ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

ジャニンへの歌

2011-10-29 | 日記
 ハロウィーン前のお仕事最終日、ワードローブの前には、変装したマネキンが飾られ、何人かのアーティストからお菓子ももらいました。
 ショーで使っているフルートのうちの1本のコーティングが少し剥がれてきていたので、プロップスに交換に行くと、プロップスの皆さんがお部屋の前で、変装し、今日はお仕事モードでないことを思い出しました。
 “中は真っ暗だから、5時頃来てくれる?”と言われ、フルートの方は後からということにし、飾られたお部屋に入ると、そこは宇宙空間・・・さすがプロップスの皆さん・・・職業柄の発想力と制作力に楽しませてもらいました。

 プロップスから戻り、すぐにトレーニングルームでバトンの練習を始めました。
 再来週に、ライト付きのステージでのリハーサルがあり、ショーでもさせて頂けると言うことを聞き、それに向けて、通しの練習を何度もしました。

 今日は、クリエーションから参加され、これからモントリオールで始まる新しいプロジェクトに参加することになったミュージシャンのジャニンの最後の日でした。
 ショーとショーの間にアーティスティック・コーディネーターからみんなのサインの入った額が渡され、その後、サミーのギターに合わせて、シンガーのロッシェルがジャニンのために作られた歌を披露しました。
 透き通る美しい声がとても素敵で、鳥肌が立ちました。
 暖かく包み込んでくれるお姉さんのような方で、とても淋しいですが、新しいことへの出発をお祝いし、素敵な日々になることをお祈りしました。

 森のシーンからドラムズ・オブ・ワーをする際、森のシーンで使っているハーネスを他のアーティストにラックまで持って行ってもらいます。
 先日お願いしたトリにも“アリサのハーネス、小さくて人形用みたい!”と言われましたが、今日お願いしたアリアにも預けた瞬間、“軽いっ!”と言われました。
 ちょうどその場にトリもいて、子供用みたいだと笑いました。

 2回目のショーのドラム・ズ・オブ・ワーで、ドラムを叩いている最中、ドラムを叩くスティックの先についている毛でできたカバーがずれ始めていることに気が付きました。
 途中で直すこともできず、気にはしながら叩き続けると、最後の一叩きで完全に外れてしまいました。
 4階の位置から、客席には飛んで行かず、ドラムの上に落ち、ほっとしました。
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