ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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「しない生活」・・小池龍之介さんの新しい本

2014-04-12 15:38:19 | 新聞を読んで
今朝の毎日新聞、新刊の広告欄にこういうのが載ってた。

「超訳ブッダの言葉」の小池龍之介さんの本。

サブタイトルが「煩悩を静める108のお稽古」

そこに・・・・

メールの返信がないと「嫌われているのでは」と不安になる。

友だちが褒められると「自分が低く評価されたのでは」と不快になる。

…自分で自分を苦しめる、

この「妄想」こそが、仏道の説く「煩悩」です。

煩悩を静めるのに役立つのは、

もがいて何か「する」のでなく、

ただ内面を丁寧に見つめる「しない」生活。

ブッダの教えにその作法を学びましょう。

(大きな活字で)「つながりすぎない。イライラしない。

言い訳しない。せかさない。比べない。」

・・・以上広告からの引用です。

朝日新聞の人気連載「心を保つお稽古」待望の書籍化、とあった。

へぇ、朝日に連載されてるんだ。

イライラした時にはっと気づき、イライラしない・・・

言い訳しようとした時にはっと気づき、言い訳しない・・・

せかせる自分にはっと気づき、せかさない・・・

こうなれたら本当に素晴らしい。


メールの返信がないと「嫌われてるのでは」という不安になったときなどに

すぐにその不安を消そうと何かをしようとすることは“しない”、

ということなんかも「しない生活」に入るのかと思う。

湧き上がる不安をなんとかしようとしない。

そんなふうな、しない生活が出来るには、

自分の気持ちが落ち着かないときに、

その心を行動によって解消しようとする自分の心に気が付かなければならない。

そういう意味でも、「内面を丁寧にみつめる」なんだろうなぁ。

「超訳ブッダの言葉」の章には「自分を知る」というのがあり、

その章にもそういうことがたくさん載っている。
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