京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

粘土作り・3

2022-05-19 15:31:35 | 気になるコト
こんにちは。
粘土つくりは今日で最後です。
あ、朝日焼で使う粘土を、
毎回このやり方で作ってはいません。

(昨日までの粘土の様子)

朝日焼きで御本手(ごほんて)を
出すために使う粘土は、
1本8キロを約350本、
夏の間に一気に作ります。

なので、粘土の泥を貯めるプールも、
もっと規模が大きいです。
人が中に立っても天井に手が届かない
深さのタンクが2漕あります。
ポンプでくみ上げて、
移動させ、機械で圧縮して水分を抜き・・と、
ガチの粘土つくりです。
水もたくさん使うし脱水するし、
夏なのに手足が冷えるよ~。
そんなガチ粘土作り(しつこい)笑

話を戻しましょう。
プールに広げられた
粘土の水分がある程度抜け、
お座布団ぐらいに折りたたみ、
さらにもう少し小さくまとめ、
ザルにいれ、
重しをドカンと乗せられている所です。

布が水分を吸い上げ、
重しで圧縮されて水分が抜け。。と、
ぎゅうぎゅうにされている粘土。
出来上がりはもうすぐです。

ここから、
一本8キロになるよう小分けされ、
揉まれてから使います。

この土は、新たに調合された粘土で、
一度に大きな数を作るにはまだ試験中・・
という事で、このような作られ方をしました。
本当は、それぞれの原料が
粉の時からお伝えできたらよかったのですが、
一足遅かった。
もうずいぶん進んでいました。残念~。

今年の夏の大きな粘土作りの時、
詳しくお伝えできればと思います。
んー、粉の時は忘れているかも。
地味ですしね~。
(基本、地味な仕事ばかりですが)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

粘土つくり・3|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 粘土つくりは今日で最後です。 あ、朝日焼で使う粘土を、 毎回このやり方で作ってはいません。 朝日焼きで御本手(ごほんて)を 出すために使う粘土は、 1本8...

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コメント
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