京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

2023年・宇宙の旅

2023-10-11 15:57:25 | 登り窯(玄窯)
壮大なタイトルで始まりました。
皆様こんにちは。
2023年・宇宙の旅の部屋へようこそ。



皆様の頭の中に、2001年宇宙の旅の
テーマソングが流れましたか?
デンデンデンデンデン・ジャジャーン!
的なやつ?(合ってる?)笑
この光景(細い隙間から漏れ出る光と
黒い丸の中の赤)を見るたびに、
この小さい現象が大きくなると、
宇宙で起こっている事と同じなんじゃないかと
なんとなく思ってしまいます。
多分、全然違うでしょうけれども。
ま、宇宙(SF)を扱う画像の中で使われそう~
っていう、安直な思いだけでつけたタイトルなので、
気にしないでください。(オイ

話を窯道具として戻しましょう。
上の写真の、丸い奴の真ん中に、
赤い丸があるの、あれ、熱せられたレンガが
赤く発色しているところ。
もちろん、ありえへんほど熱いので、
その穴に棒を差し込むと燃えます。
燃えだします。
危ないよ?

時々、ブスブスと煙が上がっているので
慌てて鎮火します。(笑)
整えられた環境で着く火だからこそ、
わらって余裕で消せますが、
皆様は、いろんなところで
棒の先に火をつけたらダメですよ?
火事のもと!
(朝日焼でも、登り窯の前は消防署へ
連絡をしておきます。煙突から出る黒煙を見て
通報してくださる方がいるので。)

えっと、何の話でした?
窯の光とかの話?(違う)
え?ガラス窓から見える窯の中が見たい?


ゼーゲルコーンと色見。
窯焚き最中もお見せしましたが、
見えているゼーゲルコーンの倒れ具合で
窯の中の雰囲気を掴みます。
(温度計は、瞬間の温度しか出しませんから、
窯の中が、十分にその温度で満たされているのか
を知るのには、ゼーゲルコーンが一番)

そして、この窓も薪を入れるとこの通り。


ボーボー
渦巻く炎によって、見えなくなります。
火って、凄い。
そんな景色を繰り返し、
ぜーゲルコーンが倒れたのと、温度を確認し、
窯の焼成が進められます。

頑張った。

今日、窯出しです。イイ窯でした。

窯出しの模様も伝えられたらいいのですが、
何せ、一気に出すので
写真を取る暇がないンデスよね~。
窯出し後の写真が取れたら何か書きますね。
登り窯の話題は、一旦お終い。
明日からは通常の話題に戻ります。

応援ありがとうございました。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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