ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

今日の締めくくりはこれ???

2010-06-10 | 日記
 久しぶりに英語のクラスがありました。
 バイグーが、先生であるジェニファーに、銀行で働く人のことを、書類に書くときになんと書くのかを質問、そこから1時間ぐらい、その話になりました。
 肩書きは、自分の地位を示し、自慢でもあるから、必ずその中での自分のポジションを書くというジェニファー・・・
 そこまで詳しく書く必要のない書類やそこまで詳しく言いたくない場合もあり、中国語では銀行で働く人という大きなくくりの言葉があるというバイグー・・・
 日本語で言う“銀行員”のような言葉を知りたかったようです。
 結局バイグーは、納得したようなしてないようなでしたが、日本に置き換えて考えると、自分の地位をはっきり示すという欧米と、時には高い地位であっても謙遜する日本との文化の違いだと私はどちらの意見も理解しました。
 
 1回目のショーの後、トレーニングルームで、チャイニーズポールに登る練習をし、ドレッシングルームに戻る途中、ダンに会うと、私の自転車のタイヤのキャップをちょうど付けてきてくれたところで、ポケットをごそごそ、予備の二つをくれました。
 以前私の自転車のタイヤに空気を入れてもらった時に、付け忘れ、なくしてしまっていたキャップ・・・2か月越しですが、覚えてくれていました。
 
 2回目のショーでは、バードパペットのポジションから、来月KAを去るミロの残りわずかとなった演技をずっと眺めていました。
 ちょうどその後、彼の前を通りかかると、“今日はアリサに会わなかったから、病気かと思って、さっきアリサが来てるか聞いてたんだよ。”と声をかけられました。
 私は上から見ていたことを話すと、“僕は見えないんだから・・・”と困った様子でした。
 彼は私がこちらに来てすぐの頃からよく気にかけてくれていました。
 その分、もうすぐいなくなってしまうことを思うと、とても淋しくなりました。

 そんな色々なことがあった今日一日を振り返りながら、帰り道、自転車を走らせていると、パトカーが私の横に止まり、警察官が手を上げました。
 どう見ても私しかいなかったので、すぐに自転車を止めました。
 “No weapon(武器)?”と聞かれ、思わず、“えっ、私?ん、あなた?”と聞き返してしまいましたが、どう見ても怪しくない私に、二人の女性の警察官はフレンドリーに話し始めました。
 私は歩道を車と逆の方向に走っていたので、反対側に渡って、車と同じ方向に走るようにと言われました。
 少しドキッとしましたが、優しく話してもらえて良かったです。

 色々なことがあった今日一日の締めくくりはこれ?と思いながら、言われたとおり道を反対側に渡り、自転車を走らせました。
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