ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

物事に動じる・動じない

2015-10-03 14:29:59 | ひとの幸福
中学の頃、物事に動じない子だった・・と友人が言ったけど、

どういう物事に動じなかったのか、わからない。

その後の人生、いろんな物事に動じっ放しのような気もする。


この前、何かの時、「どうしよう どうしよう!!」と狼狽えた私を見た、

久し振りに会った友人に「認知症が始まったか」と思われたけど、

幾つかのそういうことには前から動じていた私だったんじゃないかな、と思ったよ。

友はそういう私に会ったことがたまたま無かっただけのことかなぁと。

まぁ、だいぶ脳力が落ちている、という気は確かにあるけれどね。

昨日の夕飯のメニュウがなかなか出て来ないことなんかしょっちゅうだし。


「誰ソレは物事に動じない人だ」・・と言っても、

それを言う人がその物事に関しては動じるので、そういう発言になるのかなと思う。

人によって、動じてしまう物事は違うだろうなぁ。

何に動じているのか・・・

よくよく自分を観てみると・・・見える見える、自分の不安感。

あ~なったらどうしよう!・・・どうしよう、って言ってるけど、

どうしよう“!!”であって、どうしよう“??”じゃないんだよね、これは。

あ~なった時に、どうしようか、考えようっていう冷静な考えから来るコトバじゃない。


不安感が生まれるのは、どうなってもいいという覚悟がないからだと思う。

これは自分はどうなってもいい・・という覚悟であって、

ひとはどうなってもいい、ということじゃないと思うんだけど、

自分が~なる、ということは必ずひとに波及するものだ。


どうなってもいいという覚悟は、やるべきことは全部やりきって、

あとは天命を待つ、という心境なんだろうな。


不安感があるうちは不安感を利用して、

やりたくてやれることはやりきらなくちゃ後悔する。


十分生きて、進歩や成長が要らなくなった死を待つ床では

全ての不安から解放されるんだろうなぁ。







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