歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

党利党略

2008年12月20日 | メモいろいろ
麻生内閣の支持率、10パーセント台後半に。ここにきてまた下がったのはこれはもう、雇用不安のせいでしょうね。麻生さんには気の毒だけどしかたないよ。自民党にとっては身から出た錆でしょう。だって、今、非正規労働者が全労働者の三分の一なんでしょう? 不況になれば真っ先に切られるのはそういう不安定な立場で働かされている人たちだってことは目に見えてたはずですよ。で、今はこういうふうに急激に不況になってきて、そのせいで非正規切りのことをマスコミが取り上げて、それで非正規労働者のつらい現実が明らかになったわけですが、これがもっとじわりじわりとくる不況だったら、マスコミも取り上げてなかったかもしれない。それはそれでおそろしい。

かといって民主党の今回の雇用法案の出し方もなんだかなあ。成立可能性ないんだもの。それが分かっていてあんなのを出してくる得体の知れなさがキライ。民主党の直嶋さんというえらい人が、〈一部のマスコミは今回の法案提出について民主党の党利党略だと言っているけどそういうことではありません〉と言っていましたが、でも世間は〈党利党略〉と思うでしょ。それにひきかえ、審議が尽されてないといって、自民党といっしょに参院の委員会の採決に反対した共産党の態度は好感が持てますよ。共産党員ふえるはずだよ。

ところで直嶋さんが言っていた〈一部のマスコミ〉ってのはどこですか。産経ですか? 讀売? 気がつかなかったけど意外とNHKかな? わたしは毎日、讀売、朝日の順でしょっちゅうウェブサイトを巡回してるんですが、産経のサイトはあんまり見に行かないの。なんでかな。肌に合わないと言うか。

朝のNHKのラジオを聴いていると、「長崎県」を、誤って「長野県」と読むキャスター、アナウンサーが耳に付く。もうちょっと気をつけてください。

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