京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ヤドリギの下で

2015-12-24 20:30:55 | 登り窯(玄窯)
今日はクリスマスイブ。楽しんでいますか~?
こんな日は思い切り楽しまないと、
サンタさんも寒い冬空トナカイのひくソリに乗ってくる甲斐がないと嘆きます(笑)

我が家の大チビも、朝からなにやらツリーのお絵かきをしたり
クラッカーの用意をしたり、ばぁばのお手伝いをしたりと
かなりソワソワしていたようです(笑)

そして話は変わって・・クリスマスといえば
朝日焼きの玄関横に生えている大きなケヤキの木、
実はこれにかなりの数のヤドリキが生えております。

なぜに今日この話題?と思われました?
そもそも何故ヤドリギがクリスマスに出てくるのかというと

ケルト神話・北欧神話ではヤドリギは幸福、安全、幸運をもたらす
聖なる木とされていて非常に縁起の良い植物だったことに由来します。

また北欧神話でヤドリギが神に対し
「地面に触れない限り、誰も傷つけない」と約束したと言われており
その名残で今でもヤドリギは足元には置かないことになっています

そこでヤドリギの小枝を吊るし、その下を通るときに幸福、安全、幸運を願うという
習慣が生まれたことから転じて未婚の男女は幸せな結婚を願い
「ヤドリギの下で出会った男女はキスをしても良い」という習慣が生まれました

と、いうことらしいです。
しかも、断ると翌年結婚を逃すわ、縁起悪い奴~と思われるとか。

縁起悪いって・・!(笑)

その昔、ヤドリギは薬として使われることもあったとか。
出会いのためのヤドリギ、人々を救うためのヤドリギ
どちらも笑顔がこぼれるためにありますね~。

朝日焼きの玄関脇、いらしてみませんか?
ヤドリギが待っていますよ。
ただ、公道の真ん中ほどに行かないと、ヤドリギの真下にならないので
キスはおすすめしません。すぐに薬がいるようになるってのも・ね~(笑)

クリスマス やどりぎ トリビアでした。
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