歌わない時間

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ホグウッド『バッハ_フランス組曲』

2012年03月07日 | CD バッハ
J.S.Bach
French Suites BWV812-817, 818a, 819
Christopher Hogwood
POCL-4176/7

1983年録音。67分06秒/66分42秒。L'Oiseau-Lyre。6曲の『フランス組曲』に加えてBWV818a、819も収録。

ホグウッドがチェンバロを独奏しているCDはごく少なかった。ブランデンブルク協奏曲を弾き振りしたり、アンサンブルで通奏低音のチェンバロを弾いているのはあるが、独奏盤ですぐ思いつくのは、ほかにはバードがあるくらい。この2枚組のバッハは、チェンバリストとしてのホグウッドの代表盤だそうです。

わたしはバッハをそんなに知らないし、まして『フランス組曲』を聴いたのもこのCDが初めてで、ホグウッドのチェンバロ演奏の特質についてもえらそうなことは言えないんですが、とにかくゆったりと聴いていられる音楽であり演奏だと思う。ホグウッドは指揮者としては妙に四角四面な棒の振りかたでニュアンスに乏しい人ですが、チェンバリストとしてはいいですね。歌うべきところでよく歌えてます。

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