連れてきた時には30センチほどの背丈だったパパイヤ
熊本市内に引っ越して地植えをした途端に背丈ほどに成長しました。
九州とはいえ、しょっちゅう氷点下になる熊本で
露地栽培なんて絶対ムリ!…という常識を覆したくて 
ビニールをかぶせ



その上から夜は毛布をかぶせ



足元に湯たんぽを入れる重装備(笑)



今のところまだ大丈夫そうです。
来年は収穫するぞ!



              



さて、土曜日は父がデイサービスに行っているため
唯一自分の時間がまとまって取れる大切な日です。
とくに寒いとはいえこんなに気持ちのいい日には
たまには遠出でもしましょうか…

快晴!



小一時間走って福岡県の3番目の都市、久留米市へ 
久留米はなぜか育苗や育種の業者さんが多い土地 
地元の大きなグリーンショップ「平田ナーセリー」の本店へ



魅力的な植物が多いのでチェックが必要です。 



店内はクリスマス一色 



お次は平田ナーセリーから車で10分 
途中、九州一の大河、筑後川を渡りしばし景色に見とれます。



人口30万の都市でもちょっと郊外に行けばいずこも同じ…



そののどかな畑の真ん中に 
知る人ぞ知るマニアックなボタニカルショップ「花伝」さんがあります。



久留米は熊本にちょっと気候が似ているので 
このお店の外で元気な植物は
持って帰って地植えしても大丈夫なはず。
あ、でもビニールかぶってる子もいる… 要チェックです。



最近お気に入りのオーストラリアの植物がたくさん入荷 
バンクシアをひと鉢いただきました。



家に戻って早速ドライガーデンの仲間入り
無事、過酷な冬を乗り切ってくれれば来年には倍の大きさになるはずです。



たまたまウチに飾ってあるドライのバンクシア 
オーストラリアは動物だけではなく植物も変わった形をしていますね。



こっちは平田ナーセリーでいただいたディオーン
背丈25センチくらいのまだチビさんですが一応ソテツの仲間です。
私は基本、買ってきたその日に新しい土で似合う鉢に植え替えます。



気がついたらもう夕方
ぐぐっとまた気温が下がってきました。
父も帰ってきたようです。
介護の合間にちょっと一息…充実した一日でした。
あ〜楽しかった! 


No.576 景 色/近くて遠い四国

2018年12月03日 | 景色

何年ぶりかで愛媛は松山に行く機会がありました。
注)文章の内容は”遊び”一色でしょが一応お仕事で..... 

きっと九州から遠い地域にお住いの方は
「九州と四国.....近いじゃん!」
とお思いのことでしょうが
とんでもない 

行き方としては3種類
①飛行機で行く ② 大分から船で渡る ③陸路(橋)から行く
今回は営業マンと一緒で広島方面も回りたいので③番
陸路から行くこととなりました。 

まずは九州におさらば(博多の事務所を出たのは午前10時)
関門海峡を渡って本州に入るまで福岡市内から1時間 
関門橋は何の変哲も無い橋ですが
右下は壇ノ浦.....
約1キロ弱で本州です。(近っ!)



中国地方はもう秋もおしまいの景色でとても美しい.....
いいドライブ日和です。



九州から一番近い橋は「西瀬戸自動車道=しまなみ海道」です。 
広島の尾道から愛媛の今治まで全長59キロ
瀬戸内海の島々を10本ほどの橋でつないだアイランドホッピング

尾道まで福岡から4時間半(午後2時半)

しまなみ海道の橋は吊り橋が多くどれも勇壮かつ美しい。
高速道路なのに自転車や歩行者が渡れる橋もあります。
眼下に広がるのは穏やかな瀬戸内海



本州から数えて4番目の橋、多々羅大橋の石碑の文字は平山郁夫 
平山郁夫はこの橋の手前、生口島の出身です。



途中に立ち寄ったS.Aで
私の一つ目の目的はこれ「じゃこ天」



ホタルジャコという小魚(雑魚)を丸ごとすりつぶして揚げた練り物ですが 
これが美味しいのなんのって!(午後3時)



ちょっと”じゃりっ”っとした骨とも鱗ともつかない食感が やみつき!

四国に入った途端に旬のもの発見! 



助手席なので走りながらいろいろな景色に興味津々..... 



風光明媚な山道を越えたどり着いたのは道後温泉(午後4時)
この本館は国指定の重要文化財です。





ケガをした白鷺が傷を癒しているのを見て発見されたという逸話から
道後温泉のシンボルは白鷺です。
(おお!ポートレートモードで足がボケてる!)





今夜はこの本館の真ん前のホテルに泊まるので
荷物を置いて道後の街中を散策
まさに温泉街って感じがいいですねえ.....海外からのお客様もいっぱい



駅前のからくり時計



以前来た時にはなかったなあ.....路面電車「道後温泉」駅にスタバが!



夜のパーティーなので路面電車で街中に出かけます。
といっても道後温泉駅から中心街までは10分少々なのでとても便利
レトロな夏目漱石の「坊ちゃん列車」もあるのですが
もう夕方で運行は終了(残念!)



どこまで乗っても大人160円也



仕事が終わり2番目にして最大の目的=道後温泉を楽しみます。



チケット売り場の窓口がちっさい(笑)



夜もまた雰囲気がいいですね。
120年以上前に建てられたこの本館は
宮崎駿の「千と千尋.....」の湯やのモデルとなったとも言われ



そこかしこにそれらしい雰囲気が.....





撮影禁止なのでここまでが限界
皆さんに全部お見せできずに残念です。



お湯は42度前後の熱め
無色透明で臭いもなく
本音で言うとウチのお風呂と大差なし(笑)
410円で朝の6時から夜12時まで営業しています。

翌朝は早朝から昨日来た道を逆に走ります。
一度くらい自転車で走りたいなあ、しまなみ海道



福岡ー松山 陸路(しまなみ海道)  6時間(途中休憩込み)
福岡ー松山 空路(JAL)         45分+前後1時間
大分の佐賀関ー愛媛の三崎 フェリー 70分+陸路2時間