ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

もしもバトンができない環境だったら・・・

2010-06-16 | 日記
 明け方は、首から背中にかけて痛みを感じ、よく眠ることができませんでしたが、お昼頃起きると、少し良くなっていました。
 
 トレーニングルームで、いつもより時間をかけてストレッチをし、軽く様子をみる程度にバトンを触りました。
 ピラティスもフィジオから先生に状況を伝えてもらえていたので、今日は上半身を動かさずに出来るものを、軽い負荷で行いました。
 それからフィジオで診てもらい、今日は軽い内容のものだけでショーに出ることになりました。
 その後、ほぐしてもらいましたが、長い時間同じ体勢でいたため、すぐに動けず、しばらく自分で調整してから起き上がると、その様子を見て、ショーに出ない方がいいのではと言われました。
 身体を動かしていれば、そこまで痛みはないということを話し、結局予定どおり軽い内容でショーには出ることになりました。

 ショーの途中、リガーのホセに、ポスト&ビームスのアクトをしなかった理由を聞かれ、事情を説明すると、昨日自転車のブレーキを直すのを手伝ってくれた彼はブレーキが効きすぎたためだと思ったようで、大笑いしていました。

 アリソンから、来週末でKAを去り、フランスに帰ることを突然聞きました。
 ここにいる間、自分の専門のチャイニーズポールができなかったことが大きな理由で、フランスに帰って、またトレーニングをしたいそうです。
 私は彼女の気持ちがとても良く分かりました。
 もし、私がここで、バトンができなかったら・・・
 今2週間に一度バトンで演技させて頂くことができていても、やはり自分の専門のものには毎日触れたい・・・
 彼女はその練習すら出来ない環境だということ・・・
 彼女は、私がこちらに来てすぐの頃、自分の経験から、ショーの中での準備などをとても丁寧に教えてくれ、“自信を持って、私がお客様を楽しませようって思ってショーをするの・・・”と話してくれました。
 そんな彼女がいなくなるのは、とても淋しく、残念ですが、彼女のやりたいことができる環境にこれから戻れるのであれば、彼女のこれからを応援したいと思いました。
コメント
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