京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ニョロニョロ

2024-08-17 15:49:00 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、これなんだろうね?シリーズです。
(そんなシリーズはありませんが)笑)


窯詰めされている途中の
『何だろコレ?』君

焔立つ(ほむらたつ)様を表しているのか・・?


上からの目線
中に何かを入れるわけでもなさそうですし・・?
オブジェという事かな?

後日、焼きあがっているのを見ました。


んんっ?」
焼きあがっても分からない(笑)


じごくの業火

とか書き出したら、作者さんに悪いので、
あれかな?
闇夜に見たサンゴのシュルエットかな?
(無理矢理感のある感想)笑


アップ

ただ、白い釉薬と、赤い釉薬
(多分、白マットと透明釉(白い部分)と
鉄系の、天目や飴釉を掛けてあっただろうに
余り、重ね掛けの違いが見られなかったので
どういう釉薬を重ねていたのか、
イメージにばっちり沿ったのか、
出来上がりの感想を
聞いてみたいなとは思いました。


同じ窯で出ていた器
こちらは、天目を掛けて(おそらく)、
縁は釉薬が薄くなったので
黒に鉄赤が浮いた感じになって、
ツートンのようになっています。

これも・・闇夜に泳ぐ金魚?かな?

自分では思いつかない形なので、
そして、あそこまで先端をつんつん作り出して、
崩壊しないという技術はすごいので
使っている写真などが見られたら
嬉しいな。。なんて思っております。

冒頭のつんつん、上手に灯りを入れて
壁際などにともせたら、
面白い影が浮き上がり、
夏のホラーにも行けるでしょうし、
海の底に見立てて涼しげな演出も
出来そうな気がします。

使い方は本人のみぞ知る。ですが。
固定観念にガッチガチになっている
「陶芸で作るモノははこうであらねば」を
ぶち壊す作品に出会えたならば、
またご報告させて頂きます。

『自分だったらこう使うかも』
など、面白い使い方、
思いついたならば教えてください。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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