ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

頭とご対面

2010-04-13 | 日記
 かつらのフィッテイングの予定が入っていたので、朝のゆっくりする時間はなく出かけました。
 出来上がったかつらを合わせるのかと思っていたら、頭にナイロン袋をかぶせられ、テープでピタッと頭の形にとめられました。
 その上から、髪の毛の生え際のラインや耳の位置などをマジックで描き、細かくサイズを測りました。
 私の頭のサイズに合わせたかつらをこれから作って下さるそうです。

 ポスト&ビームスのトレーニングでは、打撲の軽減に、パッドをつけて練習しました。
 今日はまた新しいものを練習しました。
 1回のスイングでもとのレイルに戻らず、2回目で戻る練習・・・これはそれほど大きな違いはありませんでした。
 もう一つは、スタートのポジションの時点で、レイルに足を引っかけて、逆さまになった状態・・・これは、そのポジションに慣れるのに少し時間がかかり、そこだけを数回練習し、ようやくレイルから手と足を離す決心がつきました。
 スイングした瞬間、今日も横で教えてくれていたサスーンは大喜びでした。
 そして、今日は軽い打ち身だけで練習を終えることができました。

 タピルージュと呼ばれる週初めのミーティングの最後に、アーティスティックコーディネーターに私を含め3人の名前が呼ばれ、エピローグでふざけていたから、終わってから来るようにと呼び出されました。
 もちろん、身に覚えのない私は目が点・・・聞き間違いかと思い、隣にいたマチュウに確認すると、“何したの???”と逆に聞き返されました。
 結局、呼び出したい3人の名前を続けて呼んだだけで、私は別の要件でした。
 ドレッシングルームに戻ると、“間違いでしょ?アリサがそんなことする訳ないよ・・・”とか、逆に冗談で笑いながら、“エピローグで踊りながら手を振ってたの?”と、私にはあり得ないことだとみんなが思ってくれていたことが分かり、安心しました。
 そして、私への要件は、ダイアナのバトンの部分を、私のしたいことにアレンジしましょうということでした。
 
 ショーが始まる前、ワードローブの上の方が私に声をかけてきました。
 先日作った頭の型ができたようで、モントリオールに送るので、その前に見ておきたかったら、今見に来るようにとのことでした。
 衣装に着替え、準備を済ませ、早速私の頭とご対面・・・眠っているような表情で、不思議な感じがしました。
 記念撮影をし、モントリオールへと旅立つ私の頭に別れを告げました。
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